自己肯定感をupするにはどうしたら?
「日本人には自己肯定感が低い人が多い」ということを、書籍やネットでよく目にします。教員の仕事をしていても、できる生徒=自己肯定感が高いというわけでないということを実感する場面もしばしば。ほめたり、認めたりする言葉がけが有効な時もあるけれど、それだけではどうもうまくいかないと感じています。
謙虚な姿勢を求められる場面も多いけれど、自分の人生を切り拓いていくためには、ここぞというときには、自分で自分の背中をおしていけるように少しずつなっていくこと。そのために何ができるか、ずっと考えていました。
2019年の夏にGoogleイノベーター研修に参加し、1年間のテーマを「自己肯定感up!」にしました。
最初の時点では、自分を分析し、自分が求める情報にたどり着く形を構想していました。自分にあう動画や記事を見つめて、自分で動き出すというような形。今までにも、生徒たちの状況を見ながら、役に立つ動画や記事の紹介をしてきたが、ここで一度整理しながら足りないものは自分で作ってみようと考えて、プロトタイプを作ってみました。
しかし、なにかちょっと違う感じが……。コロナ禍の中で、どうしたらいいか答えがでないままに時間がすぎていきました。
もう一度原点にかえって、自己肯定感のために、自分ができていることにフォーカスすることにしました。
生徒たちが自分で自分を認める経験を増やしていくために、授業と進路指導をつなげることは、今までにもやってきていたけれど、Google for Educationが学校に入ったことで、できることやスムーズに動けることが増えているのがこの1年です。
・志望理由ドキュメント共有し、面談しながら引き出す
・学びをドキュメントとフォトで、ポートフォリオをにまとめる
・自分を伝え、自分の成長を感じるプレゼンテーションをする
この中で、プレゼンテーションについて、ノウハウを整理しておけば、他の先生方に役立ち、いろんな学校で自己肯定感をあげる発表の場が増えるかも!
もともと考えていたアイデアは、もう少し先にまとめることにして、次のnoteからはプレゼンテーションを行うときに、私が工夫していることをまとめていこうと思います。
追記
加藤朋生さんの「夢の描き方研究所」stand.fmは、生徒にも教員にも紹介したい番組です。ぜひ一度聞きにいってみてください。
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