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【プロ野球】2020年 埼玉西武ライオンズ 1軍選手の通知表【野手編】

プロ野球シーズンも終わりを迎え、来季まで少し寂しい時を過ごすことになるオフを迎えました。

そんな折、退屈なオフの少しもの暇つぶしになればと思い、2020年埼玉西武ライオンズの1軍出場選手たちの通知表を某MLB雑誌っぽく書かせていただきます。

ゴリゴリの主観で付けさせていただいた成績については色々あるかと思いますので、引用リツイートなどで教えていただけたら、お互い楽しく本noteを見ることができるのではないかと思います。

今回、投手編と野手編の2部に分けております。前回は投手編をやりましたので、今回は野手編をご覧ください。

※前回の投手編はコチラ↓※

※通知表成績ランク※

A…素晴らしい
B…頑張りました
C…可もなく不可も無く
D…まだまだ
E…残念です

上記くらいのニュアンスで受け取ってください。

NO.1 森友哉 (#10 C/DH)

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昨季MVPも今季はその打棒が嘘のようなシーズンを送った。開幕の遅れやハードなポジションでフルシーズン戦った昨季の疲労もあっただろう。それでも守備では強力な勝ちパターン、若い先発陣を引っ張り奥義の要として守備では少なからず存在感を示す事が出来ていた。

NO.2 岡田雅利 (#2 C)

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不調の正捕手を支えるようにマスクを被り投手陣をリードした。打撃成績はもちろん褒められたものでは無いが、守備や犠打で目立たないがチームには必要な働きを何度も見せ、打低投壊に沈みかけるチームの崩壊を踏みとどまらせた1人と言えるほどの活躍だった。

NO.3 拓殖世那 (#37 C)

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いきなりチャンスを得たルーキーキャッチャー。強肩も守備、ホームランを2本放ったパンチ力のある打撃で、インパクトのあるルーキーイヤーを過ごした。岡田に加えて打撃の出来次第では森まで脅かす存在になれそうな楽しみな選手と言える。

NO.4 水口大地 (#0 IF)

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今シーズン9月6日の日ハム戦で3シーズンぶりの一軍での安打を記録したものの、出場試合数は7試合に留まり、軒並みレギュラー陣が不調の中もその穴を埋めるような存在にはなれず、11月13日球団より戦力外通告を受けた。

NO.5 山川穂高 (#3 IF/DH)

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本塁打こそ4年連続の20本以上に乗せ、流石の打力を見せたもののトータルでは不振を極めたシーズンとなった。さらには8月9日の日ハム戦で空振りをした際に足首を負傷。シーズンを通してその影響は尾を引き、10月31日に登録抹消、シーズンを終えた。

NO.6 山野辺翔 (#4 IF)

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昨季より大幅に出場機会を拡げた2年目の内野手。2試合連続でサヨナラ打を決めるなどインパクトを残した。しかし、トータルで見た時に社会人出身の2年目ということを考え、不調のレギュラー陣に一石を投じたとは決して言えない成績だった。

NO.7 外崎修汰 (#5 IF/OF)

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昨年より打撃成績を落とした山賊打線だが彼も例外ではなく、長打が激減してしまった。それでも全試合に出場を果たし、4年連続で20盗塁を達成。守備でも内野に外野とフル回転しチームの屋台骨として、苦しむチームを支える活躍を見せた。

NO.8 源田壮亮 (#6 IF)

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他レギュラーが軒並み成績を落とす中で、唯一トータルでの成績を落とさなかった。隔月で調子が上下し、流動性のない打線の中では役割を果たせないことも少なくなかったが、沈黙する打線の中で1人奮闘しルーキーイヤーから4年連続で.270以上の打率を残した。

NO.9 呉念庭 (#39 IF)

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2016ぶりのシーズン2桁安打を記録。山川が怪我や不調でスタメンを外れる中、メヒアの控えとして一塁を守った。それでも山川や不調のレギュラー陣の穴をカバーするには至らず、5年目としては物足りない数字に終わってしまった。

NO.10 山田遥楓 (#52 IF)

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今季はシーズン中盤に1軍登録されて8試合に出場。1軍に昇格した7月15日の楽天戦で途中出場すると安打を放った。しかし約1か月で抹消となり、チャンスを生かしきれなかった。2軍では62試合に出場、キャリアハイの打率.288をマークし成長の跡は残した。

NO.11 中村剛也 (#60 IF/DH)

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今季右手首のコンディション不良があり、打撃の不調などで79試合の出場にとどまったベテラン。軽やかな足運びと柔らかなハンドリングを活かした守備は健在だったが、夏に上げてくる打撃も今季は一向に上向かず、同期の栗山とは対照的な1年となった。

NO.12 エルネスト・メヒア (#99 IF/DH)

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直近3年で本塁打34本に終わった不良債権も大幅減俸で迎えた今シーズン。山川の不調で空いた一塁を埋め、2017以来となる2桁本塁打を記録。対戦チームによって極端に得意不得意が別れ、助っ人外国人としては使いにくさを残したシーズンとなった。

NO.13 栗山巧 (#1 OF/DH)

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キャリア最多タイとなる12本塁打を放ち、OPSもチーム3位を記録。持ち前の勝負強さと熟練した打撃で、打低に沈むチームを救う一打を放ち続けた。若手や外国人の手本ともなり、試合内外で多大な影響をチームに与え続け、精神的支柱として大きな存在感を放った。

NO.14 金子侑司 (#7 OF)

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秋山(現レッズ)が抜け1番センターとして開幕を迎えた今季だったが、状態が上がらず首の故障もあり打率1割台に低迷。7月に抹消となり、8月に復活するも1番としては出塁率が低く、盗塁も今季は14にとどまり、全体的に物足りない成績に終わった。

NO.15 木村文紀 (#9 OF)

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今季ある意味最も安定した成績を残した男。開幕戦で逆転の満塁本塁打を放つなど、印象に残る活躍も見せ結局鈴木や川越ら若手にその席を譲ることなく、1軍でプレーし続けた。確実性がついてきたらチームの外野手でもトップクラスの信用度を得ることができる。

NO.16 コーリー・スパンジェンバーグ (#22 IF/OF)

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今季新加入した鋭いスイングと高い身体能力、内外野守れるUT性能が持ち味の選手。様々な打順・ポジションをこなし最終的に打率.268、15本塁打、12盗塁を記録。一方で、断トツリーグワーストの150三振を喫し確実性に課題を残した。

NO.17 鈴木将平 (#46 OF)

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開幕一軍に入り7月7日からスタメン入り。11日のロッテ戦でプロ初本塁打も記録。しかし8月に入り状態を落としベンチスタートも増え、9月5日の日本ハム戦で負傷し長期離脱となった。状態を長く落とさないための引き出しを増やすことが来季への課題だ。

NO.18 西川愛也 (#51 OF)

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今季1軍初昇格を果たした外野手。昇格した8月16日の楽天戦で出場を果たし、8回1死一二塁からプロ初安打初打点となる2点タイムリー二塁打を放った。その後は出場機会に恵まれず、3試合の出場で1安打で終わったものの、プロでの1歩を踏み出した1年となった。

NO.19 愛斗 (#53 OF)

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そろそろ開花の待たれるプロ5年目の外野手。今季はシーズン終盤まで昇格の機会がなく、初昇格が10月30日となった。7試合に出場し14打席に立ったものの、2安打を放つも長打は0に終わ理、ファームでチームトップの本塁打を放った長打力は生かされることはなかった。

NO.20 熊代聖人 (#58 IF/OF)

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あらゆるポジションを守り、ムードメーカーとしてもチームを支える。打者として多くは期待できないものの、守備固めで出場した時は高い身体能力と経験値に裏付けされた活躍を随所で見せた。その守備力を長い時間発揮するためにも打力での活躍も見せたい。

NO.21 戸川大輔 (#65 OF)

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クセない構えから鋭い打球を飛ばす期待の外野手。秋山の移籍などで外野の席が空いたが、そこへ食い込むことはできなかった。機会が少なかったといえばそうだが、鈴木のように少ない機会をモノにする選手もいる。機会を逃さず来季はレギュラーに食い込みたい。

NO.22 岸潤一郎 (#68 OF)

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ついにプロ入りを果たした甲子園のスター。今季は7月5日に一軍に初昇格し、その日のオリックス戦で8回裏に中村剛也の代打で初出場を果たした。来季は念願のプロ初安打を放ち、手薄な外野争いに参戦し貴重な右打ちの外野手としてスタメンに名を連ねたい。

NO.23 川越誠司 (#72 OF)

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打者転向2年目にして開幕一軍を掴み取った。6月28日のソフトバンク戦で初出場。7月23日のロッテ戦ではスタメン起用を果たし、プロ入り初の2ランホームランを記録。豪快なスイングと高い身体能力よる守備は大きな魅力だが、打撃の確実性に大きな課題を残した。

NO.24 高木渉 (#73 OF)

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今季は8月11日にシーズン初昇格。13日楽天戦でプロ初安打。故障のため一旦、二軍降格も9月12日に再昇格。地元・福岡での試合でバックスクリーンへのプロ初本塁打を放った。1軍に長く帯同し、経験を積めば早期に外野レギュラーを勝ち取ることも可能だろう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回は投手編として、今季1軍で出場した野手について、成績を付けました。出場機会の少ない選手やプロ年数の短い選手は成績をつけるのにめちゃくちゃ悩みました。

まぁ独断と偏見なので「こんなもんか」くらいで見てください。

確かに全体的に野手は成績を落とした選手の多い今シーズンでしたが、レギュラーの不調が続く中で少しでもレギュラーに手を掛けた選手がいたり、バックアップとしての起用ながらもルーキーから1軍出場を果たした選手もいたりと爪痕を残した選手は昨年よりも多かったのではないだろうか。

さすがに全選手やるのはファームの試合をあまり見ていない自分にとっては酷だったのでやめました。

某○ラッガー風の作りになっているので、やんわりそんな感じで楽しんでいただけたら幸いです。

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