【たらちねの母にわかれて夜泣く子をもるとし聞けば我さへ泣かゆ 子規】母親と離れて暮らすことになった子どもを預かり世話をしていたのだろうか。話を聞いてやっているうちに自分も涙がこぼれてしまった、という歌である。改めて優しい人だったのだという気がする。子どもの心が分かる人は孤独だ。
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