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#1 スペイン到着 (0-2)

できるだけこまめに、少しずつ、この貴重な1年について書く形を試してみる。いつも購読しているあかしゆかさんのnoteみたいな型をやってみます。

#1-0 日本出発の日

6月24日(土)発の飛行機で、バルセロナに向けて出発。ターキッシュエアラインズのフライトなので、イスタンブール経由。家族や友達がわざわざお見送りにきてくれて、とても嬉しかった。
イスタンブールまで13時間くらいのフライトだったけれど、通路側で、隣の席が空いてたので広々使えて、思ったよりもつらくないフライトだった。
イスタンブール空港は(たぶん)初めてだったけれど、トランジットの時間もあまりなかったので、あまり空港は見て回れなかった。ただ、Wifiが1時間しか無料で使えないのはよくないと思う。しかも、無料のWifiをつなぐにも専用マシンでパスポートをスキャンして、個別のパスワードをもらわないといけない仕組み。日本人のおじさんがWifiにつなげなかったみたいで、助けてあげたらスタバのカフェラテをプレゼントしてくれた。時差ぼけ解消のためにも、カフェインを摂取したいところにもらえてとても嬉しかったけれど、グランデはさすがにお腹がタポタポになった。
バルセロナ行きのフライトでは、可愛い4歳くらいの男の子が隣の席だった。たぶんトルコ語?で懸命になにかをわたしに伝えているのだけれど、何もわからないからWow!!みたいなリアクションをしていたら、すごく照れていた。とても可愛いバイバイをして、無事バルセロナに到着。
入国審査がゆるすぎて、拍子抜けした。

#1-1 逆カルチャーショック

とてもラッキーなことに、現地のお友達がタイミングよくピソ(住む場所)を紹介してくれたので、初日から”自分のベッド”で寝ることができた。同居人は、わたしの友達(P)の友達(A)でもあるので、安心感がある。これからもっといろいろ話して、仲良くなれるといいな。
Pは日本に留学していたことがあって、バルセロナに戻ったときに逆カルチャーショックを受けたという話をしていた。どうやら、バルセロナに戻る飛行機が、スペインの水球チームと一緒だったようだ。そのチームが大会で優勝したから、もう帰りの飛行機がお祭り騒ぎだったらしい。しまいには、ビールファイトをしてしまう始末。日本の選手団がやったら大炎上する気がするけれど、スペインではそんなにネガティブなニュースは出ていなかったらしい。
そして、ヨーロッパ人のステレオタイプみたいなのを教えてもらっておもしろかった。

#1-2 生活基盤を整える

はじめての月曜日。同居人は、日中は仕事で留守にしているし、恋人や友達も仕事やそれぞれの予定があり、今日は会わない。この2日間はずっと助けてもらってばかりいたけれど、少しずつ自分でも、動いていかないといけない。今後を考えてとても不安になったけれど、ゆるゆる進んでいこう。とりあえず、スペインの銀行口座を開設すべく、N26というオンラインバンクの申請をしてみた。今週中には、SIMの契約とかジム入会とか、少しずつ進めていきたいな。
家の近くをお散歩しながら、ちょっとだけ買い物をした。お茶を入れるためのティーポットや、ボディクリーム、固形歯磨き粉なんかを買った。いろんなお店に入ったけれど、やはり笑顔で話してくれる人がいるお店には通いたくなる。
近所にもいくつかバルクショップ(量り売り専門店)やオーガニックコスメのお店があるので、見ているだけでも楽しい。洗剤やシャンプー、ボディソープまで数十種の量り売りショップにいったら、お店のおばさんがとても愛想のいい人で、話しているだけでもとても楽しかった。
商品をかったら「プレゼント用ですか?」「いいえ、自分用です。一昨日ついたばかりなので」という会話から、カタランのフレーズをいくつか教えてもらったり、カタルーニャの建築とかグルメのおすすめスポットを教えてもらったり、、、
たとえそれが「客とお店」の関係だったとしてもすごく気分が明るくなる。そういう人がいるお店に通いたくなる。やっぱり”温度”が感じられる商売がわたしは好きなのだと思った。本当に接客とか、人を相手に仕事している人はすごい。

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