見出し画像

デザイナーのUターン体験記

こんにちは。
京都開発拠点でマネーフォワード クラウド会計Plusのデザイナーをしているまいまい(@rotr9)です。

みなさん、「地方に住んでみたいな〜」「ふるさとに戻りたいな〜」と思ったことはありますか?

今日は私が実際に京都→東京→京都にUターンして感じたことをお伝えします。

私が上京するまで

画像1

働く世代がどこかに住むかどうかを決めるのに大事なのは、
「住みたい場所」であるかと、そこに「やりたい仕事」があるかではないでしょうか。

私の「住みたい場所」と「やりたい仕事」はこんなかんじでした。

私の「住みたい場所」
・旅行にお金を使いたいので、リビングコストが安いところがいい
・四季を感じられる自然が豊かなところがいい
・家族や友人の近くがいい
私の「やりたい仕事」
・to B サービスを作りたい
・社会課題を解決したい

大学までずっと京都で過ごし、このまま京都に住み続けたかった私。
「住みたい場所」と「やりたい仕事」の2軸を中心に就活をしたのですが、
両方を満たせるとことは当時見つけられず、「やりたい仕事」のほうを取り、上京しました。

上京してUターンするまで

上京した当初から、「3年くらい働いて、どうにかして京都に帰りたいな」と思っていました。仕事にも慣れ、プロダクトを任せてもらえるようになってきた2年目の春に、社内でこんな噂を耳にします。

「新設した京都開発拠点で、新しい会計のプロダクトを作るらしい…」

ざわざわ…ざわざわ…

画像7

「もしかしてこれは神様が私のために作ってくれたチャンス!?!?」と錯覚をするほどでした。

「デザイナー要りますよね??行きます!!」くらいの強めの挙手をした結果、運良くいろいろ取り計らっていただけることとなり、一旦2ヶ月の出張として新プロダクト立ち上げのため京都に行きました。

画像3

楽しく鴨川ランチしている様子

2ヶ月は一瞬で過ぎ、「わたし、やっぱり、京都がいいです!」となったので、一度東京に戻ってきて担当していた案件の引継ぎや引越し準備などをし、2年目の冬に本格的にUターンしました。

Uターン前に心配していたこと

いざUターンすることが決まりうきうきの毎日だったのですが、仕事的には心配なこともいくつかありました。

画像4

東京ではデザインチームに所属していて、先輩デザイナーたちと近くの席だったので、困ったことがあればすぐに聞ける環境でした。
京都に引っ越すと一旦デザイナーが私だけになってしまうので、レビューほしいときや悩み事があったときにどうしよう…?と心配していました。

👉 実際どうだった?

現在、主務は京都ですが、東京のデザインチームにも兼務で所属しているので、以前と変わらないコミュニケーションがとれています。
困ったときはslackで話しかけたり、zoomで話す時間をもらうようにしています。

その後コロナ禍もあって、デザイナー全員がリモートで会議をするようになったので、さらに距離を感じることが減りました。


画像5

東京には人が集まっている分、情報も集まっています。東京を離れると、最新の情報に追いつけなくなるのではと心配していました。

👉 実際どうだった?

関西でもデザイン系の勉強会は行われているので、積極的に足を運ぶようにしていました。
どうしても行きたいものがあるときは、東京でも行くようにしていました。

昨年からはコロナ禍でほとんどの勉強会やイベントがオンライン開催されるようになり、情報の分断を感じることはほとんどなくなりました。


結論、周囲のあたたかいサポートもあり、心配していたほどのギャップは感じていません。

さらにコロナ禍で全ての社内外の全てのイベントがオンラインになり、地方移住には追い風になっています。

京都のメリットとデメリット

2年弱の東京暮らしを経て京都に帰ってきて、改めて感じる「住みたい場所」「やりたい仕事」からみたメリットとデメリットです。

画像7

メリット
・人が少ない
・リビングコストが安い
・人と人との繋がりが密接

デメリット
・美術館の数が少ない

京都は東京よりも人の流動が少ない分、人と人との繋がりが密接で、繋がりが繋がりを生むことが多いなと感じています。「まいまい、これ興味ありそうだけどどう〜?」と言ってもらえる機会がとても増えました。

東京懐かしいな〜と思うのは、美術館・博物館の多さです。私も佐藤可士和展いきたひ…。

画像7

メリット
・地方ならではの課題解決ができる

デメリット
・東京よりも会社の数が少ない

私はたまたま「やりたい仕事」が「住みたい場所」にやってきてくれたパターンだったのですが、大抵のチャンスはまだ東京のほうが多いと思っています。ただ今後、「東京の仕事を地方でする」という選択肢は増えていくのではないでしょうか。

逆に地方のメリットだなと思ったことは、東京にいると気づかない地方ならではの課題があることです。例えば地方創生や、伝統工芸の後継者問題を解決しようとしている人がたくさんいて、そこにまだまだデザイナーが入る余地があります。

最後に

帰りたくなったら帰ればいい、戻りたくなったら戻ればいい…
自分の生き方のフェーズに合わせて、みんながもっと気軽に移住できればいいなーと思います。

***

マネーフォワードではUターン・Iターンをサポートしています。「やりたい仕事」がマネーフォワードにあり、「住みたい場所」が京都・大阪・福岡にある方のご応募をお待ちしています!


読んでくださりありがとうございます🙇‍♂️ よければサポートよりTwitterでのシェアをお願いします!)