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【ブログ】お酒の似合う大人になる






























































































…あ、すみません。説明しますね。









こんにちは。
クロシオという者です。

大人の皆さん、お酒、お好きですか?
私は好きではあるのですが、1か月に1~2回、コンビニで買った1缶を飲むくらいの人間です。




そんな私が憧れるのも変かもしれませんが、落ち着きのある、『お酒が似合う大人』って、カッコよくてなんかいいですよね。




私ももう、お酒が飲めるようになって約10年。

仕事の付き合いでの飲み会なんかはそりゃ行ったことはありますが、そういうのとは別に、こういう夜の街が似合うとか、行きつけの飲み屋があるとか、せめて何か、そういう『お酒との縁』が欲しいものです。






お、




そうだ。これを撮ろう…!







こういう、お酒の宣伝写真。
最近は動画CMが主流になってきましたが、今でも街の看板なんかにポスターが貼られていますよね。

その商品の「顔」とも言える、こういう写真を撮ることができれば、まごう事なき「お酒の似合う大人」と言えるのではないのでしょうか。

こういう写真を撮ったという想い出話が一つあれば、周りから見ても『お酒好きの人』として注目の的になるでしょう。

一人で何してんだこのオッサン、って警戒される可能性もあるけど、そこは気にしない方向で。




というわけで、



やっていきます。



1.お酒の種類を選ぶ


まずは、何のお酒との写真を撮るか、選びましょう。

一口に「お酒」と言っても色々ありますよね。


調べてみた所、種類分けするとこんな感じらしいんですけど、




…いや、あれよ、飲めない訳ではないのよ?

人付き合いで飲んだりもするし、たまに美味しいワインとかもいただくんだけどさ。今までの人生において思い入れが薄っっすいのよ。

今まであまり縁のなかったお酒を、いきなり宣伝するのも違う気がするし、


とりあえずビールかな。

チューハイは美味しいけれど、味も種類も多すぎてよくわからん。
発泡酒に関してはほぼ買わん。いつも買うとしてもたった1缶だから、ビールの方が高くてもあんま気にならないし。


という訳で、『ビールの写真を撮ります!




んじゃ、次は何のビールにするか、なんだけど…













新宿伊勢丹にきました。

調べてみると、どうやらここに沢山のビールがあるようです。




暑くて顔が死んでいる

何と200種類以上のビールが販売されているとの事。

店内はお客様も多かったため、写真は割愛。
お店の参考リンクを勝手ながら載せておきますね。


200種類もあると選びきれないので、とりあえず直感で何本か選んで買ってきます。









帰宅。

はい、というわけで、買ってきました。
伊勢丹の袋ってちょっと良いよね。


今回選んだお酒はこの5本。
こうやって並べてみるとちょっとオシャレですね、ほぼ知らんお酒だけど。

見た目だけで選んでみたのですが、買った後それぞれインターネットで調べたので、ザックリ紹介しますね。



こんな感じ。各ビールの説明は読まなくても大丈夫です。
最近のビールはどれも綺麗なロゴでオシャレですね。

とりあえず全部飲んでみましょう。



どれもマ~ジで美味かった。

記念に飲酒レポもチャレンジしたのですが、録音したのを聴いたらメチャクチャ酔っててニチャニチャ喋ってたのが聞くに堪えなかったのでやめました。
5本も普段飲まないから…



んじゃあ、結局どれにする?って話なんですが、





結局プレモルがいい気がする。

いや、全部美味しかったのよ?
珍しいビール、どれも初めての味でとても楽しめましたし、華やかではあったんですが…。



これもこれで縁が無さすぎるのよね。

しょっちゅう伊勢丹に行けない事も含めて、考えてみたらこれからも飲み続けるであろうビールで撮るのがそりゃいいわな。



という訳で、なんかすごく回り道をした気がするのですが、
プレミアムモルツ』に決定!

勝手に宣伝対象とします!!!!!!!!!




2.どんな写真を撮るか考える


では次に、どんな写真を撮るかを考えましょう!

写真に関しては素人なのですが、多分『写真を撮る』と言っても、色々と決めなければいけない事がありますよね。



例えばこの画像。
これを写真だとすると、


ザックリ分けるとこんな感じじゃないでしょうか。
ぜんっぜん専門的な事は分からんですが、絶対ここら辺は必要でしょう。


今回撮りたい内容と照らし合わせると、

ビールが映えるような 『背景』
お酒を飲む瞬間の『ポーズ』
ビールや背景に合った 『服装』

写真を撮りたいですね。


とりあえず、まずは『背景』から考えていきましょうか。



①背景を考える

ビールに合う『背景』、つまり金色に合う背景って何でしょうね。



とりあえずggってみよう。



参考画像(ペイントで適当に作成)

調べたら、こんな感じの図が出てきました。

これは『色相環』というもの…らしいのですが、
一つの色に対して、相性のいい色を見つけられる図、との事。

調べ方は簡単。
このように対角線上の色だったり、


こんな感じで、3色使いたいときは三角形上にある色合いが良かったり。

『メインの色』と『他に使いたい色の数』
を決めれば、相性の良い色が一目で分かります。
便利!


これに加えて、

こちらのページを参考にし、『金色』に合う色の、いくつかの組み合わせパターンを選びました。

ちょっと紹介しますね。


(1) 同一色、同一彩度の配色

メインの色と、似た色を集めた選び方。

何となくマツケンサンバが浮かぶのは私だけでしょうか。

金色に近い背景・小道具・服を集めて、それを違和感なく撮る』という事を考えると、これを選択するハードルは高いように感じられます。

私はサンバは踊れないので、これはやめておきましょう。



(2) コンプリメンタリー配色

※配色の名前は覚えなくても大丈夫ですよ

メインの色に対して、『補色』と呼ばれる、相性のいい色を使う色選び。
調べてみると、青系の色が金色の補色として成り立つようです。

これだけだと配色が少なすぎますが、
背景は青系という軸から考えていく事ができそうですね。


(3) スプリット・コンプリメンタリー配色

先程の『補色』に加え、それに似た色を足した3色の構図。
これ、もう『海』『空』『ビール』じゃん。

ビールの宣材写真に海辺が多いのは、こういう色の相性の観点からだったのでしょうか。おもしれ~。


(4) テトラード配色

『メインの色』と『補色』に加え、その2色の間のような色を入れた配色。先程の色相環を四角形で見た4色になります。

4色あれば、写真としてはかなり作りやすい気がしますね。

ちなみにこれらの画像は私が適当に作っていますが、現実の海や太陽がそんなにきれいな青色や赤色にならないであろう事も踏まえ、あくまで色の候補として考えていきましょう。

(5) ペンタード配色
(6) ヘクサード配色

詳しい説明は省きますが、先ほどよりもさらに細かい5色、6色の配色。
ここまで沢山の色を使うと写真がごちゃつく可能性が出てきますが、
服や背景選びを細かく考える時の指標に使えそうです。




よっしゃ。
調べてみたら、だいぶ指針が見えましたね。
背景は青色と決まった上、服装に関しても候補が絞れました。

一旦ここまでにして、次の項目に進みましょう!

②構図を考える

構図、ポーズ。
どんなシーンを撮るかを決めましょう。

とりあえず、適当にビールの宣伝写真っぽい撮影をしてみましょうか。





はいパチリ。




適当に背景を海にしてみてっと。






うーん。思ったより結構それっぽいですが…
何かこう、違うんだよな…




そもそも、私は別にビールの宣伝をしたい訳じゃないんだよな。
こんなこと言うと矛盾してるような気もするけど。

「このビールが美味いぞ!」みたいにその商品を売り出したい訳ではなくて、「私はお酒が似合う大人だぞ」「私だってお酒を飲む人間だぞ」みたいな、日常生活の一瞬に、お酒が映り込むような感じで撮りたいんですよね。

そう考えると、私がお酒を飲む瞬間って何だろう…。

やっぱこう、私は何かにモヤモヤした時とか、落ち込んだ時とかに飲むイメージですが…。


…うーん、ちょっと一旦保留にして、次の項目を先にやりましょう。






③服装を考える

『服装』、考えていきましょうか。










…。






服ね。服。

服ねぇ…。





私に、服を選べと?





地味な色、目立たない無難な色の服を買い続けてきたこの私に、『服選び』なんてことが出来るのか???



しかもビールって『金色』じゃん?
ド派手じゃん?それに合う服装ってなんだ?





いや、そもそも私に似合う服?色?って何だ?






え?
色って何…?








詰んだ…?










…と言うわけで、




行って参りました。
ベースカラー診断。






何ぞそれ?という人のために少し解説すると、我々にはそれぞれ、「ベースカラー」「パーソナルカラーと言われる肌の色、髪の色、目の色があるそうです。

その自分の肌の色のタイプを細かく判別する事で、そこから似合う服の色も分かるって診断よ!


ブルべ』『イエベ』という単語を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。それそれ!それをプロの方に診断してもらったってわけ!


ちなみに私は「髪はブルベ夏色、肌はイエベ秋色、目はブルベ冬色、トータルでブルベ夏色」との事。レア種らしかったです。やったー?

今回私が依頼したのは、『16タイプカラー診断』というもの。説明は省略しますが、私の肌に似合う色を沢山選んでくれるって感じでした。

めちゃくちゃありがてぇ〜。


その結果、選んでもらえた色がこちら。

画像のような布を、明るい照明のついた鏡の前で100枚ほど当てられ、どれが似合うか、話しながら細かく診断してもらえました。

これ、トータル1時間と少し(女性だともうちょいかかるらしい)であっという間だし、説明もとてもわかりやすかったし、めちゃくちゃ楽しかったです。

服選びに悩んでいる人、オススメよ。

私みたいなファッションにほぼ無縁の人間は、普段華やかな色の服だったりは、何となく選びづらいんですよね。でもこの診断のおかげで「プロに見てもらったんだぞ、大丈夫だろ」と、少し自信が持てるようになりそうです。


よし、この色の中から…


先程分析した『ビールが映える色』に近い色を選べば、私に違和感はなくなるでしょう!

不安でしたが、何とかなりそうですね。



よし、服を買いに行って、撮影だ!!!!!








④忘れていたもの

一つ、忘れていました。
キャッチフレーズ!

今回のプレミアムモルツにも、『週末のごほうび、』というものがあるようです。(知らなかった)
お酒に関する印象深いキャッチフレーズとしては、他には『ウィスキーがお好きでしょ?』なんかは有名ですね。


こういう何か一言、欲しいものです。

普通なら『ビール』を連想させる一言を入れると思いますが…


ちょっとちげーのよな。それも。
ビールより私を表す一言が欲しいのよ。


私が世の中の人に伝えたいメッセージとか、普段から口にするお決まりのセリフとか、そういうのがあればいいんだけど…。

別にそんなに人と関わってないしな…













…ん?












…あ、そうだ。

私、しょっちゅう1人で愚痴吐いてる言葉があるわ。それにしよう。






そしてキャッチフレーズが思い浮かんだおかげで、そういえば保留にしていた構図に関しても、思い浮かびました。

それが何かは、完成品を観て知ってもらいましょう!!!!


というわけで、あとは撮るだけです!








3.撮影


色々長々とお時間をいただきました。

全部揃ったので、撮ります!!!
いや、撮ってきました!!!!!!

うだうだ先に説明するのも何なので、さっそく観てもらいましょう!!!!


どうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!









ど ん !!!!!!!!!!!!


おーーーーーー!!!!
結構いい感じじゃない!?

よーーーし、続いてもう一枚!!!!
もう少し宣伝っぽくいくぞーーーーー!!!!!







ど ー だ !!!!!!!!!!!!!!

初めて、1人で撮影したにしては結構いいんじゃないでしょうか!!!

色々案を考えてた頃は色々とても不安でしたが、結構それっぽくなってメチャクチャ満足しています。

折角だから、いろいろ解説させて下さい!





まず、キャッチフレーズから。


使ったキャッチフレーズの内容は、『ゲームで負けた愚痴』です。




私はよくオンラインゲームをプレイするんですが、そのゲームが積極的に戦いに行くことが大事、かといって無謀に突っ込めばいいわけではない、という難しいゲームなんですよね。





味方にメチャクチャ文句を言いたくなるゲームなのですが、自分への反省点もある。
私が普段、プレイしながら散々愚痴ってきた言葉をそのまま使いました。

醜い感情から出る言葉なんですが、情景が違うと妙にエモくなった気がします。
結果良かったので良し!!




続いて、背景について。



実は『青や水色の背景』のイメージから、最初は海辺が思い浮かび、撮影にとある島まで行ったのですが、




いざ来てみると、壮大な自然の色、空と海の青色の濃さ、多さが、悪目立ちする気がしたんですよね。

ビールを塗りつぶしてしまう気がした、というか。



そのため、空だけでも『濃い青』『薄い青』の役割を十分果たしていると思い、島から帰ってきて、適当な空の見える道の上で撮影しました。

メチャクチャ炎天下の中だったのが幸いし、人の気配も皆無だったため、色々タイミングがかみ合った撮影だったと思います。





では次に、構図について。

先程のキャッチフレーズの通り、『ゲームで負けた時に一口』という感じなのですが、『部屋の中でやるオンラインゲーム』を『青い背景 ≒ 外』で撮影するって(当たり前ですが)メチャクチャ矛盾していて結構悩みました。

そこで色々考えた結果、『青空にHDMIケーブルを繋げれば、デッカイ画面になるんじゃね?』と思い立ち、小道具をつくりました。


なのでこの写真、



ペットボトルと、ダイソーのアクリル板(小)

実際はこんな感じ。
HDMIケーブルや電源アダプタは『なるべく透明なもの』にセロハンテープで張り付けて撮影。



それをこうやって、


PCのペイント機能を使い、気合で修正。
フォトショップ?グーグルピクセル?ちょっとよくわからんです…。

こうして何とか、外でオンラインゲームをプレイする様を表現しました。



…え?「そもそもニンテンドーswitchは持ち運びできるゲーム機だろ」って?
ふざけんなゲームはコントローラー握ってやるんだよ。





ちなみに、加工なしの元画像2枚はこんな感じ。

※色合いの補正は、iPhoneの編集機能を使いました。
簡単なのに映えてそれっぽい!



実はプレモル、キャンペーンシールを剥がし忘れるという痛いミスをしてしまいました。帰宅後に気が付き、もうどうしようもなかったので、


現物を見ながら、これも気合ペイント修正
これが難しくて一番ダルかった…。よく見ると歪んでいると思います。

サントリーさん、勝手にいじってゴメンナサイ。




パンツは古着屋、上着と靴下はユニクロ。

そして服。
これがまぁ~~~~、め~~~っちゃくちゃ不安だった。

色は分析通りものを選び、ベースカラー診断の結果を信じて原宿の古着屋とユニクロを回りました。

オジサン、初めて自分でこんな明るい色買ったよ…。


服選びって『正解』がないじゃないですか。
オシャレ初心者が服を買いに行っても、待っているのは虹より多い服の色。

せめて『変じゃない』という基準が欲しい、と思っていたんですが、それも全く分からない。


なので、プロの方から「似合う」と言ってもらえるベースカラー診断の結果は本当にありがたかったです。
「この中の色なら似合うはず」と選択肢をめちゃくちゃ絞れるから。

「オシャレを楽しんでみたい」と思える、最初の大きな一歩となった気がします。


訝しむ顔をしている

今回、初めてキチンと服と向き合って思ったのは、服に『変じゃない』なんていう基準は存在しないんだな、という事。

今回選んだこの服も、最初に着た瞬間は違和感がすごかったです。「これ似合ってるのか????????????」って。



しかしこうしてきちんと写真に収めてみると、『あれ、違和感ないな』と何故か思えました。

オシャレって、もしかしたらほとんど主観でしかなくて、似合っている」と思う自信か、「似合ってないかも」という不安か、の2つしかないんじゃないかなと。

言いたいことが纏まりませんが、これを読んでいる方も是非、勇気を出して買ったことのない色の服を買ってみて下さい。
絶対似合うよ、それ。

不安だったらベースカラー診断に行きましょう。



話が逸れましたが、これで少しは私も、お酒の似合う大人になれたでしょうか。
なれたよね。なれたなれた。自信があればいいや。

大人の皆さん、是非、好きなお酒と写真を一枚、撮ってみてください。楽しいよ!

そして何処かでお会いしたら是非、私にも観せてくださいね!






というわけで、以上、クロシオでした!





































…因みに、このクソ暑い炎天下の中、無理にお酒を飲むと爆速で熱中症まっしぐらなので、まーーーじで気をつけて下さい。

私はこのあと家で5時間頭痛と共に寝込みました。








熱さにやられたか、ゲームのコントローラーも使えなくなりました。
(Aボタンが効かないという致命的な故障)

これを機にゲームを捨ててオシャレに目覚めようと思います。








ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお






回ればいいのよ元々空気