マガジンのカバー画像

おめかし

175
おしゃれやおめかしの悲喜こもごもをのぞかせていただいてます。
運営しているクリエイター

2021年8月の記事一覧

アイシャドウあれこれ

こんにちは、雪です。 やっと夏休みに入ったーーーーー!!ということで、今回は私の持っているアイシャドウを紹介したいと思います!今回、めちゃくちゃ長いので暇してるときに読んでもらえると幸いです。 時間がない日の救世主まずは時間がない日に大活躍するアイシャドウを紹介したいと思います。 1 コスメデコルテ アイグロウジェムPK880 コスデコを代表するアイシャドウ、アイグロウジェム。一度使えば人気の理由が分かる商品です。この商品、一つあれば簡単にグラデーションを作ることがで

香雲紗

私のTwitterをフォローし、かつ中国服関係のツイートを読まれている人は、私が「香雲紗」という布について何度かツイートしているのを見たことがあると思う。 香雲紗の染料は、広東省仏山市の珠江デルタあたりの湖沼の泥と薯莨という芋。薯莨の汁に浸けた布地(主に絹)を夏の強い太陽にさらして茶色く発色させ、さらに表に鉄分の強い珠江デルタの湖や川の泥を塗りつけて黒く変色させるという、実に手間がかかる布で、今は中国の無形文化遺産にも登録されている。 泥で染めた表面は皮のような艶がある漆

循環するファッションを考える

*カバー写真は2017年、ブルックリンミュージアムで行われた”GeorgiaO’keeffe Living Modearn”にて筆者撮影。メンテナンスしながら大事に着られていた事がわかるブラウス。 困った着物に呆然とする 私は途方に暮れた。箪笥に詰まった母親の着物を見た時に…。 かつて着付けを習い、歳を取ったら着物で過ごすのだ!という野望は五十肩により帯が結べなくなり挫折した。何よりこの着物は私のサイズではない。(母親は小柄だった) 例え帯が結べたとしても着られないのだ。

お洒落について考える

昔からファッション雑誌が大好きで、それはファッションというよりも様々な文化的情報がファッション的に編集された雑誌という媒体と、文字を読むことが大好きだったから。学生の頃はメンズファッション誌もレディースファッション誌も全てに目を通していました。ほとんど立ち読みばっかりだったのだけど、自分で買って集めていたのはSTREETという海外のファッションショー会場などで撮影されたスナップだけを集めた雑誌と、マガジンハウスがかっこよくてGINZA、ポパイ、ブルータス、あとは装苑、それに当