塗る亜鉛防食「太歳神社 トイレ」
設計：SUPPOSE DESIGN OFFICE（サポースデザインオフィス）
広島県三次市にある”太歳神社”の境内に設置されたトイレにマットカバー仕上げをご採用いただきました。をご採用いただきました。
撮影は1月で、三次市内はところどころ雪が残っており、見える山々も雪が残り都心部では感じられない自然が感じられる場所でした。
太歳神社はその麓にあり、石積みの階段を上がり、鳥居をくぐったすぐ左手に今回ご紹介するトイレがあります。
トイレは外壁が経年によって浸食したゴツゴツした石積みのような質感で、境内にある灯篭や鳥居との統一感があり、神社の厳かな雰囲気に溶け込んでいるのですが、上部・下部のスリットがあるため外観から屋根部分と壁面が浮いているようにも見え、重そうな質感とのギャップが目を引きました。
（ゴツゴツしているのにふわふわした風船の様というか、、、表現が難しいです）
スリットから覗く支柱には、出入り口の側面に使用されているリン酸処理鋼板との統一感を出すため、マットカバー仕上げで質感や色味の全体的なまとまりが感じられます。
腐食しやすい柱の地面と接する部分では、防食対策として亜鉛のちからを十分に発揮します。
今回は雪の残った状態での撮影でしたが、雪の無いときはこのような外観です。
お近くに寄られた際は、是非足を運んでいただければと思います。
ちなみに、こちらの神社はアニメ『朝霧の巫女』に登場する神社のモデルで、聖地としても有名なようです。
＜使用材料＞マットカバー
太歳神社はこちらです。
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（記事担当：FKD）
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