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【情弱の発想】高い?安い?情報の価値は個人が決めるもの

例えばブロガーやアフィリエイター向けに「あなたのCVRを確実に1%上げる方法」という本が10000円の価格で有料noteで売られていた場合。
ほとんどの人がこう言うでしょう。


高すぎる

ぼったくりだろ

情報商材乙


この一万円という情報の価値は誰が決めるのでしょうか?

それは人によって大きく変わると思います。

例えば、この本を見つけたアフィリエイターが、1つ3000円の商品をCVR3%のサイトで月間100万円を売り上げている場合、この本を買ってCVRを1%あげれば、売り上げは約133%になり、月間133万円の売り上げになります。

費用対効果を考えると、10000円のnoteで一月33万円も得したことになるので、かなりの儲け話ということがわかりますよね。

こういった稼いでいる方は費用対効果をキチンと計算できるので、noteの金額だけを見て判断するのではなく、自分にどれだけ価値をもたらしてくれるのかという計算を瞬時にできます。

しかしこれはあくまである程度稼いでいる人の話です。

これが、そもそもアクセス数の少ないサイトで1つ3000円の商品をCVR3%のサイトで月間9000円を売り上げている人の場合だと、CVRを1%上げても月間11700円(+2700円)程度にしかなりません。

もちろん黒字にはなるのですが、このペースの売り上げでは元を取るのに4ヶ月は掛かってしまいます。

これを安いとみるか高いとみるかは意見が分かれるところですね。

こういった人の場合は「CVRを1%上げる本」よりも「◯ヶ月で売り上げを50000円にする本」を買うのがオススメです。

アフィリエイトは商品単価×クリック数×CVRで売り上げが決まるので、まずは購入率よりもどうやってベースの売り上げを伸ばすかという部分にフォーカスした方が効率いいです。

この「◯ヶ月で売り上げを50000円にする本」の丸の部分が1ヶ月なら50000円でも即買いだと思いますし、5ヶ月なら10000円で即買いだと思います。
単純計算で一月で元手を回収出来るのは十分魅力です。

このように情報の価値というのは受取手側の状況に応じて大きく変動する性質を持っています。

そもそも私たちの身近に売られている本も、なにを基準に値段がつけられているかというのもよくわかっていません。

誰しも本を手にとって値段を見たら思ったより高かった、安かったという体験をしたことはありませんか?

人は無意識にその出版社の本の相場や本の分厚さなどを基準に人はおおよその価値を勝手につけているのです。

皆さんも「分厚い本は何となく二千円ぐらいしそうだ」という認識があると思います。

そのような勝手な基準を作っているせいで冷静な判断をし損なってしまい、稼げる有料な情報などを取りこぼしているのです。

「分厚い」という理由だけで価値が上がるのであれば無料のタウンページにも六法全書と同じ10000円以上の価値をつけるべきです。

その中身の情報の有用性が価値を見出すのであれば、文字が読めない人にとっては、タウンページも六法全書も同じ無価値に違いありません。

もしかすると白紙の紙よりも「書き込むことができない」という理由で値段が低くなる可能性もあります。

このように環境、文化など様々な要因で情報や知識に値段がつけられるため、一様に「高い」「安い」を議論するのは不毛だと言えるでしょう。

本やnoteの値段は外野がとやかく言うのではなく「買いたい人は買えばいい」で全て片付きます。

ちなみに、本の価格は書店や出版社の取り分がほとんどで、著作者に渡るのは値段の1〜2割ほど、スズメの涙程度です。

これを機に信頼している著者などに仮想通貨で寄付してみるのもいいかもしれませんね。

このnoteの筆者もサイト運営者向けのノウハウnoteを販売しているので、興味のある方はぜひ無料部分だけでも読んでみて下さい。


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