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【ポケカ】2010年に活躍したスタンダードデッキ5選 【DP/LEGEND】

記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
前回の2006年の記事からしばらく開いてしまいましたが、過去のスタンダードのデッキを紹介していこうともいます。
2010年はDP1~Legend「Legendロストリンク」までの時期です。
2010は2009年に引き続き、WCS2010として各県で予選が行わせました。
そんな2010に活躍したデッキを5つ厳選して紹介をしようと思います。
それではいきましょう!

ガブレン

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まず紹介するのには、WCS2010の日本大会で優勝を果たしたガブレンがふさわしいでしょう。
ガブレンはPtシリーズより登場した「SPポケモン」というメカニズムを全面に押し出したデッキであり、その中でもガブリアスC、レントラーGLを中心としたデッキで、2010年においてベストデッキとの声もあります。

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WCS2009より存在し、前回の記事でも紹介したデッキですが、1年間の間に構築が洗礼されたのに加えてポケモンカードLEGENDにてW無色エネルギーを得たことにより完全体へと進化しました。
下記で紹介しますが、パワースプレーを所持することにより最低限のコンボ耐性もあり、ガブリアス・レントラーを使用したベンチ狙撃が特徴的なデッキです。

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W無色エネルギーを得たことにより、エネ周りにかなりのゆとりができ、ドータクンGのギンガスイッチからの展開にかなりの幅が効くようになりました。

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SPポケモン専用のサポートカードの存在と種ポケモンを中心とするデッキでありデッキの安定性と速さ、さまざまなポケモンを状況に応じて使い分けることができる応用力とまさに死角が少ないデッキでした。

探求ポリゴン

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探求ポリゴンはポリゴン2(DP 4)、破れた時空(Pt1)、探求者(ロストリンク)を組み合わせたコンボデッキであり、WCS2010の環境で活躍しました。
基本的な動きとしては
1:破れた時空とポリゴン2を場に出す。
2:ポリゴン2のポケパワー「ダウンロード」で探求者を使用し、自分のポリゴン2と対戦相手のベンチポケモンを手札に戻す。
3:手札に戻したポリゴンとポリゴン2を破れた時空の効果を使いすぐに進化させる。
4:別のポケモン扱いとなるため、再びポケパワー「ダウンロード」を使用し、探求者を使用する。
2~4の行動を繰り返し、対戦相手のベンチポケモンを全て手札に戻し、最終的にはワザマシンを大量に付けた

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ポリゴンZでバトル場にいるポケモンを倒して勝利を目指します。
動きだけを見ればとてもたくさんのカードを必要とします。
この動きを再現性を持たせて行う場合、大量のカードを必要とするため、サイドカードも有効なリソースとして考えられ

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「ミラクルダイヤモンド」「ミステリアスパール」「ワンダープラチナ」が複数枚搭載された冗談のようなデッキリストも存在していました。
ただし、同環境に

無eeelle題

ミカルゲ(Pt4)が存在しており、またミカルゲを採用しグッズロックをメインギミックとして使った下記で紹介しますラフレシアゲンガーが存在していたこと、何よりもこのデッキを完璧に組もうとすると大会上位賞の希少なカードを複数しようしないといけない構築難易度から大会でこのデッキ一色となることはありませんでした。
また派生形として、このコンボを内蔵して破れた時空とのシナジーもあるギャラドスを加え、普通にビートダウンプランを取ることができる

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ギャラドスポリゴンというデッキも開発されました。

ラフレシアゲンガー

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ラフレシアゲンガーは場にいるだけでグッズの使用を禁止するポケボディを持つラフレシア(Legend)に、手札の枚数を参照してダメージを与えるポルターガイストを持つゲンガー(DPs)を組み合わせたアグロコントロールデッキです。

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展開にはミカルゲ(Pt4)を使用され、最序盤からグッズロックを行うことができます。
ラフレシアゲンガーはほとんどグッズを使用せずにデッキが構築され、自分にはほとんどラフレシアによる影響を受けず一方的に行動を制限できることが特徴であり、
またポルターガイストだけでなく、ゲンガーはシャドールームによりベンチ狙撃を行うこともでき、この当時展開に多く用いられていたユクシーに対して積極的に狙い撃ちを行うこともできました。
また、ワープポイントなどのカードの使用も制限させられてしまうため、このゲンガーをバトル場から離れさせる手段も限られており、このゲンガーを攻撃し気絶させてしまうとポケパワー「しのせんこく」によりコインしだいでは相打ちとなってしまいます。
そのため、ワザによるダメージ以外の手段で倒す手段を考察される方も多かったのではないでしょうか?

サーナイト

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サーナイトはDP4で登場したサーナイトを軸としたアグロコントロールデッキです。
Pt4にてミカルゲ、LegendにてW無色エネルギーを得たことによって環境へと返り咲きました。
上記の探求ポリゴンの影響もあり、何かしらのコンボ対策が必要な環境であり、このサーナイトはミカルゲにより安定した展開ののち、W無色エネルギーを使用し、以前よりも早い速度でワザ「サイコロック」によりポケパワーの使用を制限しながら攻撃をすることができました。
それに加えポケパワー「テレパス」により相手のサポーターを使用しながら展開という従来のサーナイトが使っていた動きも可能です。

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もちろんラルトスの進化系であることからエルレイド(DP3)のような派生進化系やサーナイトLvX(DP4)といったカードも併用して使用できるのも強みでしょう。
今まではガブレンなどの存在により進化・展開する前に倒されてしまうのはオチだったデッキですが、ミカルゲとW無色エネルギーにより速度と安定性兼ね備えたデッキへと昇華しました。

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ニドクインやカイリキー、ヨノワールなどを加えたバリエーションなども存在します。

ワタッコ

ここまでで、「Legendのカードって探求者とW無色エネルギーだけしか出てきてないじゃん!」と言われそうなのでLegendのカードを軸にしたデッキも紹介します。

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ワタッコはわずか1エネで高打点を出すことができるワタッコ(Legend1)を軸にしたアグロデッキです。
バリエーションとしてはキマワリ(Legend1)と破れた時空の組み合わせによって連鎖的に展開する形やゲンガーと組み合わせたグッドスタッフのようなデッキ、レントラーGLLvXやクロバットGなどのSPポケモンの要素を加えて速度を上げた形などがあります。

低エネ域での高打点と展開速度はは素晴らしいものの、直線的なデッキとしか行えないことがネックであり、上記の探求ポリゴンに耐性が低く、またゲンガーのしのせんこくを交わす手段にも乏しいことなどあげられます。
それを補う目的でレントラーGLやゲンガーと組み合わせた型のほうが成績としては良かったようです。
速度と打点には目を見張るものがあり、まともな殴り合いに発展した場合のパワーは非常に高いです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
2009年に引き続きWCSという世界を視野にいれた大会が連続して競技思考がより高まっていた時期なんじゃないかと思います。まだほかにも紹介したいデッキもありますし、説明しきれたのかちょっと怪しいところもあるかもしれませんが当時の雰囲気だけでも味わってもらえれば最愛です。
今でも自主大会などは行われていますので、興味を持っていただけたら嬉しいです。
またどこかの年代を切り取ってこんなこともできたら面白そうだなと考えています。
是非当時の思い出などあればコメントしていただけたら嬉しいです。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。


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