過去と今、今を紡ぐ

引きこもり体質のない自分は、この自宅療養の時間が窮屈でしかたありません。そこでこの時間を遣って、facebookを通じていろんな情報発信をしたいなと思います。長文になるカモなので、暇であれば。。
テーマは「日本のhiphop」です。

僕はhiphopを聞きだして10年弱が経ちます。以前は海外の曲を聴くことがほとんどでしたが、最近日本のものも良く聞きます。日本でもhiphopと言う言葉がかなり一般的になってきたと思います。
RHYMESTER,KICKTHECANCREW,KREVA,ZEEBRA,RIPSLIYEとか、皆さんのよくご存じだと思います。今やジャニーズもラップなんかします。
hiphop文化は当時アメリカのアフリカ系、ヒスパニック系の移民が多く居たブロンクス地区が発祥の地であり、その文化の一要素であるラップをリズムに乗せて歌ったのが、hiphopmusicの始まりらしいです。
時代は経て、今やアメリカではhiphopと言えば一大産業、ビルボードランキングでのそれがラインナップしており、海外セレブなんて言われる人にはhiphopアーティストの人が多いです。そこまでアメリカ文化に受け入れていったということです。
ラップ(リズムに乗せきざむ言葉)には、自分の家族、恋人への愛、反戦、政治批判、実体験を通し過去に受けた人種差別、報復、過去の犯罪経験、刑務所生活経験などを自生活、自分のルーツの色んな事象をテーマにしてラップします。と無数にあるラップの中には「ディスリスペクト」というものもあります。これは「ディスる」とよく言いますが、意味は簡単にいえば「相手(他のHIPHOPアーティスト)をけなす」ということです。自分のラップの中で相手の誹謗中傷をし、それを相手が聞けば、当然反撃するわけです。武器ではなくラップで返します。この争いを「beef」といいます。言葉は強烈なので、知らない人から見れば野蛮な音楽だと見えるかもしれませんが、それがHIPHOPのおもしろさであり、HIPHOP人気の土台にはその要素があると思います。
さて日本にHIPHOPは存在するものの、「ディスる」文化を受け継いでいるかいえば、それは一部でしかありません。ディス文化と協調性を重んじられる日本文化の壁とぶつかってしまい、日本では受け入れられず、人気不振になると予想もされます。
しかし、HIPHOP文化を愚直にドストレートに伝えようとしている人もいます。
そこで、このテーマについてセッションしているおもしろいyoutubeを見つけたんですよー!まあ。これを言いたかったのが今回の趣旨なんですけど(笑)
m-floのバーバル君と、seeda君がpodcastラジオでこのテーマについてセッションしているのがありました。個人的には、このラジオかなりおもしろいです!

hiphopリスナーなら聞いてもらいたいと思います。(全部聞いたらかなり長いですけど)
一杯かいたらお腹いっぱいになってきました。
読んでくれた人、お疲れ様でした。

と…これは2013年に書いたfacebookの投稿記事。
日本のhiphopの土台が日本の文化に定着してきました。
そのムーブメントに耳を傾けてきたリスナーとしてほんとに嬉しい。

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