プロスペクト理論

おはようございます・こんにちは・こんばんは✨

今日は皆さんも聞いたことのある「プロスペクト理論」についてお話したいと思います。

プロスペクト理論

「プロスペクト理論」一度は聞いたことあるのではないでしょうか？

これは、「人は目の前に出された条件下で、その損失の度合いによって意思決定する。また、変化させる」と言ったものです。

言わば、損失を回避しようとする心理学・行動学とでも言いましょうか。

もちろん皆さん、損なんてしたくないですよね？

私だってしたくありません(;^ω^)

この「プロスペクト理論」は人それぞれの損失に対する耐性、またお金に対する恐怖心をうまく表しています。

皆さんに2択を出します

Q．あなたは100万円でどうしても欲しい商品を買おうと決めていて、今回はショップに100万円を持って買いに来ました。すると同じ買おうとしていた商品が２パターンで売っていました。あなたはどちらを選びますか？

１．50%オフの50万円で売っている。

２．50%の確率でタダになるが50%の確率で元値の100万円になる。

皆さんはどちらを選びますか？

一般の方の回答は、1番です。それは何故か？答えは簡単です。

「得」と思ったからです。

2番はギャンブルっぽくなりますが、「確実に半額で買えるならそっちの方が得じゃん？」と1番を選ぶのです。

ですが実際は期待値で考えても2番の方が良いのです。

そもそも100万円で買うつもりで来ています、もし2番を選び50%でハズレても損はしないのです。

ですが人は皆、1番を得だと思い無意識に選んでいます。

まぁ、私もわかっていても1番選びますけどね笑い

もう一つ質問です

Q．皆さんには200万円の借金があります。借りている金融会社が創立50周年を記念して2つのプランを発表しました。あなたはどちらを選びますか？

１．返済額が無条件で50%減額の100万円になる。

２．50％の確率で全額免除になるが、50%の確率でそのまま200万円は変わらない。

皆さんはどちらを選びますか？

この質問に一般の方の回答は2番なんですね笑

お気付きのかたもいると思いますが、1つ目の買い物の質問では皆ギャンブルはせず、確実に半額を選びました。なのになぜ借金の今回の質問ではギャンブルの2番を選ぶのか。

それは

「損失をできるだけ回避したい」と思うから。

借金となると元々マイナススタートです。皆はもう返さなくても良くなるならとギャンブルに出てしまうわけです。だからパチンコなどのギャンブルでも借金を返そうと必死になる人がいるわけです。

もちろん期待値で考えれば、1番が得です。ですが皆さんはそんな事より目の前の条件を瞬時にどちらが得か損か、深く考えもしないで選択します。

「とにかく損したくない、得をしたい」

その一心で…

お金への恐怖心

人はお金への恐怖心が強い生き物です。それはおそらく人間だけ。

そんな社会に生きています。

人は、お金を得る喜びよりも失う悲しみの方が数値で表すと2倍近くダメージを受けるそうです。

「1万円拾って喜ぶ、その後その1万円を落として悲しんだ。」

普通に考えれば、1万円得て1万円失っているだけで、そもそも自分のお金でない。だから±０となる。

しかし、このプロスペクト理論では、1万円得た喜びは失った時に2倍のダメージを受けているに値する…

つまりは、2万円失った気持ちになるということです。

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・カジノで1万円が3万円に増えた、しかし次の賭けで1万円負けて2万円になってしまった。友人は「もう1万円勝ってるし、終わりにしよう」と言う。

しかし本人は2万円失っているのと同じダメージ、さらに、さっきまでの3万円がまるでもともと自分のお金だったように錯覚しているためさらに賭ける。

そして全額失う。そこで「1万円勝っていたのだからやめればよかった」と後から気づく。

こんなことはよく聞く話です。

なので皆さんも、このプロスペクト理論を理解し、少しコントロールできれば日常生活でもギャンブルや勝負事など、勝てる、あるいわ負けにくくなるかもしれません。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

まだまだ未熟者で投稿も綺麗ではないですが頑張りますのでよろしくお願いいたしますm(__)m