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シティリーグベスト8 ひのたまサーカス[全文無料]

こんにちは、ロッソです。今回シティリーグシーズン1で使用したひのたまサーカスズガドーン(以下小ズガ)デッキの解説をしたいと思います。よろしければ最後までお付き合いお願いします。
また、一般的に使われていると考える略称(例:アルセウス&ディアルガ&パルキアGX→三神)を用います。ご了承下さい。

自分はCL横浜でも小ズガを使用し、その際に小ズガというアーキタイプについては語ってしまったため、今回は主にCL横浜との相違点について解説したいと思います。
CL横浜の記事を読んでない方は読んでから本記事を読むほうがわかりやすいと思います。よろしければどうぞ。

CL横浜の記事はこちらから→
https://whimsicott-pkmn.hatenablog.com/entry/2020/10/10/182708?_ga=2.183105058.581391898.1606567248-512698306.1592959631


デッキレシピ

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前回から増えたカード
ファイアローV

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先攻1ターン目のファストフライトにばかり注目していたが、後攻1ターン目に手張り+溶接工で160ダメージ出せるのが思っていた以上に偉かった。特に三神ザシアンに対して前に棒立ちしたザシアンV、ワタシラガV、デデンネGXをダブルブレイズGXを使うことなく倒せるのは上振れムーブとして非常に強力であった

ウッウV

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ボスの司令を削った枠に入ってきた。デデンネGXを狩るだけでなく、後述する望遠スコープを付けることでクロバットVを1発で気絶させられるため特に対ムゲンダイナVMAX戦が楽になる。
他にも後攻1ターン目にくちばしキャッチを使うことで最低限事故を回避出来るのも良い。

クロバットV

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デデンネGX2枚目の枠に入ってきた。デデンネGXのほうがパワーがあるという認識ではあるが、無人発電所下でも特性を使える点を評価して採用。

カプ・レヒレ(ネイチャーウェーブ)

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白状します。ミラーの練習ほぼしてません。ただこれ無いとミラーキツそうだな〜みたいなフワッとした理由で入れました。

ポケモン通信

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プレシャスボール2枚目の枠に入ってきた。デデンネを1枚クビにしたこともあり、また単純に5枚目のクイックボールとして優秀だったため採用。
フレンドボール採用のレシピも見たが、出来るだけ不確定要素を除去したかったため不採用とした。

望遠スコープ

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主に三神ザシアン、ムゲンダイナVMAXのクロバットVとミラーのオドリドリGXを狩るために採用。三神ザシアンはデデンネに大きなお守りを付けてウッウケアをしてくることもあるため、それを貫通するのも優秀。活躍の機会はそう多くないが自分は必要なカードだと考え、採用。

巨大なカマド(2枚目)

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ウルトラスペースの枠に入ってきた。相手のスタジアム(特に無人発電所)を割るためにスタジアムは3枚欲しく、ウルトラスペースよりも巨大なカマド2枚目のほうが有用であると考え、採用。
これは自論だが小ズガというデッキは煮詰めれば煮詰めるほど小ズガへの依存度が下がるデッキであるため、練度がある程度高まるまではウルトラスペースを採用し、慣れてきたらカマドに差し替えるのが良いと考えている。

前回からクビになったカード
ビクティニV

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対クワガノンV性能はファイアローVに比べ高い(ファイアローVは雷弱点)。しかしビクティニがおらずともプレイングで雷系統はどうにかなること、打点の安定感や逃げるエネルギーが0である点を加味し、ファイアローVに席を譲った。
最近様々なデッキで採用が検討されるカプ・レヒレのネイチャーウェーブで1撃で倒されてしまうのも足を引っ張る要因になる。

ヤレユータン(リソースマネジメント)

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対ムゲンダイナVMAXやセキタンザンVMAXでリソースが足りなくなるケースを考え以前は採用していた。しかしその両デッキともデッキやプレイヤーの練度が上がり、リソースマネジメントを宣言するタイミングが無いことが増えたため不採用とした。
自分自身の練度もある程度上がりリソマネ無しでもリソース管理が出来てきたのも抜ける一因となった。

火打石(4枚目)

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以前は4投必須カードだと考えていたが、前述の通り小ズガへの依存度が下がった結果、4枚無くともデッキがスムーズに回るようになり、1枚削ることとなった。
しかしその分丁重に扱わなければいけない場面は増えた。気軽にコストで火打石を切っているとひのたまサーカスを宣言するターンに頭を抱えることとなる。

主要対面へのサイドプラン
※サイドを取る順番は順不同
VS三神ザシアン
・3-2-1
ビーストブリンガーを採用していないため基本的にこのプランになる。オルタージェネシス宣言後にカプ・レヒレ(ネイチャーウェーブ)とフーパ(あくのいましめ)で攻撃し3-1-1-2を押し付けてくる相手に対しては、ウッウVで裏のデデンネ(スコープ有りならクロバット)を狩って試合を終わらせる。この対面でポケモンを4体倒している時間は無い。

VSムゲンダイナVMAX
・3-2-1
望遠スコープ採用前は3-1-3などを押し付けられがちな対面だったが、スコープのおかげでベンチのクロバットを狙撃出来るようになったためムゲンダイナVMAXに2回付き合わない3-2-1プランが取りやすくなった。
サイド1枚取る手段は後攻1ターン目でジグザグマ等を倒せない場合はバーストGXを宣言することが多いが、別に最後の1枚をバーストで取る必要は全く無いため打てるなら後攻1ターン目にでも打ってしまってよい。この対面はダブルブレイズGXもまず打たないため気軽にバーストGXを宣言出来る。

VSミラー
不明
練習不足もあるが非GX・VアタッカーもGX・Vアタッカーも両方採用されているためこれといってサイドプランを確立しづらい。

VSセキタンザンVMAX
・3-3
セキタンザンVMAXを2体倒すプラン。このプランを狙う際は後1ダブルブレイズ+後2フレアストライクで1体目を取り、2体目をひのたまサーカスで倒すことが多い。

・3-1-1-1
・3-2-1
セキタンザンVMAX2体目に付き合わないプラン。こちらのプランのほうが狙うことは多い。相手がデデンネGX等を出してくれると決着ターンが縮まるため少し楽が出来る。

VSピカゼク
・3-2-1
ピカゼク+デデンネ+バーストGXで6枚取り切れればベストだが大抵クワガノンVを絡めて足を引っ張られるためデデンネではなくクワガノンで2枚取ることが多い。

主要対面への立ち回り
※じゃんけん勝ちは全て後攻を取る

VS三神ザシアン
GX・Vポケモンを前にしてターンを回したくないため、小ズガをメインアタッカーとして使うことになる。前のポケモンを2回倒したあとスピットシュートやバーストGXで最後のサイドを取ることが多い。
また、相手が先攻1ターン目にジラーチ等非GX・Vのポケモンでターンを回した場合にファイアローVのぐれんのつばさで倒すと、盤面に回収出来ないエネルギーが2つ付いてしまい次のターン三神を倒せないケースが多いため、あえて倒さない選択を取る勇気も必要。
三神の気絶のさせ方については別途noteにまとめてあるのでそちらもご覧ください。

VSムゲンダイナVMAX
最近は無人発電所がデフォルトで装備されているためスタジアムは出来るだけ丁寧に扱うことを心がける。後2でムゲンダイナVMAXを倒せなくても十分サイドレースは追いつくことが可能なため焦らず手札と盤面を作ることに注力する。
自分のシティリーグ環境にはかくせいドガースがいなかったためドガスダイナ対策はあまり出来ていないが、マタドガスのバッドポイズンでジラーチが気絶させられないようポケモンいれかえは大事に抱えておく必要があるのかな、と考えている。

VSミラー
練習はあまり出来ていないが、カプ・レヒレの扱いが重要になってくるマッチアップであるため、
・普通の釣竿でレヒレを戻す
・レヒレが見えてる時はレシリザで殴らないorズガドーンをベンチに出さない
あたりを意識すると勝率が上がると考えている。

VSセキタンザンVMAX
最近はデデンネGXが搭載されている型を多く見かけるため、ウッウは使うものとして出来るだけトラッシュせずベンチに置いておきたい。
エネリソースの管理が厳しめなマッチアップであるため、クイボや火打石のコストでエネを切りすぎないよう注意(この辺はだいぶ感覚頼りなため具体的に何枚まで、とは言えない)

VSピカゼク
序盤はレシリザで相手をしたいが、相手がレシリザを倒した後にクワガノンロックを始めると捲る手段がかなり限られる。そのため極力クワガノンだけをレシリザで相手し、それ以外はレシリザを使わないことを心がけると勝率は上がる。

終わりに
自分のシティリーグからかなり時間がかかってしまいましたが、以上が自分が使用した小ズガのレシピ及び考えです。

Bレギュ最後のチャンピオンズリーグが無くなることが決定してしまいましたが、(現状)シティリーグシーズン2は行う予定っぽいのでまだシティリーグシーズン1が終わっていない方やシーズン2に参加する方の参考になれば幸いです。

デッキに対する疑問や、この場面はどういう選択肢を取ればいいの?ということがあれば気軽にTwitterのDMなんかに訊いてください。

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では次のnoteでお会いしましょう。それでは。

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