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話題の本『DIE WITH ZERO』が私に刺さらなかった理由

話題の本『DIE WITH ZERO』が図書館にあったので、借りてみた。

「人生で一番大切なのは、思い出を作ることだ。」と表紙の裏にあった。
ふんふん、その通りだよな。

さくっと読めた。
・・読了。なぜだ?もやっとする。

しばし考えると、
「あぁ、おそらく、私はこの本のペルソナではなかったからだ。」と気づいた。

あとがきにこのようなことが書いてある。

この本はゼロで死ぬという目標を持つことで「なにも考えずに働き、貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしていたこれまでの人生を変え、できる限り最高の人生を送れるようになる」

私は、何も考えずに働いてないし、貯蓄もない。(おい!笑)
本のなかにあった「いまの年齢の子どもと過ごす時間は今しかない」といったことだって、毎日骨身にしみながら子育てしているし、人生について考えるのが好きだ。

だいたい、ほぼワンオペで5人子育てしながら仕事していたら、仕事と家庭のバランスなど嫌でも考えざるを得ない。
むしろ、もっとお金を稼いで自立したいし、稼がないとヤバい(笑)
(旦那がお金を稼いでくれるから、子どもたちと時間を過ごせることは感謝している)


とはいえ、自分にも取り入れられそうと思ったところがあったのでメモ。

・「金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ。」
→たしかに、何回思い出しても幸せを感じる経験がある。

・スタバのコーヒーを毎日買っているあなたへ
「少なくとも、この習慣がなければ、他に何ができたかを頭の片隅において、毎朝のコーヒーを楽しんでみてほしい」(浮いた金を懐にいれるのではなく、楽しい経験に使おう)
→楽しい経験のためになら、我慢できそう!

・「自動運転モード」をやめて、自分の行動について積極的に考えよう
単に働くことが習慣になっているだけ。
→習慣になって自動運転になっていることが日常にもありそう!

・「タイムバケット」
自分は残りの人生で何をしたいのかを書き出す。
現在をスタート地点にして、予測される人生最後の日をゴールにする。5年または10年で区切る。
この区切りがやりたいことを入れる、時間のバケツになる。
重要な経験、死ぬまでに実現させたいと思っていることすべて書き出し、時間のバケツに入れていく。
(リストを作成するときは金について考えないこと)
このリストはあなたという人間を表す。(「どのような人生を送りたいか」)
→ぼやっと思っているだけなので、書き出してやってみよう。


ライターをやっていてよかった、と思った。
たしかに刺さる人には、人生変える一冊になるだろうこの本、
ペルソナについて知らなければ「期待はずれだったな…」となっていただろう。

自分の本を書く時も、ペルソナをはっきりさせた方がよさそうね。といい勉強材料になったのでした!

ZEROで死ぬかはともかく、経験や思い出を作ったり、人生について考えることは大事よね。
最近じっくり考えていなかったので、書き出して考えようと思います♪


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