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寝たきり障害者の生き様を見よ!  『無料公開 投げ銭方式』

●ようこそ身体障害の世界観へ●


みなさんが明日”寝たきり”になってしまったら・・・。

どのように思いますか?

悲しいですよね~。
イヤですよね~。

泣いても・騒いでも元気なカラダに戻ることはありません!
「動け!」と念じてもカラダは動きません。

どうします? 

え?〇んじゃう?

それが残念なことに出来ないんですよ~

なぜならば、

手足が動かなくなったら『自分の力であの世に行く』ことすらできなくなるからです!


本当ですよ! 
寝たきり障害者の大先輩が言っていたので間違いはありません。

結果的には

前向きに生きる方法しか道はない!

ということになります。

前向きに『人生』生きましょう! 応援してくれる方がきっといます!

じゃあ~
小さな頃から「寝たきりの生活」をしている人は
どのように感じているのでしょうか?

気になりますよね~。

今回の主人公のNさん(女性)は寝たきりの障害者です。
もう50年以上も障害と共に生活を送っています。

普通に会話もでき、とてもしっかりした人です。

幼い時の病気の影響で神経に障害が出てしまい、寝たきりの生活になってしまいました。

だから頭だけはしっかりしておかなければいけないと思い、ラジオを聞いたり、寝たまま本を読んだりして本人なりに社会勉強をしていました。

Nさんは遠方の施設で暮らしていましたが、親族が近所にいるという理由で
こちらの身体障害者施設に移ってきました。

寝たきり障害者として生きる『知恵』や『手法』みたいのを身に付けていました。

自宅での生活施設での生活を両方体験している、レジェンド級のNさんの言葉には重みがあります。

はっきり言ってスゴいです!

そんなN先輩からみなさんに

『もしも障害者になったら』の5か条

を伝授いたします。

続きをご覧ください。

【あなたがもしも身体障害者になったら】


≪その1≫
あきらめなさい

解説:元の身体に戻るという夢を捨てて、現状を受け止めなさいということです。そして、現在の状態から自分でできることを見つけていきなさいというのです。

うーん・・・。 さすがです!
重みがあります。言葉の重みがあります。

これを友人とか親族が言ってもダメなんですよね。
本人が受け入れませんよ。
気安めに思われてしまいます。
なにさ!自分は健康なくせに!って逆恨みを買うことになります。

でも身体障害者の先輩が言うならば本人は聞き入れるでしょう。

≪その2≫
説明上手になりなさい。

解説:手足が動かないのだから、当然、誰かに助けてもらわなければなりません。
これは仕方のないことです。
だから、人をうまく利用しなければなりません。
うまく利用しないと生活が成り立ちません。

自分でできない分、人にお願いすることになりますが、説明が下手だと自分の思う通りにはやってくれません。

所詮 他人だし・・・。なんて思わないで、とにかく説明上手になりましょう。

意のままに人が動いたならば、ストレスも軽減するはずです。

自分が思っていることを相手にどれだけ正確に伝えられるか!
そして相手に理解してもらい、行動してもらえるかが重要らしいのです。

≪その3≫
いろいろな人がいると思いなさい。

解説:障害者の人を見て「かわいそう」と思う人がいます。
昔から障害者の差別をなくそうと言われていますが、あと100年経過しても「かわいそう」と思う人がこの世からいなくなるとは思えないというのです。

もっとひどいのは「障害者は邪魔だ!」と思う人もいるということを肝に念じておきなさいということです。

世の中には「親切な人ばかりではない!」「助けてくれないこともある」「障害者は迷惑だ」と思われたり、「嫌悪感を抱く」人もいる。そのように思われることもあることを理解しておきなさい。

そのように考えておけば自分の気持ちが楽になるというのです。

≪その4≫
忘れないようにしなさい。

解説:寝たきりになると当然、思うように指も動かせなくなりますので、
メモを取ることができなくなります。
だから「頭の中」に記憶しておかなければなりません。

特に覚えておかなければいけないこと!
誰々に○○されて嫌だったなど、「誰が・いつ・どのような事を」を自分にしたのか詳細に覚えておいて、他の人に伝えることが大事だそうです!

まあ、他者に訴えるという表現が適切でしょうか?
簡単に言うと「いいふらす」んだよなぁ~。

「喋る」としかできない、それしか自分を守る方法がないというのです。

スゴイです。このような人は絶対に敵にしたくはありません。

私はずっと覚えているんです。憎い人が何をやったか 
ちゃんと覚えています!

と恐ろしい発言をする人でした・・・。

≪その5≫
ガマンしなさい。

解説:障害者になってしまったからといって”わがままをいう”のではなく、我慢することも大切だというのです。

障害者になると「悲劇のヒロイン」なったつもりの人が多く、ガマンすることを忘れてしまい、わがままになる人が多いと感じているようです。

特に中途障害者の方が”これ”であり、ショックを受けるあまりに精神までが病んでしまい、健常者の頃にはなかった「暴言」や「粗暴」が出てきてしまうようです。

ガマンすることを忘れ、暴飲・暴食になり太ってしまった。太った自分を鏡で見たら醜いということで周囲に当たり散らす・・・。こんな障害者の人がいたようです。

身体は「障害」があっても心は「健常」でありたい。Nさんの言葉です!

イヤーよく人を観察しています。
哲学でも学んできたのでしょうかね~?と思えるレベルです。

素晴らしいですね!!!

以上『もしも障害者になったら』の5か条でした。

【蚊に刺されたらどうするの】

以前 質問したことがあります。

Nさんが蚊に刺されました。
刺された部分が”かゆく”なりました。

どうするのでしょうか?

答え:がまんする

かゆくてもかけないので がまんするそうです。

まあ、当然っちゃ~当然ですよね。

自分ではどうしようもできません。
手を動かそうとしても動かない。
一応、力を入れてみるのですが・・・。動かない・・・。

だからがまんする。

かゆみが自然に治まるまで何もできない・・・。そうですよ!

【同情するなら○○をくれ】

Nさんが育った故郷は人付き合いの良い商店街が近くにある地域だったため、よく近所の人たちが「かわいそうに」とか「気の毒に」とか「がんばって生きるのよ」など憐れみと励ましの言葉をたくさんいただいて育ったといっていました。

本人曰く『言葉』じゃなく『物』をいただけたならもっと良かったとおっしゃいます。

なかなか洒落のわかる人でした。

まさに「ドラマのセリフ」ではありませんが、子供の時からこのように思っていたようです。

今日のまとめ

寝たきりの障害者になってしまったら、まずは仕方ないと「あきらめる」。
「あきらめた」上で新しい道を考えていけばいい!前に進むことは「あきらめて」はいけない!

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