誰に何を言われても、自信を持てない話

どうしてそんなに自信がないの?
大卒で教員になれたんだから、もっと自信を持ちなさい。

職場で涙が止まらなくなってしまった私に、そう声をかけてくれた人がいます。
もちろん、そんな風に励ましてくださる気持ちはとてもありがたいです。気にかけてくださるのに、心が折れてしまった自分が不甲斐ない気持ちになりました。

でも私だって、持てるものなら自信を持ちたい。

それなのに、どうしても、自分で自分を認められないのです。

中学や高校時代、例えば、テストであまり良い点数を取れない時は、落ち込むと同時に、これが私にふさわしい点数だよな、なんて思っていました。

大学では、自分に自信がないから、指名されて考えを述べる授業や、レポートを書くことが苦手でした。この考えは的外れだし浅はかなのではないか、周りのみんなはどうしてこんな素晴らしいことを考えられるのだろう。そう思うとますます何もできなくなって、自分が嫌になる。そのループです。

自分の見た目も嫌いです。生き辛い。

内面も外見も、とにかく自分に自信が持てないのです。

褒められてもそれを素直に受け取れず、何か裏があると思ってしまいます。

例えば、「あの授業、良かったよ。」と言われても、もう1人の自分が、「もっと頑張れたんじゃないか、こんな授業を見せて恥ずかしくないのか。」と問いかけてくるのです。頑張ったねなんて素直に受け取るな、もっとできただろう。そう思って喜べないのです。
いつだって、もう一人の自分が、自分を厳しく監視しているような感覚で苦しい。

もっと他人の言葉を信用してみて、と言われます。信用したいです。でも、極端な自信のなさがそれを拒むのです。

いつかは、自分を少しでも認めてあげられるようになりたいです。この捻くれた性格直したい

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