適応障害になった教員がJO1に救われた話



急にヲタクな投稿ですみません。

JO1の金城碧海くん。私の1番好きなアイドルです。かっこよくて、優しくて、どこか儚くて、歌声が綺麗で、素敵な言葉を紡ぐ人。


教員の私は、初任者として働き始めた昨年度、適応障害で6月から2月まで、病気休暇、復職、再発、病気休暇となり、仕事を休んでしまいました。

先生なのに教室が怖くてたまらなくなってしまったのです。行ったことのない町に配属になり、授業も学級経営も中々上手くできないのに、子どもたちの前では一人前を求められるプレッシャー。深夜まで次の日の授業の準備と確認をしないと不安でたまらない。

徐々に、前日夜から、次の日のことを考えるとまたうまくいかないのでは、トラブルが起きるのではないかと不安で眠れず、吐いてしまうので何も食べられなくなり、朝は学校が近づくと動悸が止まらない涙もとまらない。そんな日が増えました。

アドレナリンが出ていた4月は乗り切れたけれど、次第に5月になって教室で涙が出たり放課後に過呼吸になったりするようになりました。自習の指示を出して泣いて、子供を振り回し、組織に迷惑をかける、そんな自分が情けないのに、自分でも気持ちのコントロールができなくなっていきました。

上手くできないのだから、寝たり食べたりする暇を惜しんで仕事するべきだ。どこか甘えがあるから上手くいかないんだ。心が弱いから涙が出るんだ。
そう思い込み、限界まで追い込んでいたのかもしれません。

ある日、糸が切れたように放課後の教室で動けなくなり、本気で死んでしまいたくなりました。これまで心配をかけたくなくてあまり連絡できずにいた家族に連絡しました。暗くなっていく中、遠くから父と母がきてくれて両親の前で泣きました。その翌日から起き上がれず、学校に行くことができなくなりました。

休んでも休んでも前に進んでいる感覚はなくて、頑張っている同期や、クラスのことを考えると日に日に焦りがつのり、余計に落ち込んで悔しくて悲しくなる。何のために生きているのか分からない日々が続きました。普通の日常生活を送ることすらできなくなっていました。

自分はもうこの感情を抱えて生きていくしかないと思っていた時、ふと、職場の先輩が好きだと言ってたJO1の存在を思い出しました。そして、おすすめされていたサマーキャンプの動画を見ました。瑠姫くん顔綺麗だな、激辛の木全くんだ、くらいしか知らなかったけれど、この動画を見て久しぶりに笑った気がしました。そして、他にも勧められたPVなどを見漁っていくうちにどれだけ努力したのだろうというほど揃ったパフォーマンス、各々の人間性、知れば知るほどJO1にハマっていきました。

調べていくと、碧海くんが活動休止していたことを知りました。適応障害。私と同じ病名です。塞ぎ込んでいた私ですが、キラキラした碧海くんを見ていると少しだけ、希望を持つことができたのです。

JO1に出会い、少し元気を取り戻した頃、同期に置いていかれる焦りからお医者さんや家族に止められつつ復職しました。
そうすることで、焦りや休んだ申し訳なさから解放されると思ったからです。

しかし、子供が登校すると症状が全く良くなってなかったのに気づき、放課後の教室で過呼吸になるまで泣いてしまいました。
結局そのまま私は、9月から2月まで仕事に行けなくなりました。

2度目の病気休暇は、本当に苦しくて先の見えないトンネルから出られないような毎日でした。薬を飲んでも気持ちは晴れず、少し良くなっても、また何かのきっかけで涙が止まらず苦しくなる。一進一退を繰り返していました。自分はまた働くことはできないし、外に出ることもできない、元の私にもどることはできないと思っていました。

その期間も、症状は違えど私と同じ病気で苦しんだ碧海くんが笑ってパフォーマンスしていると、自分もいつかまた心から笑って生きられる気がして、本当にたくさん勇気をもらいました。勝手にだけど。碧海くんが私の光となって、闇から連れ出してくれたような、大袈裟じゃなくそう思っているのです。

2月から復職した私は、辛いときもありますが、教員としてまた働くことができています。と、いうより、正直苦しくて逃げたくてたまりませんが、先のことが決まらない中辞めてしまう不安がの方が強く、薬を飲みながらなんとか行っているという状態です。

そして今年の夏、JO1のアリーナツアーに当選し、参戦できました!仕事の都合で東京公演のみの参戦でした。

beyond the dark というツアータイトルはまさに、碧海くんという光を追いかけて闇を抜け出して一歩目を踏み出したような、そんな風に思えたのです。
碧海くんを近くで見に行けるまで元気になれて嬉しかったし、本当に夢のような時間でした。
JO1って最高!

またいつか、自分でもわけが分からないきっかけがあって、再発する可能性もあります。薬がなくなるのもまだ怖いです。未だにあの時のことを話すと涙が出ます。

適応障害は、辛いけどなんとか乗り越えられた、そんな経験を積んで心を強くしていくしかないのだとも思います。
今も、その過程でまた心がしんどくなってしまうし、新たな悩みに苦しむ時も、涙が止まらず落ち込む日もあります。

それでも今は、碧海くんを応援してる時は心から幸せで、楽しいって思って生きています!

大好きな碧海くん、幸せをいつもありがとう。
碧海くんがこれからもたくさんの愛に囲まれて幸せでいられますように。

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