田中英道「高市早苗氏は天武天皇の子孫?」日本国史学会 代表挨拶 令和6年7月13日 日本経済大学(2024/07/13)

久々の田中英道先生。

イデオロギーの時代の終わり。
イデオロギーで物を見る、民主主義だとか共産主義だとか
唯物論的見方に統一させてきた
それが正しいんだというところで生きてきた。
しかしそれももう崩壊する。
イデオロギーはユダヤ人たちが作っている。
グローバリズムの失敗、リベラリズムの失敗。
皆さんも方向転換しないといけない。
若いときから培ってきた、あるいは団塊の世代の親から学んできた、
それを完全に転換して、自分を新しくすることが必要。

老人というのは今、長い。
だから、精神をしっかりしないともうただ生きているだけになる。
だから自分を立て直すということをするためには、
今まで持っていたイデオロギーを全部、
これがそうだったというのを全部認識していかないといけない。
権力、階級だの常識だと思っていたものを
みんな嘘だったということですよ。
つまりそういうことによってつくられる社会が全部失敗している、
それが不可能だということを2つの社会の失敗でそう
感じざるを得ない。

我々の歴史の再生、イデオロギーではない歴史の再生を目指す、
自ら考えていく、自分で身に着けていく歴史。
身に着けていくとは、歴史は知識ではなくて、
我々の血肉にあるDNA、あるいは記憶というものは、
長い記憶がある。
それは先祖たちからの長い記憶。
仏教でいう阿頼耶識というところに、
自分では考えていない知識が入っている。

たとえば日本人であるということは縄文時代からある。
戦争もしない、平和な、規律を自分にもたらしている、
お天道様など、皆さんの中でそれが生きている。
日本人が一番道徳心があると。
日本に行くと一番安心できると、世界から人が来ている。
日本人だけが政治が、経済がと不安がって、
イデオロギーにやられている。

高市早苗さんは、高市王子の子孫。
高市王子は天武天皇の第一皇子。
全くの血統かどうかは問題があるかもだが、
子孫であることは間違いない。

日本には2つの勢力がある、
西の出雲、東の高天原勢力。
紀元前10世紀頃から来た、新しい動き。
源平もそういうことだし、関ヶ原もそう。
関西と関東がどう違うのか。
それを自分で勉強してほしい。
どちらも日本である。
天武天皇はその転換点にいた天皇。
それは出雲敬から、高天原系、つまり縄文系に移った。
その第一皇子が高市皇子。
これから高天原系に変わっていく必要がある。

天武天皇がユダヤ人たちにみずらを切れといったとのこと。
聖徳太子からさらに民族の融和を進めたのではないか。

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