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RPAツールの現在地

日本のみならず世界中で勢いを増し続けるRPA。

なぜ、ここまで大きなブームになっているのか?

一番の理由は「プログラミング知識ナシでも、プログラムできる直観的ユーザーインターフェース」だ。


オフィスユーザーレベルにまで下がったプログラミングのハードル

今のRPAが行っている自動化は、以前からプログラミング言語を使えば実現できていた。

また、エクセルの作業だけであれば、マクロで自動化ができてしまう。

しかしこれらの習得にはかなり、もしくはそれなりの勉強量が必要で、IT系のバックグラウンドが無いユーザーにはハードルが高かったり、サクサク気軽に使えるものではなかった。


それが、「オフィスレベルのIT知識があれば直観的に使えるユーザーインタフェースになった」ことで、使える対象者が爆発的に増え、世界中でものすごい期待が高まっているわけだ。


さらに下がり続けるハードル

だがRPAの現在地をより正しく言うと、今の要求技術レベルは、「オフィスレベルの"少し高めの"IT知識」

つまり、

プログラミングの知識は無いけど、感覚がよい人

分からないことはググって解決できる人

という条件付きのユーザーレベルだ。


これが、あともう少しなんだけど、爆発しきらない

もしくは挫折する人が多い

RPAの現在地だ。


しかし各社の努力は着実とそのハードルを下げ続けている。

最近の各社のアップデートを見ていると、


パソコンを起動させる

マウスを操作してアプリケーションを開く

キーボードで文字を入力する


さえできれば誰でも可能!

という日はそう遠くない。

その時、RPAの単なるブームは終わり、誰もが当たり前に使うオフィスの基本インフラになっているだろう。

Photo by Free-Photos




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