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DXハイスクールが成功するために

いよいよ、ようやく、やっと、学校教育がデジタル化する日が来たかも知れない。「かも知れない」なのは、詳細がまだ確認できてないから。デジタル空間をアバターで回遊して「これがメタバースだぞ」とか言ってみたり、はたまたオンライン会議で現地と生中継とかやり始めたら、もう、日本政府の施策は頼りにならないことが明らかになるだけだ。そうならないことを祈りつつ、世界でも数えるほどしか無い、リアリティメタバースの1つである、【どこでもドア®】を活用したら、教育がどれだけ充実して、楽しくて、今の高校教育よりも価値あるものになるかを(実証実験はしてないので)仮説だけど紹介してみたい。

不登校対策

これは高校に限らない、むしろ小中学校の方が問題は深刻のように思える。授業は受けたいし、学びたいが、教室でクラスメイトと授業を受けることには障害がある生徒に向けて、学校の授業を【どこでもドア®】でライブ配信することをオススメする。生徒はVRゴーグル(Quest2)を用意して、自宅でも外でも良いが、教室以外の場所で、まるで教室の席に座っているかのような感覚で、他のクラスメイトと同じ授業を同じタイミングで受けることが可能になる。問題が一瞬で解決。

課外授業・校外授業

修学旅行も本来は授業の一環かも知れないが、それは少し置いといて、例えば、日本史の授業の一環で広島の平和資料館を訪問して、現地の専門家の説明を受けること。これがわざわざ行かなくても可能になる。VRゴーグルで館内を回遊する映像を事前に撮影し、それを【どこでもドア®】でワールドとして提供し、そこにVRゴーグルを被って生徒が参加する。ワールド内に入ったら、説明員の方がリアルタイムで同じ空間内で説明をしたり、質問に答えたりしてくれる。最高の課外授業じゃないだろうか。
これを国内だけでなく海外にも範囲を広げることにより、海外旅行の経験が無くても、海外のツアーガイドさんの説明を受けながら、日本にはない歴史や伝統、文化などを学ぶことができる。本や動画を見ても「ふぅ~ん」で終わってしまうところが、驚きと感動でワクワクしながら学ぶことができる。こういうことを生徒たちに提供したいと思っている現場の先生方の声は何件も聞いている。国が最新技術を知り、柔軟さを持つことで、教育現場の悩みも解消されるし、生徒たちにも価値ある授業が提供できる。最高だ。

費用の心配

記事によると5年間で全国の1000校に6000~8000億円の予算を投じるとのこと。この時点で既に「どんな算段やねん」「どれだけ業者が中抜き予定やねん」と思わざるを得ないが、【どこでもドア®】で上記のプランを実施するとした場合、仮にQuest2を各校100台として4万円✕100台✕1000校=40億円。【どこでもドア®】の既存映像1300超を活用するならば利用料はゼロ円。オリジナルで学校教育向けに撮影しろよとなったとしても、1ヶ所100万円(海外の場合)として100ヶ所で1億円。それをDX高校専用に全校で活用すればOK。更に更に、学校にWiFi環境がないから設置しないとね、とした場合でも1校10万円あればお釣りが来る。1000校で1億円で十分だ。もちろん都内に限らない。
端末の操作レクチャーはマニュアル等は全て提供する上で、オンラインで弊社が提供しましょう。必要ならエリアごとに1回ずつ行きましょう。どう考えても6000億円なんて必要ない。6000億円の1%の60億円だけで1000校にVR授業を導入して、「これがDXハイスクールやで!」ってモデルができますが、いかがでしょうか?(誰に言ってる?)
もしかして、ゴリゴリの内制システムを導入したりすることを想定して、ベンダー企業に見積もり依頼した結果でザックリ6000~8000億円とか言ってたりしないことを祈ります。m(_ _)m

#DXハイスクール #DX高校 #日経COMEMO #NIKKEI

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