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ライバルに差をつける!産業医の採用面接を突破するための3つの重要ポイント

私は常勤産業医として3度の転職を経験し、さらにはそれ以上にさまざまな企業の求人に応募していますので、トータル10社近くの採用面接を受けています。

やはり最初の内はなんとなく面接を受けていましたが、成功した時、そして失敗した時で次第にパターンを掴むことができ、その共通点から「ここがポイントなんだな」ということが分かるようになってきました。

今回の記事では、産業医の採用面接において、「どのような点が重要なのか?」そして「その対策としてはどうすべきなのか」ということをお知らせできればと思います。

産業医の採用面接とは

まず始めに、産業医としての転職を経験したことがない方もいらっしゃると思いますので、その「採用面接」とはどのようなものなのかについてご説明したいと思います。基本的な流れとしては、書類選考の後に、一次面接、二次面接と進んでいきます。

一次面接では、人事の採用担当者、場合によってはその企業で既に働いている統括産業医などが同席します。流れとしては、企業説明や応募者の自己紹介・PRが行われ、あとは質疑応答で進んでいくというのが主な流れです。

二次面接では、部長・役員などの上役が加わり、一次面接の内容の確認や深堀りした質疑応答、採用された場合の条件面の確認、希望年収の確認などが行われることになります。

では、こうした採用面接の中で、どのようなポイントを押さえるべきなのでしょうか?

ポイント1 企業側のニーズを押さえる

「とにかく熱意さえ伝えれば内定をもらえる」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、そのスタンスはあまりおすすめできません。

営業の基本として、「自分からPRしまくる」のはNGとされています。「うわぁ、グイグイくるなぁ…」と引かれてしまうのが関の山です。まずは相手方のニーズを上手く聞き出し、最後に「弊社ならばこのようなご提案ができ、御社の希望にこのようにお力添えが可能です」と切り出すと効果的とされています。

ですが、その前にまず企業側は産業医に何を望んでいるでしょうか?
「ガンガンと健康経営のために改革を推進してくれること」「社員の健康や安全のために、ひるまず啓蒙活動を進めてくれること」ことでしょうか?…いいえ、その前にまず踏まえておくポイントがあります。そのポイントとは、次のようなものです。

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