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おめかし

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おしゃれやおめかしの悲喜こもごもをのぞかせていただいてます。
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2019年4月の記事一覧

新社会人の皆さんへ 忘れないで、おしゃれをしない権利もあるんだよ!

4月から、学校を卒業し、新たに会社勤めほか、労働市場に参加する皆さんも多いことと思います。そんな皆さん、特に女性の皆さんへの私からのメッセージです。 もう何年も女性誌やファッション誌、漫画でも、テレビでも、「女はおしゃれしよう」「女はおしゃれしなくちゃ」「女はおしゃれすべき」と書かれてきました。いつもいつも、社会全般からのおしゃれ圧力には休む暇がありませんでした。けれども、女だからおしゃれをしなければいけないのでしょうか? 私は小さいころからおしゃれやファッションが好きで

はじめて古着を売って秒速で700円稼いだ話

いきなりしょぼいタイトルですが… 私は16歳・高校二年生でちいさな古着屋をはじめました。 それから25年、ずーっと古着を売って生きてきました。 ちいさなお店をやりたい方 独立開業、学生起業したい方 好きなことを仕事にしたい方 … むかしの話なので参考にはならないかもしれません。 「自分にもできるかも」 っておもってもらえたら嬉しいです。 はじめて古着を売って秒速で700円稼いだ話高校一年の冬、仲の良かったともだちに 「フリーマーケットに出店しよーよ。申し込み用紙

誰も教えてくれなかったおしゃれのルール(アーカイブ)白の色

以前、黒の色の幅について書きましたが、白にも、さまざまなものがあります。 白の幅のある色見に対しては、オフホワイトという名前ぐらいしか付されていませんが、もちろん、洋服に見られる白はオフホワイトとその他というわけではありません。 以前、壁を白いペンキで塗ろうと思い、いろいろ調べたとき、一口に白といってもいろいろな名前がついていて、とても楽しいなと思いました。 黄色が強いもの、赤み、蒼みなど、光沢のあるもの、マットなものなど、さまざまなもの、それぞれ一つずつちゃんと名前が

心をあたためてくれる消費

1993年にお店を始めて以来、同業他社をライバルとおもったことは一度もありません。 自信があるとかそういうことじゃなくて、 「同じシーンを盛り上げてくれる同志」とおもっていて、「戦って、勝つ」必要性を感じないのです。 しかし2010年代になると戦って勝たなければならない敵があらわれました。 それは 物を持たない・消費をしないことを美徳とする価値観「ミニマリスト」「断捨離」「持たない暮らし」などなど挙げればキリがありませんが…その価値観を推すキャッチーなワード達。 この敵