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よく見ている中国の料理人、大人気Youtuberだった。(追加画像あり)

最近、参考でよく見ていた中国の料理人・王剛さんのyoutube。

「さやいんげんの炒め物」


「トマトと卵の炒めもの」


あんまり動画慣れしてない人だな、と思って好感をもって視聴していたのですが、
ふと、動画の再生数を見たら300万回とかで、すごいな、と思ったら、youtube以外のショート動画など含めると3000万人以上のフォロワーがいるすごい方でした。

無知でした。

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中国語のWikipediaもありました。

一部引用しますと、王剛さんは、1989年四川省生まれの35歳。
少年の頃、ぐれていた時期もあったものの、学業の成績は良かったようです。
ご両親は有名大学に進学して欲しかったようなのですが、王剛さんは料理人を志し、学校を中退。

それからは料理人への道を邁進、19歳から24歳の間は50店以上のレストランで働き、それぞれの店で料理長と関係を築き、料理の秘訣を学び、2014年には広州のあるレストランで料理長を務めたそう。

その後、2017年に「盘龙茄子パンロンチエズ」という料理の投稿がバズったのがきっかけで、西瓜視聴や微博などへの動画投稿で人気を高め、youtubeは2018年1月に始めて、登録者数は200万人を超えています。

最近の動画で、自分のお店を持てました、というのも見ました。

こちらは、王剛さんが作った「盘龙茄子」、旨そう!

訳し方がわからないのですが、数珠繋ぎになるように切ったナスを揚げ、ひき肉や赤ピーマン、ニンニクで作ったあんかけスープをかけたものです。


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わかりやすく解説はしてくれるのですが、厨房や調理器具はプロ仕様で、下ごしらえの技などもプロフェッショナル。

なかなかまねるのは難しいですが、素人でも手を出しやすい料理も中にはあります。

ただ、チャーハンなど、シンプルだけど、素人が家で作るのとはやはり火力や技が違います。まあ、鉄鍋を豪快に振る姿を見ているだけでも楽しいです。

(ところで、このチャーハンの動画はタイトルが日本語でした。日本のフォロワーも意識しているのか・・??)

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厨房だけでなく、王剛さんが親戚のおじさんを訪ね、一緒に調理して食事する動画もシリーズ化されていて面白いです。

辣子鸡ラーズジー辣子鸡丁ラーズジーディンは何が違うの?食べ比べてみよう」


「5日かけて"佛跳墙フォウティアオチアン”を作ろう。鍋を開けたらおじさん大感動」

おばさんは食べる係のようです。


<画像追加>"佛跳墙フォウティアオチアン”動画からキャプチャ画像です。

三日目、おじさん、「手間かかり過ぎるよ」とスネる。

四日目のおじさん。よだれがもうこんなに長いのに、まだ食べれないの?

ついに五日目。完成!いよいよ蓋を開ける。

鮑やフカヒレ、金華ハムなど、高級食材が惜しみなく使われたスープ。

おじさんも、「私の人生、報われた」と大満足でした。

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是非、興味を持った方にはyoutubeなど覗いていただきたいですが、Wikipediaを見ると、「冷吃兔事件(ウサギ肉のスパイシーマリネ事件)」という項目がありました。

どうやら、動画が「残酷」と、中国国内で炎上騒ぎになったことがあるようです。

また、「炒饭事件(チャーハン事件)」という項目もありました。

チャーハンを作っててボヤ騒ぎでも起こしたのかと思ったら、何やら、中国ではチャーハンが政治的にタブーになる時期があるそうです。(詳しくは、日本語でも検索すれば出てきます。)

ただチャーハンを作る動画をアップロードしただけで、炎上してしまうとは、恐ろしいです。

王剛さんのフォロワー数は何しろ多過ぎるので、やっかむ人もいたのでは、と思います。

人気者はいつの世も、どこでも、大変だと思います。

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