【メモ】熊野神社の雨乞い

愛知県常滑市 熊野神社の雨乞い儀礼。

様々な儀礼を行っても雨が降らない場合の最後の手段として、
神社に伝わる古神面を箱に入れ、海上でこの箱を開けるという儀礼が行われた。
海上でこの神面を開けて見せることで、竜神を怒らせ雨が降る、と伝えられていたらしい。
儀式が行われていたのは大正の頃までだそう。
(知多社会科研究会編『知多のまつり』1977年 より)

・神様を怒らせて雨を降らせる手法として、汚れたもの(汚物、牛や馬の首、骨など)を水に入れるというのはあるが、お面を見せて怒らせるというのは珍しい。
・常滑市の熊野神社は現存するようなので、この本を片手に訪れてみたい。

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