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4〜5歳くらいの子どもが一人、公園の滑り台で遊んでいた。周りには他に誰もいない。保護者らし…
私は、キュウリを、洗って、食べた。 洗わないで食べたのではなく、洗って食べた。 トマトで…
ある南の海で、私はダイビングを楽しんでいた。 色とりどりの魚たちが、私の目と心を癒やして…
目が覚めると私はシロイルカになっていた。そして私は海へ帰った。
N氏は日めくりカレンダーをめくった。 一枚では足りず、もう一枚めくった。 さらに一枚めく…
ある店の駐車場に数人の若者が屯していた。 彼らは翌日もその駐車場に屯していた。 その翌日…
「ハニー、耳掃除をするたびに僕のことを思い出してね」 老婆は誕生日に彼氏から耳掻きをもらった。 その夜、老婆は早速その耳掻きで耳掃除をした。 右耳を掻いているとき、力の加減を誤り、耳掻きを奥まで突き刺してしまった。 耳掻きは頭を貫通し、左耳から先端が出ていた。 当たりどころが良かったのか、老婆の命に別状はなかった。 それどころか、老婆の秘めたる力が開花した。 翌日、老婆は彼氏に会ってそのことを話した。 彼氏は、開花した老婆の力を目の当たりにし、呆然とした。
二人の男が丸一日、肉体労働に従事した。 仕事が終わると二人は家に帰った。 二人は同じ家に…
高校生が、学校帰りに駅のトイレでmasturbationをした。 父親が、家族が寝静まってから自宅の…
老人がバス停でバスを待っていた。 しかしそこはバス停ではなかった。 しばらくすると狐が来…
ある男が帰省するために一人で高速道路を走っていた。 眠気を感じたため、男はガムを噛んだ。…
東から歩いてきたクマが、西から歩いてきたワニと遭遇した。 「ワニさん、こんにちは。惑星が…
K氏が小さい頃、父親が失踪した。ある朝、父親はいつものように仕事に向かい、そのまま帰らな…
夜、交通量の多い道路を老人が横切ろうとしている。横断歩道は無い。老人は全身黒い服を着ている。そして老人は目と耳と足が悪い。 車が途切れた。老人にはそう見えた。老人は道路を渡り始めた。 そのとき、突風が吹いて老人は空高く舞い上がった。老人は七日七晩飛び続け、インドのある村に着地した。村人たちは空から降りてきた老人を神と崇めた。 その後老人は神としてその村で過ごしていたが、ある時、道路を横断中に牛に轢かれて死んだ。