見出し画像

思い出シール日記

今まで何度も挑戦してその度挫折した日記。
三日坊主ってよく言ったもので、本当にいつも3日程しか続かなかった。

新しい年の始まり

2024年1月1日。
新年を迎えてなにか始めようと思いたつ。
真っ先に思い浮かんだのが日記を書くことだった。

でも。
日記を書くという行為は私にとって極めてハードルが高い。
飛び越えるハードルまでたどり着かないくらいの難易度。
世の中に楽しく続けられる日記は無いのかしら。

続けられる日記を考える

ふと、以前読んだ記事を思い出した。
うろ覚えすぎて詳しい内容もいつどこで読んだ記事かも思い出せないけれど
気になったものをシールにしてスケジュール帳に貼る、みたいな感じ。

以前から「思い出シール」と称して、美味しかったお菓子の包み紙や、でかけたイベントのチケットなどをシールにしてノートの表紙に貼り付けていた。
その表紙を見るたびに
「これ、美味しかったなー」とか
「ここ、楽しかったなー」とか思い出していた。

私はものを作ることが好きなのでシールを作ること自体が楽しかった。
毎日最低1つ、なにかシールを作って日記に貼る。
そのシールにちょこっと文章を付ける。
これはもうれっきとした日記だ!

使うノートについて

そこでまず手に入れたのがノート。
無印良品でA5サイズ20穴のバインダーを、DAISOで用紙を購入。
合計460円(税込)で日記帳が準備できた。

バインダーを選んだ理由は1枚取り出して書けるから。
普通のノートより私は書きやすい。
そして用紙を増やせるから何年も使える!続け放題!
ポケットとかのパーツを追加できて便利。
他の楽しみができたのも嬉しい副産物。

バインダーはDAISOにも売っていたんだけど。
購入した即日に綴じ具を破壊したのでやっぱり金属製だったなと実感。
最初から無印に行けば良かったのに悲しい庶民脳はまずDAISO。
用紙はDAISOで購入したものをそのまま使用中。

続けられる理由

こうして1月1日から始めた思い出シール日記。
1月15日まで毎日続けられた。
これは私にしたらすごいことで、だって今までの5倍続いている。

続けられている理由は

◆楽しい

これが最重要。
日記を書くんだ!って気負うと書けない。
でもシール貼るだけでもいいし、なによりシール作りが楽しい。

◆何を書こうか悩まない

作ったシールの説明を書くだけでOK!
お菓子の包み紙だったらお菓子屋さんの名前や味。
イベントだったら場所や内容。
これを選んだ理由、どこが気になったか。
そんなことをシールの横にちょこっと添えて思い出成分を添加。

◆好きな場所に好きなように貼れるし書ける

日付の区切りが無いから貼るのも書くのも好きなところにできる。
シールの大きさも気にしなくていいし、何ページ使ってもOK!
文章も好きな場所に書けばいいしイラストを描くのも良き。

日記が楽しくなった

私が日記に持っていた苦手感情は思い出シール日記で無くなった。
今まで一番苦手に感じていたのは「毎日書くことがない」だと思う。
代わり映えの無い日々を文字で残すのが全然楽しくなかった。

でも今は、今日のシールは何にしようかな?と考えることすら楽しい。
ポストに入れられるチラシ、晩ごはんに使ったカレールゥの箱。
そんな中にも気になるイラストやデザイン、色使いを見つけられる。
興味を持って見ることで今まで見えていなかったものが見えてきて、ちょっとだけ世界が広がった感じ。
これは予想していなかった嬉しい効果。

今まで毎回三日坊主だった日記が、楽しいと思えるものになった。
「毎日なにか書かなくてはいけない」という自分の中の確固たる概念みたいなものを取り払って、シール1枚貼れば上出来!に切り替えたのが良かった。
もし時間が無くてシールが作れなかったら後でまとめて貼ればOK。
書けなかった!忘れちゃった!って焦る気持ちにもならない。
気楽にやるのが続ける秘訣かも。

まとめ

思い出シール日記はなにか作ることが好きで苦にならない人に向いているかも。

・楽しむ
・悩まない
・気負わない
のが続けるコツ。

毎日の生活の楽しみのひとつにしてみては?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?