9/10
変な呼吸をしている。生き物として弱っている。昼休みに空を無心で見ていると涙が出てくるのだけれど特に悲しいことはない。脳が少しおかしくなっている。
別に
私のしたことで
途切れて
なかなか言葉がリズムに乗らないから、
もういいやと思う。
私は大人になったので少し考え方の違う人の立場も想像できるようになってきた。生きているとそういうこともあるのだ。16歳の自分に教えてあげたい。
よく見てみると、私よりはるかに深い傷があることを知る。
みんな平気なふりして生きている。
だからもう自分しか手に負えない。
人様の詩はあまり読めないけれど八木重吉と星野富弘さんの詩は好きだ。
八木重吉の詩で、あの雲の向こう側に行きたいっていう詩(うろ覚え)を思い出す。私もあの雲の向こう側に行きたい。いつだって行きたい。もう行っていいのに。でも地面に這いつくばって、あと10分でもしたら何もなかったかのような顔をして職場に戻る。
少しずつ壊れて回復して壊れていく。
もうちょっと、あとちょっとなのになと思う。
息が苦しくて責められている気分になる。
忙しいって最悪のことだよ。
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