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10/27 vs東京ヴェルディ1969(ホーム)

無敗記録は18試合で止まり、シーズンも残すところあと5節。自動昇格のためにも5連勝で飾りたいところ。そのためにもスタジアムで応援しなければ!ということで今節もニッパツ三ツ沢球技場へ。すると、入場者プレゼントとして漫画が配布されるという珍しいサービスが。内容は、うん……いつか実現してほしいですな!

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愛する鉄板鶏飯さんが出店していないので何を食べようかと迷ったのですが、今回は『ユニバーサルベンダーエイト(https://e-ny.jp/universalvendor8/)』さんのNYチキンオーバーライス(大盛り)にしました。NYにいたころは全然食べなかったのだけれど、食べてみたらクセになる美味しさでした。ホットソースが結構効いているので、寒くなってくるこれからの時期にはぴったりかも。PayPayも使えましたが、台の高さと角度的に少しやりづらいような気も……

伊野波選手のサインを貰い、選手たちの呼びかけに応えて台風19号被害支援募金に協力もしてきました。本当は「募金活動やってますよー」と選手たちの活動風景をツイートしたかったのですが、『多分、写真撮ったら駄目なんだろうなぁ』と思ったので写真は撮らずに撤収しました。メインのコンコースではカズとかが募金の呼びかけをしていたみたいですね。

試合の感想

前節から4人入れ替えて来るという結構大胆な変更。伊野波の代わりのCBには田代が本来の場所に戻る形。ボランチは中村俊輔と謙介が揃って久々のスタメン復帰。1トップは皆川が務めることに。ヴェルディも前回対戦時とは結構違う印象。向こうのレアンドロは怪我だった模様。そして懐かしのエーコがスタメン。ベンチにはナガタクが。生パライバ、体格の凄さにちょっとビビった。ラグビー選手かよ

前半

お互いにストロングポイントである右サイド攻撃に比重をおいて組み立てようとしていた。横浜FCはいつもとほぼ同じで謙介がCB間に下りて、俊輔が真ん中に残ってのビルドアップ。マイボール時にはヴェルディが然程プレスを掛けてこないこともあって、比較的にどの選手も高い位置にポジションを取ってプレーすることができていた。とは言え、相手のコンパクトな守備に中々シュートまでは持って行けず、相手にボールを持たれる時間が長いじれったい展開が続いた。試合が動いたのは前半半ば。謙介から北爪に長いボールが入ると、北爪が即座にエリア内にクロスを送り、皆川がそれをPA前のスペースに落とすと俊輔が黄金の左足を振り抜いて移籍後初ゴールを叩き込んだ。流れとしても、シュート単品としても美しいもので、DAZNベストゴールはいただきである。その後も少し押し込まれる時間はあったが、決定機を作らせることなく前半を終えた。

後半

後半も早い時間帯にレドミの突破からの流れで松尾が追加点を挙げることに成功し、大分楽な展開になるな、と思ったが、そこから10分もしない内に1点を返されてしまった。そこからはPO進出のためには絶対に勝ち続けなければならないヴェルディがプレスを強め、攻撃に人数を掛けるようになって押し込まれる時間が続くことに。横浜FCは選手交代で前線~中盤でのプレス強度を維持しつつ、後ろがしっかり引いて守ることで、押し込まれている割には危ないと思うシーンはほぼなかった。右サイドから蹴られたFKからバーに当てられたシーンくらいかな?後半40分過ぎからはボールキープで時計の針を進めることに注力し、そのまま試合を終わらせることに成功した。

全体的に

サイドが攻撃が手詰まりになった?ならもっとスムーズにサイドにボール送ればいいんだ!という感じの戦術がハマった感はある。俊輔も謙介もボールを受ける位置と受けてからの判断がやはり早い。特に俊輔はボールを止めることで相手を止めてみせたり、左足から何度も精度の高いボールを繰り出したりと、ボールを持てば別格のプレーを見せていた。そして俊輔が生んだスペースを謙介が使うことで中央は非常に上手く回っていたと思う。

が、これが守備の場面になるとそう上手く行かないのが悩みどころ。最初のうちはあまり狙ってこなかったのだが、前半途中からパライバなどはボールを持つと俊輔の方に突っ込んでくるようになり、そこで味方がカバーに入ってスペースができてしまうというシーンが見られるようになった。ただ、チームとしての狙いという感じでもなかったので、横浜FCとしては楽だったかな、と。

終盤の時間の使い方は、山形が大量リードしていたので、得失点差のことを考えると狙えるときは狙ってほしかった。なにはともあれ勝点3が大事なので、しっかり守りきったことを評価したい。

選手への雑感

GK:南雄太

キックミスが何度かあったり、ハイボールに飛び出して触れなかったりと少し不安定だった感がある。失点シーンも、パライバとの接触があったにせよ、後ろに完全にすっぽ抜けていくのはらしくない印象を受けた。

DF:北爪健吾

2得点に絡む活躍で、中山とともに右サイドを攻略してくれた。惜しいシュートもあったし、守備でもしっかり対応できていたので良かったと思う。あと4試合、頑張って走り抜いてほしい。

DF:田代真一

久々にCBとして出場。パスも守備も安定していた。やはり基本的に前を向いてプレーできるCBの方がやりやすそうに思える。

DF:カルフィン・ヨン・ア・ピン

お子さんかわいいですね!


DF:武田英二郎

強敵パライバを相手に奮闘。ハイボールでの競り合いになると流石に厳しかったが、縦に抜かれることはほぼなく、よく抑え込んでくれたと思う。攻撃時にも周りと連携してクロスを上げたりしていた。

MF:中山克広

右サイドで北爪とともに相手を脅かしていた。序盤のシーンでクロスが綺麗に入れられていれば言うことなしだったが、普段と逆サイドだったから仕方ないか。もちろん、両方で正確にプレーできればもっといい選手になれるので、頑張ってほしい。松尾に1点置いていかれてるので、たぶん次の試合で追いついてくれるだろう。


MF:松尾佑介

左サイドで攻守に走り回り、俊輔の前で番犬やってるみたいな感じだった。決勝ゴールは特別指定選手の記録となる5ゴール目らしい。終盤足が攣っていたようだが、それでも前線でボールを保持して勝利に導いてくれた。

MF:中村俊輔

守備はやはり不安があるものの、ボールを持てば要所要所で流石のプレーを見せてくれた。先制ゴールはセルティックの王様時代を彷彿とさせる見事なもの。世界にその名を轟かせた黄金の左足でJ1に連れて行って、横浜ダービーでFK叩き込んでくれ。


MF:佐藤謙介

ようやくスタメン復帰。横浜FC一のゲームメーカーであることをしっかり証明してくれた。先制点に繋がるパスに私は大喜びです。


MF:レアンドロ・ドミンゲス

本人的にはボールタッチの回数が少なくて不満だったような気もするけれど、2点目に繋がるプレーは見事だった。去年のPOにレドミがいればなぁ……

俊輔のせいか、いつもより守備にしっかり走り回ってた気がw


FW:皆川佑介

久々のスタメン起用に応えて見事2アシスト。本人は自分で点を取りたかっただろうけれど、チームの勝利を優先させた仕事人っぷりはみんな評価しているはず。守備でも走り回ってくれた。その疲れからか自分のことを斉藤光毅だと思い込んだ模様。

MF:齋藤功佑

レドミと交代で投入。最前線で走り回ったが、ちょっと走り回りすぎて守備のバランスが乱れたような気も……マイボール時には良いプレーを見せていた。やはりボランチよりはセカンドトップ向きだろう。

MF:松井大輔

俊輔と交代で出場。贅沢な使い方ですこと。守備で積極的に走ってプレスを掛け、終盤にはドリブルで敵陣に切り込んでいった。キーパー出てたし、松井のキック精度なら狙ってみても良かったのでは?

FW:イバ

皆川と交代で出場。鬼のキープ力で時計の針を進めていった。190cm90kgのフットサル代表がキープに入ったら、J2レベルの選手ではまともにやってはどうにもならないことがよくわかった。

終わりに

無敗記録は止まったが、ここから連勝すればいい。泣いても笑ってもあと4試合。とにかく勝利目指して応援せねば!

と言いながらなんですが、来週は現地観戦できないので私の分までスタジアムで声援よろしくおねがいします。行くぞJ1!

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