川口公高

ソニーにて営業/マーケティングの経験を5年ほど経て人事の世界へ。人事の奥深さや大切さ、…

川口公高

ソニーにて営業/マーケティングの経験を5年ほど経て人事の世界へ。人事の奥深さや大切さ、そして難しさを痛感、人事の道を極めようと決意。以来、30年に渡り様々な成長ステージの企業にてキャリアを歩んできました。https://jinjinosusume.com/ブログ/

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成長ステージ(創業期~成長期)に応じたバックオフィスの組織づくり

皆さん、こんにちは! 私はこれまで30年来、様々な成長ステージの企業で人事を担当してきており、その経験をもとに今回はバックオフィスの組織づくりについてコメントさせていただきました。よろしくお願いします!  さて今回は企業のバックオフィスに関して、成長ステージ(創業期~成長期)に応じた組織体制やオペレーション上の留意点について、私がかつて複数の企業を人事として渡り歩く中で経験してきたポイントについてコメントしたいと思います。フロントサイド(事業側)の組織には、その事業固有の要

    • 奥深き福利厚生

      私が社会に入ったのは1980年代の後半ですが、その頃は社員の一体感を高めることを主たる目的とした社員旅行や運動会、夏祭りなどのイベント、はたまた家族手当や住宅手当等、社員のプライベートの状況に応じた属人的な手当(報酬)のような様々な福利厚生制度が多くの会社で積極的に取り入れられていたように思います。  とはいえ私はまだ人事に関する認識が浅かったこともあり、このような福利厚生領域は採用や育成、評価や報酬、労務関連など他の人事機能と比すと、どちらかといえば優先順位が低いものとし

      • 人事が意識すべき「コンフリクトのマネジメント」

        1.コンフリクトは回避するのではなくマネジメントする 「人事はコンフリクトのマネジメントを意識すべき」、この言葉はベネッセ時代、当時の社長からいただいたものです。ちょうど会社が経営変革を目指し様々な取り組みを行う中、当時人事部長であった私の至らなさゆえのお叱りの言葉でした。この言葉を耳にしたとき、私は従来の価値観を根底からくつがえされるほどのインパクトを受けました。といいますのも、それまで人事という立場は誰とでもうまくやっていかなくてはならない、よって対人関係のスタンスとして

        • 経営のメカニズムを熟知するバックオフィスへ

           今回は、私がバックオフィスの一角である人事として経験を重ねる中で、担当領域の専門性はもちろん、さらには経営のメカニズムを把握しておくことがとても大切と感じてきたため、そのことについてお話しさせていただきます。  言うまでもなく会社とは社長や社員が個々に独立して動くのではなく、一定のルールや役割に則り組織を成して動くものですし、また組織の規模が大きくなればなるほどその仕組みはより複雑なものへと変化していきます。よってバックオフィスにおいては、様々なアクションをスピーディに具現

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