【実験】塗料廃棄方法を検討してみた。(DIY編)
塗装をするときに塗料を使いますが、たいていの場合ギリギリの量ではなく目的の塗布量より少し多めに用意されるかと思います。
そんな残った塗料も、保管方法によっては変質したり色が変わってしまったりして、次に使おうと思っても使えずに廃棄せざるを得ない場合があります。
数量にはよりますが、簡単に廃棄する方法はないのかな?と思って調べていくと”塗料固化剤”なるものがありました。
◆塗料固化剤
今回は、DIY等で余った塗料を廃棄するために塗料固化剤(アサヒペンさんの)を使った実験をしてみます。
まずは塗料固化剤に書いている内容を確かめます。。。(のちに気がつくことがあるのですが・・・。)
◆用意するもの
・塗料固化剤
・廃塗料
・撹拌するための容器
・撹拌するための棒状のもの
◆実験
・容器に捨てようと思う塗料を入れる。(今回は約200ml)
・塗料固化剤を必要量添加(廃塗料100mlに対して付属スプーン1杯:約9g)
・撹拌
オカラ状にならない・・・。なぜだ!?
・よくみたら溶剤系の塗料に使う場合の注意点があった・・・。
ということで、200mlの2.5倍の水(約500ml)を加える。
しかし、すでに溶剤と水が分離していたため”追い固化剤(スプーン1杯)”を投入して撹拌することにしました。
頑張って均一撹拌!
オカラっぽくなってきたので、下層の塗料と十分に混合!
しっかり取扱説明書をみると、いい感じに!(手順は途中間違ったけど…)
◆結果
こんな感じになったので、塗り広げます。
風通しの良いところで、丸1日放置したら乾燥したので、説明書に従ってビニール袋に入れて廃棄します!
◆別の方法(塗りひろげ)
同じくらいの量の塗料を、いらない紙に塗りひろげて廃棄する方法もやってみました。
<用意するもの>
・いらない紙
・使わなくなった刷毛
<手順>
ただ塗りひろげた。
ある程度塗りひろげましたが、
まだ半分くらい残ったので、1回目に塗ったところがある程度乾いてから(1時間くらい放置)もう一回塗りひろげました。
風通しの良いところで丸1日放置すると乾燥したので、ビニール袋に入れて廃棄します!
両者とも簡単に作業できたのですが、違いといえば、
・塗料固化剤の方が、塗りひろげる面積が少なくて済んだこと
・塗りひろげの場合は、乾燥後2回目塗装を実施したので、少し時間を要した
上記の点くらいが挙げられます。(各々約200mlでの比較)
DIY等で出た塗料を廃棄する場合はやりやすい方法でやればいいのかな?と思いました。
くれぐれも所轄の地方自治体の廃棄方法に従って廃棄してください!
※このような作業をする場合は換気に注意し、保護具も着用して安全作業で実施してください。
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