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犬の五感

今回は犬の五感について書いていこー!


まずは犬の五感の優れている順から!
嗅覚>聴覚>視覚>味覚>触覚
だそうです。

とくに嗅覚が優れていて多くの情報を鼻から受け取っていると。
犬同士でお尻の匂いを嗅ぎ相手の性別や年齢などの情報を得ている事が知られているように、
匂いを識別する脳の領域は人間の約40倍と言われているそうです。

うちの愛犬もみさんの話ですが、
5歳頃まで外の世界を知らない繁殖犬だったらしくド級の怖がりで
初めての人には自分から近寄っていくことができないのですが、
それでも気にはなるようで遠目から見るだけではなく一生懸命匂いを嗅いでいるんです。笑
あまりにも遠くからなので一見空気を吸っているように見えるのですが笑、
どんな人なのか情報を得ようとしているんですね♪
あー健気で可愛いぃ。親バカ

話がそれましたが戻します。笑

犬種の中でもマズルの長い長頭種(ジャーマンシェパードなど)がより嗅覚に優れており、
理由は匂い物質を吸着する嗅上皮と呼ばれる粘膜層の面積が短頭種(パグなど)より広いためです。
犬の嗅上皮は人間の約50倍の広さで、
人間が1円玉程度の広さに対し犬は1000円札程度あると!

ジャーマン・シェパード

その割に人間のように臭い!って感覚があまり無い気がして羨ましいなーと思うのは私だけでしょうか。笑


2番目に優れている聴覚はというと、
人間の4倍ほどらしいです。

たとえば人間が10m離れてやっと聴こえる音が犬には40m離れても聴こえるとのこと。

しかも音程は人間が理解する音程よりもさらに8分できるそうで、
ドレミの”ド”の音を1/8ずらしても犬は区別できたという実験結果があるそうです。

うちの愛犬達は私の足音と私の兄の足音をよく理解してるのか待ち構え方が違うのです。
私には、オカンおかえりぃぃぃ♪
兄には、お前帰ってきたのかー!!
といった感じ。笑
外から家に入る前も足音で気づきます。


3番目に視覚
視覚は人間と犬とでは優れている機能が違うようです。

遠くの物をハッキリ見分ける能力があるのは人間。
視野の広さと動く物を見分ける能力があるのは犬。
といった感じです。

遠くの物を見分ける視力は約3倍人間の方が優れているそうです。
例えば人間が27m先の物を識別できますが犬には9m先までしか識別できません。
しかも近くの動いていない物はぼんやり見えているのだそう。

たしかに、
遠くから愛犬の名前を呼んでも呼ばれた事は理解しているけどどこに飼い主がいるか分からないといった反応をするのはそういった要因があったのですね。

ですが動体視力の処理スピードは人間より25%も早いそうで、
飛んでくるボールをスローモーションでとらえているそうですよ!

とくにサイト(視覚)ハウンドの犬種はとくに視野の広さや動体視力に優れており、
視野はパノラマのように見えているそうです。

例えば素早い動きをする野ウサギやキツネの狩猟のために飼育されていたボルゾイは、
高い動体視力と脚の速さを使い獲物を追っていました。

ボルゾイ

かっこいいですねえええ!興奮
私も一度は家族に迎えてみたい!

色の識別はというと、
黄色か青色の2色しか識別できていないそうで、
それ以外の色は黄色から青色の中間色(グレー)でしか見えていないそうです。

緑,黄,オレンジ→黄色
青,紫→青
赤→グレー
といった感じ。

ですが暗闇では人間よりもよく見えていると言われていて、
ほんのわずかな光だけでも物体を見分ける事ができるそうです。
猫は夜行性と言われていますが犬も元々は夜行性でした。


4番目の味覚
味覚は人間には劣るそうです。
人間の味蕾(甘・酸・苦・塩の受容器)は約1万個あるのが、
犬は1/5の2000個しかないそうです。

とくに甘味、酸味、苦味は感じるそうですが、
塩味には鈍感みたいですね。

ですが人間には無い水の味が分かる味蕾があるらしく、
十分な水分を補給するために進化したためと言われています。



5番目の触覚ですが、
犬が生後間も無く発達する感覚は触覚だそうです。
これは子犬が母犬や兄弟犬とくっつき外敵から身を守るためや、
はぐれて飢え死にしないためと言われています。

犬の触覚は体全体のうち約40%が顔から情報を受けているそうです。
ヒゲ一本一本も感覚があるとのこと。
感覚過敏な愛犬が顔をよせてくるのは母犬のような信頼感があるからですね♪

犬は熱さ冷たさを感じる感覚、温覚、冷覚は鈍いです。
とくに温覚は鈍く、
痛みを感じるまでほぼ反応が見られません。
ですので真夏のアスファルトを歩かせないよう人間が注意しなきゃいけないのは犬が自ら熱さを感じにくく、
いつの間にか火傷してしまったなんてことあるからです。

温覚は鈍いと言いますが、
"体感温"と"熱さの抵抗力"はまた違う話になります。
犬は毛でおおわれており、
体温調節をする汗腺がほぼ無いため(肉球にはあります)暑さには弱いので夏の日の温湿度調節はとくに気を配りましょう。


今回犬の五感について書きましたが調べていて、
へー!そういった要因でそうなったのね!
と知れることが多くて私自身とても楽しかったです♪

ドッグトレーナーの勉強をしていると、
愛犬のことをだんだん知れるような気がして嬉しくなります!

次は何を書こう♪


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