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病気のはなし....5話 検査結果

■検査の結果が出るまでの2週間

友達や自分の担当してるお客様にもこんな検査して結果待ちしてるって話をしていた

みんな心配してくれたけど
私は自覚症状もないしちょうど年末に差し掛かり
予約も沢山入っていて毎日遅い時間まで仕事していたので

あの人、あんなに働いてるけど元気そうだからきっと大丈夫そう〜

ってみんな思っていたと思うし自分もそう
思ってた。

そうこうしてるうちに
検査結果を聞きに行く11月30日を迎えた

病院が終わったら友達とランチの予定を
入れていた
呼ばれるのを待ってる間、何食べようかなぁ〜と呑気にお店探しをしていた


しばらくして

「○○さ〜ん!5番の診察室へ」

と呼ばれた

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

先週神社にお参りに行った事や
毎日お風呂に入る時検査結果
なんでもありませんようにと
祈った事を思い出していた


この前の検査の時と同じ先生が座っていた

「この前の検査結果なんですが....」


ドキドキ.....ふぅ.....
(心の中で拝むポーズ)


 「ガンの所見が見られたので
    追加の検査と手術になりますね」


え?

今、ガンって言った??

え?言ったよね???

ドラマで観るみたいに
ご家族の方お呼びくださいとか
先生の神妙な感じとか無かったよね??

そんなさらっと言っちゃうの?

え?え?え?

とか思ってる間に手術の日程とそれに伴う検査スケジュールと手続きの案内をされた...

行う手術は

■子宮頸部円錐切除術■

私の場合は2泊3日で全身麻酔で行うらしい

頭の中はガン告知された事よりも

繁忙期に入院・手術とかやべー
店に迷惑かける、お客様の予約どうしよう...

がぐるぐるかけめぐり

ガン告知された事事態は意外と
この時は
さほどショックでもなかった...

それよりなによりびっくりしたのは


今まで私の人生観とかって

そんなに長生きしてもさ〜
子供居ないから残すもんもないし
歳とって邪険にされるのも嫌だし
もし病気が発覚してもそんなにすがりついてまで
色々治療しなくていいかな
痛いのやだし

と、友達とかとこの手の話題になると
よく言ってた

でも

でも

ガン告知された私は違った...

きっと告知されたら泣き崩れる人もいるだろう
実際、病院の待合は泣いてる人も居た
家族に支えられて動けなくなる人も居た


私はなぜか身体の奥から沸々と

絶対元気になってやる!

どんな手を尽くしても元気になる!

どんな治療も痛いのもかかってこい!
絶対乗り切ってやる!

元気になってBTSのコンサート行くんだよ!
元気になって韓国行かなきゃなんないんだよ!!


そんな思いでみなぎっていた!!


VIVA!オタクパワー!!\(^^)/



ひととおり今後の予定を主治医から聞いた後は若い看護師さんにバトンタッチ

1階の入院受付で手続きする内容と
明日のMRI検査の注意事項
入院までに用意する物の説明を受けて
数枚の日程表を渡された

友達とランチの約束まで時間が近づいていたので
慌てて色々をすませて病院を出た


夫にはとりあえず結果だけでも連絡しとくかと思いLINEで
ガンがあるってさー
と、送った。

その後、ランチした友達にもガンがあるから手術になった事を言ったらものすごいびっくりしてた

1番の親友にもLINEで手術する事を言った

職場の店長にもすぐ連絡取って
休みの変更やお客様への連絡もすぐやり始めた

術後すぐには仕事できず
入院含めて9日間も繁忙期に休む事事態が
つらかった。


ちなみにランチしてる間に夫から返信あり
びっくりして会議すっとばして
帰ってきてしまった(^^;)

ちゃんと伝え方考えるべきだったと反省...




この後から手術当日まで
円錐切除手術を検索しまくり
術後の状態はみんなどんな感じかも検索して

余計な不安に陥って行くのでした......


つづく....


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