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盛岡生活記

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日々変わる盛岡、その時々の風景を忘れてしまわぬよう今日もnoteに盛岡を綴っています。いつか自分が読み返した時、誰かがこのnoteを読んでくれた時、 その風景を思い出せるように。
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#盛岡

寒さに無敵になれる街、盛岡❄

おん?今日結構暖かくない? あ、今朝の最低気温氷点下6℃? そんなに冷えてないじゃんラッキー♡ と、思えるくらい身体が寒さに慣れました。 この寒さ耐性がつくまでの数週間が辛い、耐性できれば無敵になれる。 そんな、寒さに無敵になれる街、盛岡❄ 寒いけど、訪れるべき都市だよ、いい所だよ盛岡❄ ◇ え……さっきから大粒の雪がもさもさ降り出した……あ、これ積もるやつ、ふわっふわさらっさら系でむちゃくちゃ積もるやつタイプの雪じゃん。 長年雪国に暮らしてると、降ってきた

盛岡、冬の総括

今年の冬は寒かった、雪がとても多かった。 通算の雪かき作業時間、記録しときゃよかった。 「あ~~雪国東北に生きてるな~~」と実感する、実に冬らしい数ヶ月だった。 道路を我が物顔で占拠していた根雪は消え去り、冬靴たちは心なしか肩身狭そうに玄関に収まっている。 某メーカーの高機能インナーも防寒具もまだ手放せないけど、確実に季節は移り変わっているのね。 耐え忍んだその分、春が来たときの喜びが大きい。 最近では、晴れた日中ほど春の匂いが感じられる。 春の匂いの元ってなん

天候報告書

1/13(水) 朝、ドアを開けたら街が薄い霧に包まれていた 日中は曇り、久しぶりに厳しい寒さが緩んでいた 夕方、仕事から歩いて帰る途中、いつもよりは薄手のアウターを着ていてもちょっと汗ばむくらいの気温 夜、この時期には珍しく、窓に打ちつける雨音が聞こえてきた ◇ 1/14(木) 朝、全然溶けてない雪をびしゃびしゃのシャーベットみたいにするほどの雨、中途半端に溶けたせいで街の至るところにでっかい水溜まりできてた 日中、晴れ、気温が上がってプラスの3度、超あったけ

じわじわと

寒くなってきました、盛岡。 今まで割りとテキトーに付けてたスヌード、首もとの隙間から寒さが入ってこないよう完璧に巻いてみたり、朝どんなに慌ててても手袋をはめるようになったり。 エアコンの設定温度も上げちゃうし、こたつも欠かせない。 天気予報では「氷点下」というワードが聞こえ出すし、水道管凍結情報も流れるようになった。これって雪国限定? 車運転しようにも、フロントガラスも凍ってるから解氷スプレーは必須(近所のドラッグストアで200円くらいで買えるからありがたい)。 ま

響かない

さんさの太鼓も笛の音も、通りの雑踏も露店の呼び込みも、何の音も聞こえてこない盛岡。 毎年8/1~4は盛岡さんさ踊り。 どの日に行こうか誰と行こうか、手帳と顔を付き合わせながら計画を立てるのが毎年の楽しみだったのに。 今年はどの浴衣着ようかな、小物ちょっと買い足そうかなって悩むのが醍醐味だったのに。 最終日が終わると、「あーもう盛岡の夏が終わるなー」って無駄に嘆くのが恒例だったのに。 今日は8/5、盛岡の夏を感じきれないまま今日を迎えてしまった。 日中の暑さとカレン

盛岡と首都圏と

どこを向いてもコロナウイルスのニュースばかり、嫌になっちゃいますよね。 「今日は〇〇県で何名の感染を確認」だの、「緊急事態宣言で私たちの生活が云々」だの、不安に駆られる毎日。 私の住んでいる岩手県ではまだ感染者が確認されていないようで(実際いるような気はするのだけど)、ここまできたら何が何でも感染者第一号にはなりたくないという一心で日々過ごしている。 手洗いとうがい、よく食べてよく寝る、極力人混みを避ける、マスクをつける、用事がなければ家から出ない。

代理の代償

今、訳あって経理の仕事を手伝っている。 普段は「企画運営」みたいな職種で働いてるけど、件の新型コロナの影響で私の抱えていた企画が吹っ飛んでしまった。 さらに、経理事務の担当者が退職することになり、手が空いてしまった私が経理の代理を務めることになってしまったのである。 え、経理って数字に強くなくちゃダメじゃない?私数学どころか算数すらままならないんだけど? なんて言葉言えるはずもなく。 ていうか、やるしかない、じゃないとうちの職場が回らない。 そんなわけで、請求書の

某 天気の子と3月

私はむっちゃくちゃ晴れ女です。 家族とのお出かけ、大好きなバンドのライブ、一生に1度の結婚式、ここぞという時に晴れる確率はかなり高い。 仕事から帰って家の中に入った途端土砂降り、出掛けようと外に出たらだんだん晴れてきた、なんてことも何度あったことか。 ちなみに旦那氏は強力な雨男。 おんなじ人間なのにこれほど違うものかと驚く。 新婚旅行で小豆島に行ったときも、雨予報をぶっ飛ばして青空 言霊ってあるもんで、「私晴れ女だからな~」ってあちこちで言いふらしてたら、その効力

白くない盛岡

寒くない、雪がない。 アスファルトむき出しの白くない盛岡。 今朝はちょっと雪が降った。 通勤の道端、じゃれたであろう野良猫の足跡がくっきりしてて可愛かった。 道路に残った痕跡を辿るのは楽しい。 昼前にはすっかり溶けて消えちゃったけど。 ◇ 雪あかりの夜は本当に明るい。 しんしんと雪が積もる日の気温って意外に低くないから、降り積もる様子をずっと眺めていたくなるもの。 最近、雪あかりを見ていない気がする。 ここ、雪国なのにな。 ◇ 2月になったら少しは積もる

それぞれの師走

世はクリスマスムード一色ということで、盛岡の街も心なしか浮き足立っているように感じる師走の暮れです。 この間、盛岡市内の開運橋を通ったら素敵なライティング発見! 七色、さながら虹🌈🌈 今年の盛岡は雪が少ないのかしら、ホワイトクリスマスにはなりませんでしたね。 相変わらず寒さは厳しいけれど。 ◇ 学生の頃は「クリスマス」って言葉に意味もなくワクワクして心もちソワソワしていたけれど、社会人になったら年末年始のことばかり考えるようになり(仕事納めとか忘年会とか実家への帰

跡形もなく

なくなってしまった。 建っている姿に見慣れてしまっていた自分に気付いた。 盛岡市内開運橋そば、ホテルルイズ 確かに、頻繁に使っている訳ではなかったけどさ、 大通りで飲んだ帰りに1階のコンビニでデザート選んだなぁ さんさのときかき氷買ったなぁ 屋上のビアガーデン家族で行ったっけなぁ、早い時期に行ったから誰もいなくて貸し切り状態だったのがちょっと面白かったなぁ テナントに入ってた中華料理屋さん、美味しかったなぁ なくなっちゃったんだなぁ ◇ 屋上のビアガーデン

橋だらけの街、盛岡

盛岡には大きな川が流れている。 北上川という名前、岩手県外在住の方は知っているのかしら。 とにかく、でっかい川が県庁所在地にどーーんと通っている、それが盛岡市。 故に、やたらと橋が多い(と私は思っている)。 舘坂橋、夕顔瀬橋、旭橋、開運橋(別名 二度泣き橋)、不来方橋、富士見橋、上の橋、中の橋、下の橋、与の字橋、明治橋…… とにかく、やたらと橋がある。 ◇ 盛岡には昔お城があったから、周囲に川が流れてることは守備の面から考えれば大きなメリットだったのだろう。

トレジオン盛岡店

◇盛岡市木伏緑地 盛岡駅前の開運橋から旭橋までの川沿いに新しくできたエリア、飲食店やアウトドアスペースが広がる盛岡の新名所! 今月始め、その中に新しくできた「トレジオン盛岡店」へ。 【トレジオンについてはこちらへ→https://tregion-bal.com/news/?p=167】 東京都赤坂にある、東北の食材を使ったお料理が食べられるお店。しかも、このお店をやってらっしゃる方は東北地方出身ではないそうで、震災をきっかけに東北と縁を持ち、東北の為に活動しているのだ

おじさまのバッグ

通勤中、盛岡駅や開運橋を通る。 それはそれは沢山の人とすれ違うのだけど、何故か結構な確率で目についてしまうものがある。 それは「おじさまのバッグ」である。 大体の人はいわゆるサラリーマンって感じの服装で、スーツに上着、黒っぽい靴に鞄。 黒、紺、茶、グレーあたりの色を纏ってる人がほとんどだから、かえってやたらとハッキリ見える。 もったいぶらずに言います。 見えてしまうのはおじさまのバッグについてる 明らかに可愛すぎるキーホルダー!!!ある人は反射板素材でできた四つ葉