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金欠すぎて困った!人生で初めて質屋を利用してみたが…。

こんにちは、あるいはこんばんは。
リョウくんです。

話はクリスマスの前夜まで遡ります。
僕には二人の娘がいるんですが、
そんな僕はこの日、意外な事実を知ったんですね。

『サンタさんは、世のパパやママに業務委託をしてくる。』

皆さんご存知でしたか?
サンタクロースという、白い髭を生やしたあのおじさん。
あのおじさんは、自分が世界中の子供達にクリスマスプレゼントを配るのに
人手が足りないからという理由で、
一方的に業務委託をしてくるんですね。

こりゃたまげた。

さて気を取り直して僕はクリスマスプレゼントを用意しに出かけました。
街までのバスに乗りながら、ところで手持ちはいくら程なのか。

1943円。

これじゃ何にも買えんよ。
さあどうしましょう。

終点でバスをおり、見かけたのは『質』のマーク。
これは経験がてら行ってみても良いかもしれないと、
質屋のドアを開いてみました。


想像していた質屋

なんでしょう、質屋ってすごく怖くないですか?
僕だけかな??

何年か前に読んだ漫画なんですが、
歌舞伎町の質屋の漫画で、半グレの鑑定士と反社、ポン中、
お水の子達がふんだんに出てきてそこに人間ドラマが
生まれる物語と結構なアングラ具合。

そんなイメージしかない質屋。
そもそもカタギの商売なのかもこの時点の僕はわかっていません。

しかし娘のためなら何でもできるパパ。

反社が怖くてパパができるかい。
そんな気持ちで突入してきたわけです。


実際の質屋

まるで道場破りの気分で入った僕。
それに反して清潔感があり、明るい雰囲気の店内。

しかし店内には人の気配はありません。

カウンターにはチャイムがあり、
どうやら店員さんは常駐していない様子。

チャイムを押して間も無くすると、
とても爽やかな青年がいらっしゃいませと出てきました。

拍子抜け。

それはそうです。
僕はただの漫画の読みすぎ症候群なだけ。

初めての利用と伝えると、丁寧に説明をしてくれました。


質屋の仕組み

質屋の仕組みはとても単純で、
自分の預ける品を”質草”といい、この質草の価値に応じて
現金を融資してもらえるという仕組みです。
特に審査もないので、成人していて、身分証があれば誰でも借りれます。

店舗によって違いますが、大体2ヶ月程度現金を融資してもらえます。

注意しなければならないのは
流質期限というのが決まっており、この期限を過ぎてしまうと
預けた品が返ってこなくなってしまいます。
事前に連絡をすると、期限を延ばしてもらえるところも多いみたいですね。
また、利息だけ入金して延長して借りることも可能みたいです。

利息は預けている期間中に発生します。
融資の金額にもよりますが、今回僕は1ヶ月で9%の利息が発生するようです。

融資をしてもらった際に、質札というものをもらいます。
これが引換券のようなもので、
返済の時にこの質札を持って行くみたいです。

実際の質草

期限までに利息と返済金を持って行けばいいので、
計画的に利用すればとても便利ですね。


使ってみた感想

初めてで不安な面が多かったですが、
分からないことは質問してみるとしっかり教えて貰えましたし、
利息が高いわけでもなく、安心して利用できるものだと感じました。

今回預けたのは、買い値19万円の時計。
急なことでギャランティや付属品などがない中、
8,000円の値段がついたのはかなり良心的だと思います。

ぜひ皆さんも、本当にお金に困ったときに売らないで
預けるという選択をしても良いのではないでしょうか?

今回利用させてもらったのは下記の店舗。
とても親切で、安心して預けることができました。
札幌在住の方はぜひ機会があれば使ってみてください。

ま、お金を借りる機会なんて無ければないだけいいですがね。


サポートして頂いた分は、娘に美味しいものを食べさせてあげるために使わせていただきます。