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自分のガジェット遍歴を振り返ってみた

今まで所有してきたパソコンやタブレットなど、自分のガジェット遍歴を振り返ってみました。特に金額が高い、またはその後のガジェット選びの軸になったものに厳選して取り上げます。同世代の人には結構刺さるかもしれませんが、基本思い出語りになりますので悪しからず。


ガジェット遍歴

2010年 BTOパソコンでハイスペックを知る

自分がガジェットオタクになる最初の一歩は、大学1年生の頃に購入したBTOパソコンです。当時はハイスペックパソコンといえばデスクトップであり、ノートパソコンは性能を割り切った製品でした。そのためボクも母艦機が欲しいと思い、BTOパソコンを購入しました。当時ボクは塾講師のアルバイトをしており、夏期講習のバイト代が入ったタイミングで購入したのが懐かしい。

大学生になりたての自分が10万円を超える買い物だったので震えましたが、当時のミドル〜ハイエンドクラスのパソコンだったので性能は十分にあり、そのおかげでPFSやPSO2のようなオンラインゲームに入り浸ることができました。

2012年 Macとの出会い

ノートパソコンは割り切った存在であった当時、十分なスペック且つ薄くて軽いノートパソコンということで、ボクの周りではMacBook Airが急速に普及していました。当時使っていた自分が使っていたノートパソコンがダメすぎたのもあり、流行りに乗るようにMacBook Airを購入。

この出会いは衝撃でした。MacOSの洗練されたUIやフリーソフトを排除したアプリ群、なによりソフトとハードを同じメーカが作るとここまで最適化されるのかと感激しました。ちなみにこのMacBook Airは後に妻に譲渡し、数年前まで実稼働していました。本当に良いプロダクトでした。

Macの素晴らしさに感銘を受けたボクは、すぐにデスクトップもMacにしたいと思うようになりました。MacBook Airの機動力と並のスペックは申し分なかったのですが、やはり絶対的な母艦機としてのスペックを有した据え置き機が欲しくなりました。MacBook Pro1台に集約することも検討しましたが、MacBook ProはAirの2kg近い重量があり、可搬性に優れていなかったのでメイン・サブの2台持ちを選びました。

そして検討の末Macminiを購入したのですが、このマシンもまた名機でした。当時のMacminiはメインメモリとストレージを自分で交換することができたので、メモリ16GBとSSDに換装し当時としては快適デバイスに。当時のAppleはこういうアフターマーケットにも優しかった。

2014年 iPadとハイスペックMacに触れる

当時大学院生として研究に勤しんでいたボクですが、研究用のデバイスとしてiPadを支給されました。当時のボクにとっては初めてのiPadでありとても新鮮でしたが、当時はまだiPad OSもApple Pencilもなく、iPadは「大きいiPhone」そのものでした。最初こそ論文読みに使おうと頑張っていましたがそれもすぐに頓挫。エンタメ消費端末に据え変わってしましました。

また、同じく研究の一環でMacProや27インチiMac、15インチMacBook Proなど、当時のフラッグシップMacを一式支給されていました。限界まで改造していたMacminiとは比にならないゴリゴリのスペックを有しており、ハイスペックマシンとはなんぞやかよくわかりました。またこの経験を通して、MacBook Airが持つ軽量コンパクトもスペックの一つであることや、Macmini以上のハイスペックは必要ない、ということがわかりました。

2017年 MacBook Proに一元化

当時は社会人として何年か勤務したころで、普段の生活では未だにMacminiがメインでした。MacBook Airは社会人になった時点から使用機会が激減し、すっかり出番のないマシンになっていました。

そんな中、彼女(現妻)と同棲するという話が出てきました。もちろんそれ自体は良いことなのですが、家賃の関係から自分の部屋を設けることはできそうもありません。つまり、今までのようにデスクに母艦機を据えてパソコンライフを送るのが難しくなることが容易に想像できました。そこで、当時に選択しなかったMacBook Pro1台で完結するシステムに移行すべく、MacBook Proを購入。

しかしこのMacBook Proはバタフライキーボード、TouchBar、USB-Cポートオンリー仕様と従来モデルから大きく変化しており、大変酷評されたものでした。ボク自身2度このマシンをリコールでAppleに送り返したことや社会人としてMacをあまり使う機会がなかったこともあり、このマシンに馴染むことができませんでした。今思ば、型落ちの15インチMacBook Proを購入していたらその後のガジェット選びが変わっていたかもしれません。

2021年 iPad Air4でiPad一本化計画

酷評だったボクのMacBook Proですが、M1チップ登場以来スペックの陳腐化が進んでいたことと、またプライベートでは出産を控えていたことから、Macはもう不要だろうと判断し、当時とても評判の高かったiPad Air4を購入。このiPadには、Macを手放してiPad一本化できるのでは、という期待を持って導入しました。

結果は上記記事の通り、Macの据え替えになるには至りませんでした。そして2023年現在、このマシンはサブという立ち位置でMacのサポートマシンとなっています。

2022年 MacBook Air(M1)を購入

iPad一本化計画が頓挫したことに加え、歴史的な円安の影響を受けApple製品の値段が改定される事態に。当時はこのまま円安が長期化することが予想されていたこともあり、MacBookAir(M2)を待ちたかったのですがこれ以上の待ったはないと判断し、MacBook Air(M1)を購入。現在もボクのメインマシンとなっています。

インテル製Macを10年ほど使用してきたボクですが、MacBook系でここまで快適に作業ができるは初めてで驚愕しました。2014年当時に使用していた27インチiMac並みにサクサクと動くしバッテリーも全然減らないので、正直これ以上のマシンが必要なのかと疑問に思うほどです。強いていえばストレージを盛らなかったのが失敗だったくらいでしょうか。

おわりに

自分のガジェット遍歴を振り返ってみると、学生時代にMacから受けた影響が現在のガジェット選びに影響していると再認識しました。

しかしながら、未だに2012年のMacBook Airを超える刺激には出会えていません。今後どうなるかわかりませんが、またあの頃のような刺激的な体験を提供してくれるガジェットに出会いたい、と思うのでした。