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【Gemini for ワークスペース編①】英語表示で動かす場合はDeepLを賢く使え!ーGoogleサイトで作るグループウェア(159)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!

この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方

①Gemini for ワークスペースって日本語じゃ使えないじゃん!

現状では、Gemini for ワークスペースは、Googleアカウントのメイン言語が英語でないと使えません。

そのうち、いろいろな言語で使えるようになると思いますが、いつになるのかは不明です。(ずっと近日中になってます)
 だがしかし、私はあきらめんぞ〜!

 そこで、とりあえず、自分のアカウントの個人情報に英語(アメリカ)を追加して、優先言語の一番上にしてためしてみます。

優先言語を英語に

 これで、Googleワークスペースのアプリ(Gmail、Docs、Sheets、Slides、Drive)で、Geminiが使えるようになりました。
(ただし、Gemini自身に聞いてみたところ、現在対応しているGeminiは、Gemini 1.0 proのようです。)

②英語での利用のキモはDeepLを賢く使うこと

日本語でGeminiAdvanceを使う場合画像生成は英語でしか使えませんので、皆さんあまり使っていないと思いますが、じつはDeepLを使う日本語入力した画像生成プロンプトを、即英語に変換してくれてとても便利なのです。
 例えば、日本語で「沖縄のビーチの絵を描いてください」と入力しても、以下のように、今はできない旨が表示されます。

日本語では絵はできない

 ここでDeepLのChrome拡張機能がインストールしてあると、プロンプトの中にDeepLのアイコンが出てきます。

DeepLアイコンがプロンプトに出ている

 さっきと同様に「沖縄のビーチを描いて」と日本語で入力し、DeepLをクリックすると、変換する言語が出てきますので、ここで翻訳設定を「英語」にします。

翻訳の設定を英語に

 これで設定できたので、再度DeepLのアイコンをクリックすると、入力した日本語が、インラインで英語に翻訳されます。

インラインで英語に翻訳された

 これを実行すると、沖縄のビーチの絵が出力されました。

絵が出力された

 いつもは、英語を日本語に変換するときに使っているDeepLなのですが、プロンプトを英語入力する場合は、日本語から英語にインライン変換できるため、とても役に立ちます

③英語のGoogleドキュメントを使ってみる

Googleドキュメントを開くと、Geminiが使えるようになっています。

Geminiのアイコンが右上に出ている

 いくつかのサジェスチョンが出ているので、Write a blog post about an upcoming launch をクリックすると、プロンプトに入りますので、実行します。

実行

結果が表示されたので、一番左のInsert矢印をクリックして、本文に貼り付けます。

結果表示

結果が英語で本文に貼り付けられました。

ここで、英文を選択すると、右側に編集メニューが出てきますが、その下にDeepLのアイコンが表示されます。これをクリックして、日本語に翻訳させ、インライン変換させることができます。

日本語にインライン変換

  はい、これで文章が全部日本語になりました。もちろん、文書全体を選んでの一括翻訳も可能です。

全体が日本語に変換

④日本語で指示してみる

 ここで、日本語で「もっとたのしい文章にして」と入力します。

日本語で入力

 プロンプトのDeepLの翻訳設定は英語のままですので、そのままDeepLアイコンをクリックします。

英語に変換

英語にプロンプトが変換されましたので、実行します。

実行

先程よりも楽しい文章になりました。

楽しい文章になった

 つまり、DeepLを使って、
プロンプトは、日本語で入力>英語に変換>実行
結果は、英語で出力>日本語に変換
 という手順を踏めば、英語でも問題なく使えます。

⑤おわりに

Gemini for ワークスペースを今すぐ使いたい人は、このようにして使うと良いと思います。
 次回は、他のアプリ(Slide、Sheet、Gmail)でもGeminiを使ってみようと思います。

あきらめんぞ〜







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