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病気のはなし....7話 はじめての入院・手術

■ 2021年12月14日から3日間
 入院して手術を受ける事になった

 ●子宮頸部円錐除去手術●

手術自体は1時間かからないで終わる予定 

14日は術前検査で引っかかってた心電図をもう一度やって執刀医と面談
その後は自由時間で夕食を取りお風呂に入って寝るだけ

15日は手術の時間が夕方からになっているのでその時間が来るまで飲まず食わずで待つ...
麻酔が覚めるのは深夜と思われる

16日は診察を受けて異常がなければ退院

その後1週間ほど休んで体調不良なければ仕事復帰という流れです。


■ 私は入院は厳密にいうと経験ありで
30歳の時に風邪をこじらせて肺炎で1週間程入院した事があった。
身体にメスを入れる手術は初めてなので
心配や不安でいっぱいなはずなんだが.....

なぞに恐怖心より好奇心が勝ってしまい
店長にワクワクする!って言ったらドン引きしてました...ははは...
(しかも入院前日まで仕事普通にしてた)

がん宣告された時点でこれから体験する事は忘れないようにどこかに記して置こうと
決めていたので不安もあったけど必死にレポ
しなければ!!の気持ちの方が強かった。

心配と言えば、うちの可愛いにゃんずのお世話の事。
夫は普段、帰宅も遅くにゃんずの事は8割私がやってるので留守中大丈夫か不安で...
でも3日間なんでなんとかやってくれるでしょうと一応事前メモを残しといた。

うちの可愛い黒猫にゃんず

あとは自分を励ます為のグッズが必要だ!!
と思い、韓国アイドル(BTS)のトレカとか缶バッチとかキャラクターのぬいぐるみ(小さめ)などをリュックに詰めた。

■■入院当日■■
この日は夫は仕事だったので1人で向かった。
私の母も弟も遠くに住んでるので入院・手術の事は伝えたけど生活のサポートはとりあえずなしで。コロナ禍という事も多少影響あり。

リュックと小さめのボストンバッグ
持参で行った。
この日は雨が降っていて寒かった....。
(なぜか頭の中で長渕剛のとんぼが流れる)

エレベーターで14階まであがりインターホンを押したら看護師さんが来てくれた。
面会ルームで必要書類を渡して今日の段取りを聞く。

真っ白な広い廊下の先に私の病室があった。

荷解きをしてパジャマに着替えて
とりあえず探索だ!!
(この時まだ手術はこれで終わりだと思ってる)

階下のローソンの品揃えのチェックをしに行ったり自販機のラインナップのチェックをしたり面会ルームのWi-Fi接続したり...
とにかくウロウロしてみた。
病室に居なさすぎて看護師さんが私を探しまくってたというハプニングも勃発(笑)

夕飯前までに心電図も無事異常なく終わり
執刀医から手術の詳しい説明も聞いた。
(この時に初めて正式な自分の病名を知る)

   ●上皮内線癌●

これが私の病気の正式名称か...
なんかもやもやしてたなんとも言えない気持ちがやっと晴れた気がした。

『今からこれに立ち向かうんだ!』


そして
お楽しみの夕食
以前に入院した病院はご飯が最悪だったので
心配だったけど
今回の病院はめちゃくちゃうまい!!

手術前日の夕飯


ペロリと平らげた。
シャワーを浴びて夫とLINEし、この日は消灯時間を迎えた。


■■手術当日■■

手術の時間は16:45〜の予定
それまで飲まず食わずで待機。
とにかくこれがめちゃくちゃしんどい!
水も飲めない。手術前って飲めない食べないが当たり前とは知らなかった.....。

昼過ぎ頃、夫が面会に来た。
面会ルームで15分だけというルール。
ワクチン2回接種証明書と身分証明書を提示
すると面会ルームに入れる
という事になっていた。

夫は飲まず食わずの私の前で2本も自販機で買ったレモンティーを飲み干し、東郷神社で貰って来たと告げお守りを置いて帰った。

 

そのあと病室で看護師さんが迎えに来てくれるまで昼寝したりスマホみたりして過ごした。

時間が押しまくって手術の準備が整い手術室に向かったのは18:00頃
(しかも自分で歩いて手術室まで行く)

私の手術担当のチームが私をぐるっと囲んで
皆さんの自己紹介...
麻酔担当の○○です
オペ室担当看護師の○○です
......という感じでなんだかみんなニコニコしていて謎に和やかムード

手術室に入ると手術台があり
自分で乗って仰向けになった。
(背中が温かくて気持ち良い)
(オペ室が綺麗でかっこいい実験室みたい)

腕から麻酔の点滴が入り
人工呼吸器が付けられて
人工呼吸器のマスクが結構圧迫されて痛いなぁと思う所でもう意識がない.....


気がついたら消灯後くらいの病室
全然どこも痛くない
でもいろんな管がつけられて動けないので
正確に何時とかはわからない
とにかく喉が渇いてる
しばらくしたら看護師さんが様子を見に来た
水を飲みたいと伝えたらまだダメと言われた
(術後6時間後から水分取れる)

夜中の2時頃、麻酔が切れてきたのか
生理痛の2倍くらいの痛さに襲われたので
ナースコールで看護師さんを呼び
痛み止めの点滴を入れてもらった。
その後は痛みはなく朝方までぐっすり寝た。

朝ごはん前にいろんな管を取り
無事お楽しみの朝ごはんを食べた

質素だけど美味かった

その後は術後の診察を受けて
(やや出血が多いとの注意はされたがギリギリクリアで安静に過ごすようには言われる)
薬も痛み止めが数日分出た。

やっと家に帰れる〜\(^o^)/


夫が迎えに来てくれた


だけど....

私は夫に荷物を渡し、先に帰るように伝え
1人でスタバに寄り
サンドイッチとラテとケーキをいただき
「 お疲れ、私! 」
と自分を労いました(^^;)
どんだけスタバすきなんか、わたし(笑)


というわけで
はじめての入院・手術は無事終わり
年明けの術後検診を受けたら
なーんだ!がんとか言われてびっくりしたけどあっけなく終わったな!!
.....となる予定のはずだったんだけど....

さらなる試練が待っているのだった!!

そういえば、病室で寝てる時に
主治医が来て
2月ももしかしたら入院かもなんで
2月14日を一応押さえてあるよ
みたいな事を言って去って行ったな....

????どういう事?????


病気のはなしその8話につづく....

渡された入院〜退院までのスケジュール表


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