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身体障害者施設での密かな楽しみ・・・。ピンク紳士の生活!   『無料公開 投げ銭方式』

●ようこそ身体障害の世界観へ●


生まれつき脳性麻痺がある40歳後半の男性Tさんについてお話します。


Tさんはずっと独身で、20代の頃から身体障害者施設で暮らしている
施設暮らしの大ベテランです。

10代の頃は何とか歩けていて、家業の農家の手伝いができていました。
しかし、だんだんと身体が動かなくなってきて、歩くのが大変になってきました。

昔なので障害者は邪魔者扱いされた時代です。


親族に迷惑をかけてはいけないと本人も思っており、
施設入所を決めました。

以前は生まれ故郷付近の施設にいましたが、ご両親が亡くなり、妹がこっちにいるということで、施設を移ってきました。

脳性麻痺のため言葉が出にくいのですが、本人は早く施設に溶け込むため、利用者・職員となるべく話をするように昔から心掛けていたようです。

いつの時代もコミュニケーション能力は大切です。

そうすると、利用者・職員と仲良くなり、社会について
いろいろ教わることも多くなりました。

お年頃の男性だったら興味シンシンなことも・・・。

そうしてピンク系な知識も豊富に蓄えられていきました。

どの週刊誌が刺激的・魅力的なのか、大人用ビデオの注文方法など、いろいろなことがわかってきました。

下半身の自己マッサージもしていた・・・のかな?

Tさんの趣味・嗜好を職員みんなが知っていました。普段は明るく堂々としていましたので、女性職員から嫌われず、普通に介助されていました。

彼のエライところは女性職員にセクハラなどはしなかったですね。

ただ、

合法的なカラダの接触に関しては見逃しませんでしたよ。


そうなんです。利用者である彼は合法的に女性職員に触れる方法を
な、なんと編み出していたのです。

それは どのような方法なのでしょうか?


続きをご覧ください。


【合法的行為 その1】

ベッドから車椅子に移乗するとき、本人だけで移乗すると転ぶ可能性が高いため、職員が手伝っていました。

移乗のときは抱きかかえてもらうため、女性職員だと合法的に
抱きつけます。

抱きつけば、胸も当たるし腰に手を回さなければなりませんので、

Tさんとしては”ラッキーチャンス”なのです。


だから、なるべく・なるべくならば
女性職員に来てもらいたいと願っていました。

そのことは職員全員わかってましたから、男性職員が行ったとき、

「ハイ、残念でした・・・。」

とあいさつ代わりに声をかけていました。

そうすると本人は苦笑いをして、冗談で「女性の職員にして!」とか言ってましたが・・・。

「はい。みんな忙しいからね~。さっさと乗り移ろうね~。」
といって移乗をしていました。

乗り移った後、「あーーー残念だった!!!」と本人が言うのが日課でした。

次回は女性職員が来ますように・・・。

また、不正を許さず正義感のある紳士でした。


動けない女性の障害者がターゲットになることがあります。

他の男性障害者が声掛ける”ふり”をして胸とか腰を触ることがあったんです。

そのような行為は彼は許せなかったのでしょうね。

何も抵抗できない人の身体に触るなんて、卑怯者のやることだと思っていたのでしょう。

出しにくい声を思い切り出して 本人に注意していました。

最初、些細な入所者同士の喧嘩なのかなと思っていました。

しかし違いました。
Tさんが痴漢している利用者を注意して 喧嘩に発展してしまったのです。

常識がしっかりあり、きちんとしている方でした。

【障害者の性】

ある ひょうきん者の職員が

実際の女性と刺激的なことをしたい?って聞きました。

私は何を聞くんだ!!!と びっくりしましたが、


彼の答えは・・・。


「別にしたくない」とのことです。

え~~~!!! 遠慮しちゃって・・・。とかそんなことを話しましたが、

彼は本当に『女性との特別な行為』はしたくないとのことでした。

なんで?って聞いたら、「めんどくさい」とのことでした。

また、ひん曲がった身体でうまく対応できるわけがない。
自分が女性だったらイヤだね。と言います。

彼としては思うように手足が動かないので女性に対して上手に接することができない。また、女性に対して気を使うので、それがめんどくさいということらしいのです。

それだったら、ビデオを見ている方が気が楽だし、手軽に自分で思う存分やった方がいいとの事でした。

なるほどねぇ~

Tさんとしては『風俗のような』一時的な”偽恋愛”をするぐらいならば、自分の好みの本やビデオを見ていた方が楽しいというのです。

また、女性との関係はお互いの気持ちが通じあって、愛し合って 信頼できる仲になってから するべきであって簡単にすることではない!!!

というのが彼のポリシーでした。

いやー。えらいな~。えらい!!!

私は感心しましたよ。

障害者の「性」とかよく言われていますが、彼からすると、他人からの「入れ知恵」に過ぎない。その情報に翻弄されている障害者たちを見ていると情けない・・・。恥ずかしくないのかね~???

というのが彼の意見でした。

性の事ばかり考えているようじゃ~ダメだよ!


たどたどしい言葉で一生懸命話してくれました。


性のことは必要と感じている人もいる。
その一方で
そんなことは望まない・必要でないという人も世の中にいるんですよ!

大変勉強になりました。


【合法的行為 その2】

Tさんは足が曲がっていたため、『装具』と呼ばれる道具を足に付けて固定し、両足で立てるようにしていました。

本人だけでは取り付けられないため、職員が手伝っていました。

装具を付けるとき、職員はしゃがんでつけます。
本人は車椅子ベッドに座っています。

だからTさんは上から下をのぞくような感じで職員を見るんですよね。

その際に首元が緩いTシャツを着ている職員がいると・・・。

見えるらしいんですよ。首元の隙間から下着をね~!!!

それも楽しみだったようです!

ある日、女性職員が「Tさん! 今見ていたでしょう?」って言いました。
彼は「見てない!」とすごいスピードで全否定したそうです。

普段のんびりしていてテキパキ動かないくせに・・・。

こんな時だけは早く反応するんです。

そんなすぐ反応するならば、もっとリハビリ頑張ればいいのに・・・。

【合法的行為 その3】

入浴日・・・。

彼が楽しみにしている日の一つです。

何を楽しみにしているかというと、ずぶ濡れになってTシャツがピタッとはりついている女性職員を見るのがいいらしいのです。

ピッタリTシャツがくっついているとカラダのラインがわかります・・・。
ブラジャーの形まではっきりわかります・・・。
お尻の形も当然わかります・・・。

やりますね~。。。

ちなみに男性職員も上記内容は気づいていましたよ・・・。


今日のまとめ

生まれつき脳性麻痺の男性は施設暮らしが長い。他者とのコミュニケーションをとっているので、社会性がある。女性好きな部分もあるが、強引なことをするわけではなく節度を持っている。

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