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「片付け」の本当の意味とは?

わたしは片付けが苦手。
断捨離もときめく片付けも試したけど、挫折。
片付けできるようにはなりたくても、どうでもいいやって思ってた。

だけど、今日しめ縄とかしめ飾りの片付けについて記事を書いていたら、すごい発見してしまった。

お正月のしめ飾りは、松の内を過ぎたら、どんど焼きでお焚き上げしてもらう。
お正月飾りは、神様の宿る依代だから、丁寧に、片付ける。

片付けという言葉は、文字通り「片をつける」区切りをつけて、次に進む。
お札やお守りも、一年経ってお役目が終わったら、感謝を込めてお焚き上げする。

家にあるモノも、それと同じか。

極端に言えば、鼻をかんだティッシュだって、鼻をかむというお役目が終わったら、しっかりゴミに出して、焼却炉でお焚き上げしてもらわないといけない。
ありがとう、助かったよ。って。

片付けの本によく書いてある、感謝を込めて手放すって、そういうことか。

所詮、ゴミでしょ。いらないものでしょ。臭いモノに蓋をするみたいに、私の前から今すぐ姿を消して。ではなく、
そのモノも、少なからず、わたしや家族のために、役立ってくれた過去があるのだ。

お菓子の入ってた袋だって、わたしたちの口に入るまで、清潔に中身を保ってくれてた。美味しそうだなってワクワクさせてくれた。

子どもが欲しがってすぐ飽きちゃったおもちゃも、そのときのワクワクを与えてくれた。

家の隅に溜まっちゃうホコリでさえ、わたしたちを暖かく包んでくれる、衣類や布団があるから生じるもの。

全てのモノにはお役目があって、それぞれ何かしらわたしたちの役に立ってくれていた。
そう思ったら、イライラしながら片付けることもなくなるかも。なんて。


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