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たまには自分大好きでもいいじゃない

メイクをしながらふと思う。
わたし、歳の割には肌綺麗だな。
元々コンプレックスな毛穴は目立つし、
産毛は濃いし、目尻の下の肝斑は年々増えているので、すっごく綺麗というわけでは無い。

でもシワはまだほとんどないし、シミもまだ目立たないし、ハリツヤもある。
そして老いによって得たものがある。
なんと、目が二重になった。
赤子の育児真っ只中、寝不足すぎて片目が二重になった。
6年ぐらいずっと片目だけ二重、もう片目は奥二重だったのが
遂に両目とも二重になった。
おそらく眼精疲労と弛みによるものだけど
二重になった私、かわいいな!?となっている。
なんせ化粧がめっちゃ映える。
若い頃にこの目だったら良かったのに!!と思う。
(もちろん奥二重がダメとかじゃない。家族みんな二重でずっとコンプレックスだっただけ)

今までの私はルッキズム、しかもかなり偏ったものに囚われていたのかもしれない。
むしろ今もまだ囚われているかもしれないけど
やっと「わたし、そんな悪くなくない?」ぐらいまで思えるようになった。

男みたいで嫌だった、シュッとした顎も
丸顔の友達にとっては羨ましいらしい。
二重で垂れ目でパッチリした目が好きだけど
私の目は横長でキリッとして綺麗らしい。
(ついでにこの吊り目も年々垂れてきている)

ポジティブにとれるようになったのは、周りにちゃんと褒めてくれる人がいるのが大きい。
若い頃、私の見た目を褒めてくれるのは夫しかいなかった。
夫がとんでもなく趣味が変わっているのだと思っていた。

ふとしたときに、肌綺麗だよねとか、目が好きだとか、歯並びが好きだとか言われると
言われ慣れていないのでめちゃくちゃ照れてしまうけど
なんとなく、自分に自信がなさすぎた頃の自分が成仏していく感じがする。

今まで自信持てなかった分、これからの私は自分の見た目を卑下するのをやめる。
年齢に抗えるところは抗うけど、上手く活かせるところは活かしてやる。
最終的には夏木マリみたいになりたい。(急にハードル高い)


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