他人の闘病日記はまだ読めない

先日、テレビに西加奈子さんが出演していた

「くもをさがす」という本について話していた

私はまだこの本を読んだ事ないので
自分が体験した事と照らし合わせて....
という話は出来ないのだけど

Twitterでみんなの意見や感想を辿ってみた

自分の体のボスは自分

自分が治療方針決めていいんだ!


.......もちろんそうなんだけど
元々どこも体調悪くなくて検査したら
いきなりガンです言われて
なんにも知識もないし準備もないし

でも現実にはものすごいスピードで精密検査の日やら入院の日やら手術の日やら仕事の調整やらを決めていかなきゃならなくて

主治医に言われた事をなんかよくわからないままにはいはい言って書類書いて出して
なんか帰宅してから焦って検索しまくって
いろいろ決めてきたけど正直あれで良かったんだろうか...と思うけどのんきにしてる猶予はないし(焦る)(焦る)

そして検索しまくった結果不安の渦に飲み込まれたまま手術当日をむかえる......

(ちゃんと病名と術式等は執刀医から説明ありますから誤解ないように!そこは安心してください!!)

こういうスピードで進んでいく中で
どのタイミングで

「私はこういう治療を望みます!」

と言えるんだろうか......。

ほんとか噂かは知らないけど

日本の医療において
抗がん剤やりません
放射線やりません

というとうちの病院では診れません
転院してください
と言われるそうだ。
(まぁ大学病院とかはそうかもね)

なかなか理想と現実は違うし難しいね

自分らしい治療ってなんだろね....

私は病気発覚から手術、退院
まではポジティブに絶対治すぞ!!
って意思に支えられてきたけど


術後の今

再発、転移の心配をずーっと考えながら
暮らすの正直しんどい。

これは一度でもガンに罹患し治療し
生還したとしても
ずーっと付き纏う想い。

病気の後、以前よりいっそう
今を生きようと思っているし思うようにしてる

それでも時々、将来が不安になって
どうしようもない夜もあるけど

私が大切なのは今!この時!
と思うようにしてる。

....というわけで
今はまだ他人の記した闘病記は
どなたのも読んでいませんし
読める気がしない現在であります。

そのうち心情が変わり読める日が来て
また私の考え方や想いにぴりっと
なにか刺激を与えてくれたらいいなぁと
思ってます....。


追記
でも西加奈子さんから受ける
ポジティブオーラは素敵だし
前進あるのみ!スタンスは見習いたい。
「くもをさがす」読める日が来ますように。

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