マガジンのカバー画像

盛岡生活記

35
日々変わる盛岡、その時々の風景を忘れてしまわぬよう今日もnoteに盛岡を綴っています。いつか自分が読み返した時、誰かがこのnoteを読んでくれた時、 その風景を思い出せるように。
運営しているクリエイター

#盛岡市

今年のさんさ踊り、通常開催なんだね

私が住んでる岩手県盛岡市における夏の風物詩「盛岡さんさ踊り」が、今年4年ぶりに通常開催するらしい。 コロナ禍の間は聞こえなかったさんさ太鼓の音が聞こえるようになるのは嬉しいね。 しまい込んでた浴衣を引っ張り出して、帯はどれにしようか髪飾りは何付けようかなどと今からわくわくしている人が沢山いるんだろうなぁ。 私もコロナ禍になるまでは毎年行ってたし、なんなら今の旦那氏と付き合うきっかけになったのもさんさ踊りだし。 4年ぶりの通常開催は、盛岡市民にとってハッピーなニュース。

松の内も過ぎまして

明けましておめでとうございますの挨拶、もう遅いかなと思いつつ、今年初めて会った人には思わずこう言ってしまう。 新しい年の始まりです!なんて、ネットやメディアが盛り上がってたのはほんの10日前なのにね、もうすっかり「新年の特別感」は消え去り、良くも悪くも普通の日が戻ってきちゃったね、おかえり日常。 2022年初投稿、さて今年はどんな風に過ごそうかしら。 約2年ぶりに再会した親友Sと今年について話した時、頭に浮かんだのは「写真を撮ること」と「文章を書くこと」だった。 この

Ciita

穏やかBGM、温かみのある内装、窓から柔らかく入る日差し 時間がゆっくり流れる条件ってこれではないかしら。 ◇ 盛岡市前九年にあるCiitaというカフェに行ってきました。 館坂交差点の近く、車通りの多い道路に面した場所にあります。 外観はぱっと見「普通のおうち」という感じ。(良い意味で、です!) 壁に店名が書いてあるんですよ、書体かわいい 中に入ると、木のぬくもり溢れる家具に間接照明、小ぶりな棚にみちっと置かれた書籍たち、窓際に並べられた食器の数々に目が留まりま

一気に

冬本番になりました、盛岡。 一晩で街は真っ白になり、気温はあっという間に氷点下。 ここが首都圏ならば全国ニュース並みの出来事なんだろうけど、東北ですからね。 雪かき用のスコップやスノーダンプはみんな持ってるから慌てることなく雪かきしてるし。 雪道だってなんのその、滑りにくい仕様のブーツ履いてなに食わぬ顔で通勤・通学。 よく東京なんかだと雪の積もった道で転んでる人をニュースで流したりするけれど、映像見る限り、「そんな踵から着地するような歩き方したらこけるに決まってるべ

もりおかプレミアム付商品券使ってみた

ついに我が家でも買っちゃいました、プレミアム付商品券ってやつ 1人あたり最大5万円分まで購入できて、実際は6万円分まで利用できるし、使えるお店もスーパーやら飲食店やらめちゃくちゃ沢山あるってことで購入 ▽上手に説明できないからリンク貼っとく http://www.city.morioka.iwate.jp/jigyousha/sangyo/shogyo/1031899.html ということで、早速今日使ってみました 盛岡市内の某靴屋さんチェーンにて、定価4,290円(

冬支度と秋桜

昨日、滝沢にある実家へ冬支度に向けた品々を取りに帰った 今旦那氏と住んでるアパートはあまり広くないので、季節物は実家に置かせてもらい、シーズンが来る度にアパートのものと入れ替えをしている 置いているのはもともと私の部屋だった場所、私が実家を出たことですっかり物置と化してしまった 夏の間中レギュラーで頑張ってくれた夏物たちをしまい、来るべき極寒期に備え冬物たちを引っ張り出す お久しぶりだねウルトラライトダウン、今年もよろしくヒートテック 実家という名の無料レンタルスペ

note

岩手県盛岡市内丸に、その名もnoteというカフェがある。 櫻山神社のすぐそばにある建物、その外壁に刺さっている白い旗が営業中の目印。 通りを1本入って右手側にある小さな入り口、細くて狭い階段を慎重に上ると店のドアが現れる。 店内は温かい色の照明。 私は櫻山神社の通りが見下ろせる窓際の席が好きで、空いていればそこを選びがち。 至るところに本や雑誌、映画のポスター、お洒落な雑貨。 行く度に感性をくすぐられる。 ドリンクやデザートはもちろんご飯も食べられるから、いつど

センター試験直前に滑って転げ落ちた話

私は高校生の頃、盛岡市内の学校まで自転車で通学していた。 ただ、冬場は流石に自転車が厳しく、バス通学に切り替え。 受験生になり、センター試験を目前に控えたある冬の日、私の身に笑ってしまうような珍事が起きました。 ◇ センター試験直前、盛岡市内は冬真っ只中、雪がもっさり積もっていた。冬靴を履いていても、雪道に慣れていても足元を取られそうになる。 極寒の中、定刻から大幅に遅れて到着したバスに乗り込む。 揺られること20分ほど、下車するバス停に到着。 いつものように席

私、カレーが好きみたい

自覚はなかった。 そりゃ、子供の頃とか夕飯にカレーが出れば嬉しかったけどさ、みんなそんなもんでしょ? カレー嫌いな人ってあんまり聞いたことないし、みんなカレー好きでしょ? カレー好き度は人並みだし。 何の疑いもなくそう思ってた。 ◇ ところが。 いざ盛岡市内もしくは岩手県内で好きなご飯屋さん(チェーン店は除く)を挙げてみると、 潔いほどカレー屋さんばっっかり🍛👳🍛 盛岡市内なら 肴町商店街近くの「チャルテン」 本町通の隠れ家的雰囲気の「ちきゅうや」 矢巾町

雨の夜、待ち合わせ

10月も終わりに近づいた頃、雨の夜に私はカワトクの入口に立っていた。 カワトクとは、岩手県盛岡市にある老舗デパートのこと。1階は化粧品売り場になっていて、なんとも言えない芳醇(?)は香りが漂ってる。私はその香りを「大人の女性の香り」だと思っている。上の階には婦人服、紳士服、寝具、ギフト、キッチン用品、書店などなどの売り場があり、地下には食料品、最上階はレストランエリアになっている。 盛岡市民、いや、岩手県民にとってのTHE 百貨店、THE デパートというべき建物がカワトク