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DLP(Data Loss Prevention)

■■セキュリティ用語擬人化プロジェクト Vol.19■■

お金の流れを常にチェックしている経理課のお姉さん。ルールに厳しく、お偉いさんや営業部などから大目に見てと言われても頑として受け付けないその仕事ぶりは周囲から疎まれてしまうことも多いが、上司からの信頼は厚い。
細かい消耗品の購入までも非常に厳しく彼女に追及されるため、社内の無駄な印刷や文房具の購入までかなり削減されているようだ。
実はお酒が大好きだが、仕事中張りつめている分退社後は気が緩むのか、酔って大きな失敗をしたことがあるらしく最近はもっぱら自宅に帰って日本酒を嗜んでいるようだ。どんな失敗だったかは絶対に言えないと口をつぐんでいる。

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「ダメなものなダメです。ルールですから。」

DLP(Data Loss Prevention)とは、機密情報や重要なデータの紛失や漏洩を防ぐシステムで、重要データと認定された情報の送信やファイルコピー、プリントアウトなどを制限することにより、機密情報の流出を防ぎます。
従来の情報漏洩対策は、すべての情報に対する統一的なルールや、情報を扱うユーザによって漏洩を防ぐような特定の動作を行うものでしたが、DLPは特定された機密情報のみを対象とします。
顧客情報や構成員ののマイナンバー情報など、組織が守るべき機密情報は増しており、このようなシステムと運用ルールを上手く組み合わせたセキュリティ対策が必要です。

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