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四国一周1000㎞挑戦(6)・振り返って

この記事は、2020年に私のWORDPRESSで作成したホームページを、NOTEに移行したものです。<投稿日: 2020年10月29日>

四国一周1000㎞挑戦(振り返って)

四国一周チャレンジの主催者のホームページでは、私が最初(2020/9/15)に見たときは、達成者855人/登録者2739人でした。それが、この記事を書いているとき(2020/10/13)には、達成者904人/登録者2774人になっています。今現在も挑戦し続けている人もいます。また、これから挑戦する人もいると思いますので、何らかの参考になればと思い、いくつか反省もふまえ書いてみました。

https://cycling-island-shikoku.com/index.html

毎日の記録(フエリーの床に置いて撮影したので、
下はソーシャルディスタンスと書いてあります)

今回は、1回目1日のみで、2回目は8日間の2回に分けて延べ9日間で、1021キロ走りました。最初の想定としては3回から4回に分けて達成できればと思っていたのですが、天候や自分のからだとロードバイクの調子が良かったので、2回目は連続で8日間走り続けることができました。これは非常にラッキーであったと思います。

元々、私は1日で終わるロングライドイベントへの参加が中心でしたので、連続で毎日100キロ以上を走ることができるのか不安でしたが、十分な睡眠と補給(食事)ができれば、やれるものですね。でも、ホテルについて、観光もせず、ひたすら食べて早く寝るという習慣になっていました。たいていの日は、夜9時過ぎには寝ていました。なお、今回、途中で「揚げ物」等の油ものを体が受け付けなかったり、ビールが少ししか飲めなかったり(基本的は私は晩酌派で結構飲みます)ということはありました。また、カロリーと水分をとるために一番おいしく思ったのは、コンビニで500CCの牛乳パックを一気飲みしたことでしょうか!。(1日に2回程度か!)

今回の挑戦では、いくつかのストレスがありました。

ストレス1:荷物

荷物は極力少なくしましたが(今回のために大型のサドルバッグ:12リッターを購入)、入りきらず、さらに軽量のリック(10リッターですが、少ししか入れないようにしていました)が必要でした。これも、季節によって違うと思いますが、9月の場合、気温も25度から28度程度で着るものもまだ、少なくて済みました。また、フェリーで行ったものの、途中であきらめて帰る場合に備え輪行袋を用意し、2つあるボトルケージのひとつに入れました。結局、2回バスで移動することになりましたので、輪行袋は持っていって良かったと思います。また、雨対策も必要でこれも重くなる要因です。

ストレス2:宿泊ホテルの確保

主催者のホームページに記載の四国一周サポートホテルの場所を予め全部調べましたが、都会地は多くのホテルがあり問題はないのですが、一部の地域では、ほとんどそのようなホテルがないところがあります。たとえば、宍喰(ししくい)、土佐久礼、大月など。あらかじめ近隣も含め民宿を探してリストにしておきましたが、ネット予約もできないところがありました。でも、お遍路さんの多い四国ならではなのでしょう、何とかなるのでしょうね。(途中、多くの白装束のお遍路さんに出会いました。アクセスの悪い足摺岬の途中の山の中でも、ひとりで黙々と歩くお遍路さんには感銘を受けました。)

ストレス3:1日にどこまで行くか

体力がある人で、1日に200キロから300キロも走れるような人はあまり考える必要はないのでしょうが、私のように1日で100キロを念頭におくシニアライダーにとっては、主催者提示の11日間の各区間の距離は、一部中途半端な距離の区間があります。例えば、高知から土佐久礼は59キロ、松山から今治は47キロ、観音寺から高松は65キロです。ここを越えてどこまで行くか、どこで宿泊するかは、臨機応変に対応が必要でした。天気やからだの調子をみて考え、併せて宿泊について、途中の道の駅かコンビニで予約をしました。

ストレス4:ライト

四国一周でわかったのは、トンネンが多いということ、それも1キロ以上のものがいくつかあることです。地元で走っているときはめったにないので、夕方の「点滅」が目的のライト(cat eyeの2000円程度のもの)でしたが、これが災いし、もう少しで大けがをするところでした。(6日目の宇和島から松山間に記載)ライトは、防水で明るいものものをお薦めします。また、普通は朝から明るいうちに走ると思いますが、たまたま遅くなり、暗い中を走ることになっても安心です。(私は安全のため暗い中を走るのは避けています。)

ストレス5:スマホ

GPS付のナビをお持ちの方は、問題ないでしょうが、スマホホルダーにスマホを入れておき、信号待ちの時などにグーグルを見るようにしていましたが、結構、頻繁になると面倒です。その上、私の場合は、振動のせいなのか、7日目に通信が故障してしまいました。幸いにも、コンビニでの無料Wifiの電波は拾ってくれましたので助かりました。コンビニの無料Wifiに感謝です。結局、スマホの故障は電源を落とし、SIMを出し入れすることで復活しましたが、途中の道の駅でSIMを抜くピンの代わりにクリップをお借りしました。

なお、私は、行く前に、主催者がホームページに書いていた「STRAVA」をスマホにインストールして、予め少し使ってみて、四国一周の初日から3日間は、セットしていましたが、バッテリーの消費が多く(1日で70%くらい消費??)、また、ルートや距離のトレースの仕方に慣れていないので、結局、4日目以降は使うのをやめました。

ストレス6:ロードバイクのメンテ

今回のために、自分なりにタイヤの交換や注油などはしましたが、やはり連続で1000キロ以上走る場合は、プロに見てもらうべきでした。すでに書いたように最終日には、フロントディレーラーが固まってしまい、高松の手前から5キロと、帰りの神戸港から自宅までの約30キロは、フロントディレーラーの外側(トップ側)は使えませんでした。その後、帰ってからプロショップの方に見てもらいましたが、ディレーラーのワイヤーを抜いてもう一度差し込んだだけで、何もなかったように直ったそうです。不思議な現象です。何かが「かんでいた」のか、雨のせいなのか?です。

以上、何かの参考になればと思います。

四国一周1000㎞挑戦(その後)

2020/10/29(木) 今日、四国一周の主催者から、完走証とバックルが届きました。表彰状でもなく、達成賞でもなく、「完走証」というのが「賞」でなくて、「証」で地味でいいですね。ソロでひそかに走り続けるイベントにピッタリです。発行ナンバーから私が、867番めの達成者のようです。今まで、少ないですが現役中に仕事でもらった表彰状より、サイクルイベントでもらう達成賞(証)の類のほうが、有難みを感じるのは多分私だけでしょうね。感謝です。(なお、GPS付きサイコンがあれば、距離や平均速度の記載のある「走行証」がある由。)

ところで、記念品のバックルって、どうすればいいのでしょうか。女房にこれどうすればいいのかなあと聞くと、「昔、マカロニウエスタンで、ベルトにつけていたヤツ」と言ってました!。思わず私が、「マカロニウエスタンって、もう知ってる人いないやろな」、それに「これ重たいし、ベルトにも使えんな」という、年寄りの会話でした。

なお、写真のFinish Dateの、Oct.5,2020は、私の申請ミスで、正確には、Oct.3でした・・・。

完走証とバックル

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