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日本の皆さんへの心からのメッセージ【NY在住日本人からコロナへの警戒願い】

今日まであり得なかったことが、明日起こりうる状況

自分の命に危険が及ぶことを想像してください。

大切な人の命が奪われる可能性に本気で気づいてください。

コンビニのカゴを持った手で、部屋の電気を触りましたよね。
エレベーターのボタンを押した指は、スマホにべったりですね。

外出するということは、目に見えないウィルスをいたるところで拾い集め、別の場所に持ち運んでいるということに気づいてください。

そしてそのウィルスは現時点で治療薬がありません。

世界中で受け入れる側の病院のベッドが足りなくなっていて、日本も例外ではなくなるでしょう。

症状が出ても自宅で療養、隔離が基本。

自分の体力が菌に打ち勝てればよいが、負けたら、、、薬は無いんですよ?

そして重症化した人から優先的に医師の診断を受けるとしても、各国の急激なカーブを見れば分かりますよね。何が起こるのか。

グラフ引用元;News Picks新型コロナ特集

政治?ロックダウン?違います。あなたの意識です

私は超楽観主義の日本生まれの日本育ち、たまたま数年間NYに住んでいます。

きっと今日本に住んでいたらこんな想いは持たず、

手洗い、うがい、マスクで大丈夫だろう。のタイプでした。

だから気持ちはすごく分かります。
結局、私たちは周りの雰囲気に大きく影響を受けているから。

どれだけイタリアのニュースを見ようが、NYやばいと聞こうが、今住んでいる日本にはそれほど強く意識をして生きている人が多くないから。

でも、実際にソレが起こってからでは遅いんです。
今回のは気づいたら手遅れになっている恐ろしい襲撃なんです。

私はここに住んでいるので、この危機に気づけました
もうこの2週間、最小限の食糧調達以外は完全に部屋に閉じこもりっきりです。

具体的に私が行っている生活をお伝えするので、皆さんの意識が変わるきっかけになれば嬉しいです。

1,ありとあらゆる外部接触を避ける

在宅勤務&外出は最小限

ウーバーイーツの宅配は玄関外に置いてもらい、配達員とは顔を合わせない。かつ、ドアの外で袋類を消毒。

レジに並ぶときは2m以上離れる。
これはNYなので当然ですが、日本ではまだ難しい方も多いと思います。

ですが私が外出する時の心構えは参考にして頂きたいです。

2,外出時に触れた場所はウィルスがあると想定

外出先から帰ったらすぐ手洗い、うがいをすると言っても、実はその間にいろんな場所に手を触れています。

自転車、家の鍵、ドアノブ、電気のスイッチ、冷蔵庫、蛇口、などなど。

なので一番は家に入る前にウィルスを捨ててしまうこと。

・・・・どうやって?

外出時は必ずマスクだけでなく、使い捨て手袋をしています。

そして玄関の外で、持参したゴミ袋に入れて捨てます。
可能であれば手荷物の消毒、洋服は全て洗濯機、シャワーがベストです。これをカンペキに実行しています。

3,何かに触れた手で目や鼻や口を触らない

使い捨て手袋をして何かを触り、そこにウィルスがあると想定します。

頭をフル回転させて行動しても、結局たくさんの場所を触ってしまっていることに気が付くでしょう。

その時は最後の砦を守りましょう。
そう、感染経路となる部分へのタッチをなくすことです。

カンペキにできなくても良いんです。
ここまで意識するだけで、昨日までのあなたの生活とはリスク度合いが大きく変わっているでしょう。

対策まとめ;2つの感染タイプを理解して防止

※まず3密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けることが大前提です※
その上で2つの感染タイプを理解

1、飛沫感染
2、直接感染

飛沫感染は自分以外の人と会わないことで回避。
(当然自分のセキは肘の内側でカバー)

残る直接感染は、手袋でウィルスを家に持ち込まない。どこかに運ばない。
そして目や鼻や口に手を触れない、で防止。

心から伝えたいメッセージ

自粛疲れ。
経済を止めてはいけない。

分かります。その通りかもしれません。

でもあなたの意識だけで守れる命があるから、それは最優先にしてほしい

あなたが若くて健康であれば重症化の可能性は低いでしょう。

でもあなたの周りの人は?
あなたの大切な人は?
あなたを育ててくれた地域や学校のみなさんは?

人類1人1人の行動が試されています。

人間がどれだけ他人を思いやり一致団結できるのかが求められています。

自粛とセットの経済対策や、ロックダウンは政治家のみなさんとの話。それはそれで大事。

でも、それより先に今すぐに1人1人ができること
これに気づいてみんなでこの状況を乗り越えてほしい

少し先にこの困難の中に入った日本人から、
これからそうなって欲しくないので心からこの想いをお伝えします。

どうかあなたと皆さんの大切な人達が安全にいられますに。

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