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【ポケカ】Expanded Post vol,5.5 Show and Tell 【エクストラ】

初めましての方ははじめまして、ろし(@roshisyu15)と申します。記事を読んでいただきありがとうございます。
CL愛知2021も近づき、今回エクストラレギュレーションも含まれておりエクストラレギュへの関心も高まっている印象を受けます。
私は今回「も」参加できませんので、観客席から高みの見物をさせていただこうと思います。4年に1回ぐらいはCLに出たいものです。
今回はvol5.5という番外編CL愛知直前号ということで、参加者というよりも観戦ガイドのような形で予備知識や注目点などを書いていこうと思います。

はじめに

前回の記事でも説明をしましたが、特殊エネを巡るメタゲームは終焉を迎えいくつかの尺度が複雑に交わうメタゲームと進展しました。
対応範囲と攻撃力にて下記のデッキが中心としてメタゲームが進んでおり、バトルリージョンの実装によりいくつかCL愛知にて注目したい点がありますので、簡単な説明と注目点を書いていきます。

3神カイリュー

デッキコード[vfkFVf-aic1Am-1VkkF1] 3/14 $1000 Expanded Card Trooper Games Event 2nd/30

一時期メタられ環境的に深い風となり数を減らしたものの、不死鳥のように環境の中心に舞い戻ったデッキ。
このデッキの特徴としては種ポケモンが軸のデッキであること、初動札が多く展開の再現性が高いことから安定したデッキである点だと思っています。
前スタンダード環境にて最初から最後まで環境を定義づけていたオルタージェネシスGXの強さも健在し、それだけではなくカイリューVによる速攻、クワガノンVによるグッズロックといった多角的に攻めることができる点から対応力も高く、安定性・攻撃性能・柔軟性を兼ね備えたデッキであると言えます。
このデッキの存在によりカイリューVに打点が届かず一方的に攻め続けられてしまうデッキ、オルタージェネシスに対して対応する余裕がないデッキ等肩身を狭くしているデッキも存在しています。

CL愛知でのこのデッキにおける注目点としては、新たにキャンセルコロンとかがやくルチャブルが実装されたことにより今まで若干打点が足りずに受けきられてしまったポケモンVMAXや突破手段が乏しかったラフレシア(SM3H)やジュラルドンVMAXに対しての解決策を得たため、これらのカードが採用されるのか?それを受けラフレシアやジュラルドンVMAXを採用していたデッキの立ち位置がどのようになるのかという点が挙げられると思います。

アマージョ

【デッキコード】LgQQnN-OvGmYF-ng6LLQ2/12 Late Night Expanded BIG PRIZES 2nd/20

より構築も洗練され、攻撃性能だけ言えば環境最強のデッキであると考えています。あらゆる角度から攻める事ができ、少しでも隙かあれば一瞬でゲームを終わらせることができる程の突破力があります。
ただし、特性・スタジアムに依存している点、明確なメタカードが存在していることからスターバース発売前から徐々に数を減らし、大会でもあまりいい結果を残すことができていないデッキでもあります。ただしそれらのメタカードに対しての解決札も存在しており、それらを無理やり突破したこともされたことも自分自身ありデッキパワーの高さは健在です。
このデッキの存在によりHPの低い種ポケモンを使用する進化ポケモンデッキ等はギラティナの制圧力によって展開すら許されないため、3神カイリュー同様に広い範囲のデッキが肩身を狭くしている要因の一つでもあると感じています。
CL愛知でのこのデッキにおける注目点としては、これ以外のデッキがこのデッキに対してどの程度厚く対策をしてくるのかという点でしょうか?
それ以外にもスターバース以降でエンペルト(S9)といった相性のいいカードも存在しており、更なる進化を果たしたアマージョを見ることができるかもしれません。

こくばバドレックス

【デッキコード】VkVVkF-lurFuf-FvkVfw

前回の記事でも書いた通り、現在1つ頭抜けたデッキシェア率を誇るエクストラの総大将。
特性封じ、青天井火力、特殊エネルギーメタ、高耐久による受けまわしといったあらゆる要素を詰め込まれたデッキであり攻めてもよし守ってもよしと対応能力に関してはピカイチでいかなる相手でもプレイング次第でどうにかなる万能デッキという印象を受けます。
デッキの特徴上、悪デッキに対しての解答が存在せずそこに対しての勝率だけすこぶる悪いという特徴もありますが、現在デッキパワーが高い悪デッキが存在しないというのも追い風なのかと思います。
環境的にザオボーというカードが非常に強く、特性で自らドローを進めることができサポーター権を残しやすい点、バトルサーチャーを探しに行ける点からザオボーを最もうまく使うことができることもこのデッキを選択する理由の一つとして考えられると思います。
CL愛知でのこのデッキにおける注目点としては個人的に2点あり、このデッキにはいくつかバリエーションが存在しており、上記のようなシンプルな形からエルフーンVSTAR・アルセウスVSTARを採用した形などあります。どのような形のこくばバドレックスを見ることができるのかという点。
もう1点は上記の通り悪デッキがデッキパワーの低さからほとんど大会にて姿を見ることがなくなってしまいましたが、タイプ相性的に非常にこのこくばバドレックスに強く、強い悪デッキが出現するのか個人的に注目しています。

ターボメロエッタ

デッキコード[y3pSMX-i8b12r-MXXSyy]           3/3 Full Heal Expanded #6 12th/28

遅れてやってきた秘密兵器。フュージョンアーツ環境以降徐々にシェア率を伸ばしていき、現在シェア率だけ言えばこくばバドレックスに次ぐ2位に位置するデッキです。
ゲノセクトVによる異次元のドローによる展開からメロエッタによる速攻は環境随一の展開の再現性と速さを誇ります。
このデッキの特徴としてはフュージョンエネルギーの強さにあります。フュージョンエネルギーによって、アローラベトベトン(m1M)やダストダス(XY9)といったカードを無力化し展開を阻害されない点、種ポケモンのみのデッキでありながらラフレシア(SM3H)を無力化し突破ができる点、パワータブレットを用いて火力を伸ばせばVMAXをワンパンすることができる火力を持っており受け回しが困難など、既存のこのような速攻デッキに対しての対策が効きづらい点から対策が非常に立てづらいデッキです。
逆に欠点を言えばフュージョンエネルギーに依存しきっているためサイド落ちのケアがしづらい点が挙げられます。タウンマップ・ロトム図鑑等でケアすることが多いのですが、予選7Rもある大型大会でどこまで安定して勝ち続けることができるか少し疑問に思うところがあります。また同じ理由でフュージョンエネルギーに干渉可能なザオボーという明確なメタカードが存在しており、それを複数回打つことができる環境トップのこくばバドレックスの存在も目の上のたんこぶなのではないかと思っています。
上記の点を除けば安定性も高く、対策のしずらさから幅広いデッキと戦うことができる点から選択しやすいデッキであると感じています。

ウォールストール

デッキコード[n6NHPQ-p90yey-HnLLgi]

相変わらず高い勝率を誇るデッキです。基本戦術としては変わらず対戦相手の脅威を取り除きダメージソースを奪うことを基本戦術としたコントロールデッキです。
採用したカード次第でどんな相手にも対応ができるデッキであるものの、今回のCL愛知はどのような環境になるのか正直予想が立てづらく、その点を考えると構築が難しいデッキの一つであると思われます。
前回紹介した記事でも書いた通り、不意な予想外のカードでプランが狂うこと、詰み盤面からでも勝利まで時間がかかることから時間切れによる両者負けが発生しうるこの大会にて選択することに躊躇する要素が多いデッキです。
注目点としては、このデッキを選択したプレイヤーがどのようなことを考えカードを採用し形にしてきたのか、コントロールデッキのお手本のようなデッキでもあるため、普段の殴り合いのポケカとは違うカードゲームのような対戦自体も見ていて楽しめると思います。

終わりに

上記デッキが環境に君臨するデッキであると考えられ、デッキパワーによって環境が定義づけられていると考えられます。会場でも高いシェア率を誇るデッキたちであると考えられますが、上記の注目点を念頭に置きながら配信を見たらより楽しくみることができるのではないかと思います。
それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

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