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2017年 会津若松への旅3日目(全4日間)

9月29日

飯盛山へ

3日目の朝です。今日は「まちなか周遊パス1日フリー乗車券」を使って観光します。会津若松駅から周遊バス「ハイカラさん」に乗り、飯盛山へ向かいました。
バスは5分ほどで飯盛山に到着すると、その静かな佇まいが心を落ち着かせます。ここは、白虎隊の悲劇の地として知られています。歴史の重みを感じながら、まずは「戸ノ口堰洞穴」へ。

白虎隊士の像
飯盛山 入口
1381年(〜1381年?)建立の厳島神社
猪苗代湖から会津地方へ水をひくための戸ノ口堰洞穴
白虎隊士が鶴ヶ城の安否を確認するため洞穴を通って飯盛山で出たと言われている
現在でも利水されている


さざえ堂と白虎隊慰霊碑

次に訪れたのは、独特の螺旋構造を持つ「会津さざえ堂」、正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」です。その独創的な建築に驚かされました。
一方通行の通路を上り下りしながら、誰ともすれ違うことなくお参りできる不思議な体験は、まるで時間を遡るような感覚に包まれます。
そして、白虎隊の慰霊碑へ。ここには、若き日の彼らが命を落としたことを偲ぶ碑が建てられています。静かに手を合わせ、彼らの勇気と悲しみに思いを馳せました。

1796年建立の会津さざえ堂
参拝料を支払います
上りに1回転半
頂上部から下へ 下も1回転半
白虎隊自刃の地
ここから町を望んだ白虎隊士


鶴ヶ城の美しさ

飯盛山を観光した後、周遊バス「ハイカラさん」鶴ヶ城へ向かいました。白く美しい城が青空に映え、見事な景観を誇っています。城の内部を見学し、歴史を学びながら、その壮麗さに感動しました。天守閣からの眺めは圧巻で、市内が一望できます。歴史と自然が融合したこの場所に、心から魅了されました。

鶴ヶ城案内板
来年の150年に向けて盛り上がりをみせてます
日本さくら名所100選にも選ばれている鶴ヶ城
「時の旅人」感でエフェクトかけてみました


昼食:とん亭のソースカツ重

お腹が空いたところで、「とん亭」で昼食をとることにしました。ここでは有名なソースカツ重を注文しました。分厚いカツがどっさりと乗った重箱が運ばれてきて、そのボリュームに驚きました。一口食べると、サクサクのカツは柔らかく甘辛いソースが絶妙に絡み合い、その美味しさに感動しました。
実はこのお店で待っている間、とある市からの修学旅行生徒から観光案内パンフレットをいただきました。このことはいずれまた書きたいと思います。

とん亭の店構え
八重たんがお出迎えしてくれました
上ソースカツ重(ヒレ)
分厚くてジューシーなカツ


七日町通り散策

食後は、七日町通りを散策しました。もとは毎月七の日に市が立ったのが名前の由来で、レトロな街並みが残り、歩くだけでタイムスリップしたかのような気分になります。小さな店舗が立ち並び、そこでお土産を物色するのも楽しいです。

蔵造りのお店とモダンなまちなかバス
鶴の江酒造 清酒「会津中将」


七日町駅から仙台へ

夕方になり、七日町駅へと向かいました。駅周辺もまた風情があり、しばし散策を楽しみました。そして、会津若松駅行きのバス列車に乗り込み、一路仙台に向かいました。道中、今日の思い出を胸に心地よい疲れとともに、充実した一日を振り返りました。

七日町駅
ホームの様子

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