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飛騨王朝とニギハヤヒの痕跡を探して~時空を超える旅

8月末に飛騨へ行って来ました。今回はなぜ飛騨王朝の痕跡を探しているのかについて、簡単にまとめてみます。それは同時にここ数年のぼくの思考や興味関心の変遷をまとめることにもなります。

一昨年(2021年)偶然に「裏古事記」というものがあると知りました。岐阜県飛騨地域が日本の中心飛騨王朝の地であった、それだけでなく世界の始まりの地であったという壮大な物語。そのときにはとんでもない説だと思い、驚いたことを覚えています。しかしここへの関心からはいったん離れ、別の陰謀論や真実の歴史系、スピリチュアル系や仏教のyoutubeなどを見るようになり、裏古事記からは離れました。

今年2023年春分を越えて、饒速日(ニギハヤヒ)という神様とカバラ生命の木の元となったのではないかとされる十種神宝について、改めて調べたいと思い立ち、いろいろ調べていくと、なんと飛騨国一宮水無神社に祀られている大歳大神が饒速日であるという説にいきついてしまった。ここで「裏古事記」、飛騨王朝と饒速日がまさかのリンクしてしまった。これが今年1年の探求するべきテーマとなりました。

そもそもなぜユダヤ教の異端の叡智であるカバラ生命の木と、日本の神の持つ十種神宝が関連しているのかについては、ぜひこちらをご覧ください。

飛騨とニギハヤヒが繋がると気づく前に、十種神宝と関連が深いとされる、丹後国一宮籠神社と眞名井神社を訪れました。籠神社は、十種神宝のうちの2つを所有していることを宮司が明かしているそうです。有名な「かごめかごめ」の唄に秘められた真実として、トーランドさんがyoutubeで取り上げておられ、それを見て実際に行ってみようと思い立ち、5月にお参りに行かせていただきました。

しかしニギハヤヒに関しては、ぼくが東海地方在住のため、丹後まで行かずともこんなに身近なところに、ニギハヤヒがおられるかもしれないことに、正直驚きました。(他に、ニギハヤヒが天火明命と同一視される場合もあり、天火明命は尾張一宮のご祭神なので、愛知も岐阜飛騨も一宮が実は同じ神かもしれないという説もあります)

そこで8月末飛騨高山地域の、飛騨王朝にゆかりのあるであろう、日輪神社、位山巨石群を訪れることにしました。美しい山があり、美しい水が豊かな飛騨高山は、今では外国人にも人気の観光地となっています。実際に町には多くの外国人が来ていました。飛騨牛や日本酒でも有名ですが、ぼくが目指した日輪神社や位山にはほとんど人がいませんでした。日輪神社では一名、ご高齢の男性が「手入れがされてないから、階段もボロボロだね」とぼくに告げ帰って行きました。ちょうど雷もなり始めたため、お参りした時は誰もいなかったので、少し怖いほど荘厳でした。

位山でも一名、登山者とすれ違ったのみ。登山口駐車場にも一台車があるのみ。舗装されてないところの多い狭い林道は、車でのすれ違いさえままならないため、むしろ空いていて良かったです。


位山展望広場 御岳、乗鞍岳方面

正直このニギハヤヒの十種神宝と、飛騨王朝のテーマは本当に大きく、途方もなく、素人ではどこから手を付けて良いのかわかりませんが、言えるのは古事記、日本書紀が作られた7世紀~8世紀頃(大化の改新以降)、それ以前の日本の歴史と、それ以後の日本の歴史が全く違ったものに書き換えられているのではないか?ということです。

そこにはカバラ生命の木の叡智を守ってきたユダヤ教徒も大きく関連してくると思われます。いわゆる日ユ同祖論と言われ、ずっと陰謀論的に語られてきたことでもあります。

ユダヤ教徒に限らず、古代の日本には多くの渡来人がやってきたようですが、実はその渡来人たちは、もともと日本にいた縄文人が、様々な政治的争いの末、縄文海部族として海の民となり、海外へ出て行って、陸に上がりシュメール文明を起こし、ユダヤ教徒、原始キリスト教徒などとなり帰ってきたものであるという論は、ぼくらがやっているトリニティウイズダムでも、モーリーさんが解説してくださっています。

また実際に、旧皇族華頂宮チャンネルの華頂博一さんは、11年間もご自身のルーツ伏見宮はどこからきたのかを調べてこられ「伏見(のルーツ)はユダヤです」とはっきり言っておられることからも、もはや陰謀論とは思われないと直感しています。「ユダヤです」というのは、つまり渡来人であるということ。華頂さんによると「伏見宮」一族は地球を二周しているそう。

このような歴史観やとらえ方は、今ではyoutubeでは多く取り上げられているものの、一般的には全く表に出ていないし、学校の歴史の授業でも全く習うことも、触れることもなく、これまでは陰謀論としてしか扱われてきませんでした。ぼくも数年前前では、2020年より前だったら陰謀論としか思っていませんでした。

しかし風の時代に入り、水瓶座の「隠されてきた真実はすべて明かされる」時代に入り、いっきにその閉じられていた天岩戸は、開けられつつあります。

かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつでやる
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った うしろの正面だあれ

この示唆的な歌は、大きな時代の転換点に何が起ころうとしているのかを教えてくれる歌のようです。こちらの「かごめ唄 空海からのメッセージ1,2」を見て、相当びっくりしましたが、納得もしました。

いずれにしてもこれからの時代、どこかに誰か、すべての真実を明かしてくれる神のような、イエスのようなメシアが現れるのを待ち真実を教えてもらうのではなく、あらゆる点と点とを自分の目で、耳で、松果体でつなぎ、そのために足を使い、手を使い、神や仏の力を借りて、「自分のだけ真実」を見つけ、作り上げるしかないと時が来たと感じています。もちろん誰かと共有できる真実もあるりますが、誰もが納得する、全員が共有できる、唯一絶対の真実や正解を探すことにはもはや価値や意味がない時代に入りました。この一連の物語を、その一部でも共有できる人がいてくれたら大変嬉しく、またそれを少し期待してここに記します。

生命の木の8ホド、7ネツアクは、無数の星空から星星をつないでオリオンやさそりを切り出し意味を見出すようなホドの思考力と、星空全体の美しさを丸ごと心身で感じるネツアクの両方の力を統合し、自分を俯瞰して見る6ティファレットへと至れるよう、導いてくれるツールです。これからの時代は、この6ティファレットの視点(鳥の目)を持つことが、魂の使命とともに生きるためには必須となります。

始まりはタロット、生命の木。このユダヤの叡智、生命の木を西方へ追っていったら、ぐるっと回ってまさかの日本の真ん中の、自分の出発点にほど近い飛騨にたどり着きました。本当に大切な物はこんなに近くにある。これも生命の木の神のお導きだと感じています。飛騨が世界の始まりであるとしたら、それを隠すメリットは何か?その謎も含め、これからも導かれるままに、この謎解きを、自身の使命を、果たしていきたいです。


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