見出し画像

【ポケカ】2018年に活躍したスタンダードデッキ5選 前編【XY/SM】

記事を読んでいただきありがとうございます。ろしです。
前回の2017年の記事を書いてからまたもや時間が経ってしまいましたが、そろそろ歴史を進めていきたいと思います。
少し言い訳をしようと思いますが、2018年の記事を書くにあたってこの辺りからパックの発売頻度が急激に増え環境の移り変わりが激しいこと、ローテーションを挟んでしまうのに加えてこの年からマークで管理をすることとなりローテーションが毎年行われるようになったという理由で2018年でまとめようとするとどう落とし前をつけていいのかわからなくなってました。
ローテーション前後でデッキが様変わりしてしまい、その中には歴代ポケカを代表するといってもいいレベルのデッキも多数存在するため、そこを取りこぼすのももったいないと思ってました。
その解決策として前編と後編にわけ紹介をさせてもらおうと思います。
2018年の前半はXYシリーズが使える最後のシーズンとなります。サンムーンシリーズのカードが次々と実装されポケモンのカードパワーのインフレが進みました。それらのカードを強力なXYのカードでバックアップするという非常にパワフルなデッキが数多い環境であったと思います。XY最初期から使われていたデッキもアップグレードし、群雄割拠な環境です。
その中でも活躍したデッキを5つ厳選して紹介しようと思います。

レックウザGX

まず紹介するのは裂空のカリスマで登場したレックウザGXを軸としたデッキです。
場のエネルギーの枚数を参照し打点をあげるレックウザGXのドラゴンブレイクの打点をあげるためエネルギー加速をしていくデッキです。自身の特性「しっぷうどとう」で加速ができる他、「ラティアス◇」や「ピーピーマックス」といったあらゆるエネルギー加速手段を用いて攻撃力をあげていきます。
ドラゴンブレイクの仕様上、場にエネルギーを散らしながら展開することで後続のレックウザGXの打点を担保することができるほか、ねがいのバトンといった場にエネルギーを残す手段を併用することで序盤から終盤にかけて高い打点を保ちながら攻め切ることができました。

グッズを軸に展開するため非常に速度が高く、同時期に存在した「オンバーンGX」や「ガマゲロゲEX」などのコントロール要素に干渉される前に展開しきってしまうことも可能でした。
裂空のカリスマが発売した翌週に行われたポケモンジャパンチャンピオンシップス2018ではジュニア・シニア・マスターの三部門全てでこのレックウザが優勝するという快挙を成し遂げました。

ゾロアーク

次に紹介するデッキはゾロアークです。ひかる伝説で登場したゾロアークGXですが、自身でドローを進める展開力と自身がアタッカーとして非常に優秀であることから多くのデッキで使われました。

カードプール内にベンチを最大8匹まで並べる事を可能とし自身の打点で180ダメージまであげることができる「スカイフィールド」や即攻撃することを可能とする「ダブル無色エネルギー」等その後のエクストラレギュレーションでも長きにわたり活躍したゾロアークGXデッキの主要パーツが全て使えるため非常に強力なデッキとして活躍しました。

自身で展開をすることができ、ワザの仕様上ベンチポケモンを並べることが必要なためダブル無色エネルギーを共有することができる「ルガルガンGX」や「ガマゲロゲEX」、自身が1進化ポケモンであることを利用し、ゾロアークのタイプを追加することができる「ブースター」等デッキの自由度も非常に高く数多くのデッキが生み出され結果を出しました。

デッキパワーとしては非常に高いものの、上記で例をあげたルガルガンGXをはじめとする闘ポケモンが非常に強力であり、サポートも豊富に存在していたため闘デッキが一定数存在していたこと、「ウソッキー」や「パラレルシティ」といったゾロアークGXを明確に対策することができるカードが存在していたため、環境終盤では活躍しにくい環境であったのかもしれません。
このゾロアークは今後も活躍しつづけますが、その話はまた後程。

マッシブーンルガルガン

先ほど少し触れた闘ポケモンが軸のデッキです。
一枚で完結したかのような性能をしているマッシブーンGXをメインにしたデッキです。マッシブーンGX単体で序盤中盤終盤を戦えるかのような性能をしていますが、XY時期に存在した豊富な闘ポケモンサポートカードに加え、禁断の光で登場した闘ポケモンの打点をあげることができる「ディアンシー◇」や同じ闘ポケモンでありマッシブーンGXを特性でサポートするだけではなく、自身がフィニッシャーにもなりうる性能をしている「ルガルガンGX」といった盤石なデッキとなっています。

マッシブーンGXのジェットパンチはそもそもダメージ効率がいいワザでしたが、「ディアンシー◇」「ストロングエネルギー」「ビーストエネルギー」「ちからのハチマキ」等を併用することで1エネ100ダメージ+ベンチポケモンへ30ダメージという破格の効率を誇ります。
ジャブだけでなく、攻め込まれ後手に回ったとしても「コルニ」でサーチすることができる「ビーストリング」の存在によりさら地からでもナックルインパクトで反撃することができる等先手後手ともにこなすことができます。
上記のゾロアークGXに対して弱点をつける点もあり、特に環境中盤に活躍しました。

よるのこうしん

遡れば2014年から活躍しているこの「よるのこうしん」デッキですが、更なる強化を得て最前線を走り続けています。
サンムーンシリーズに入り得た強化は追加のアタッカーである「マーシャドーGX」と何度も登場したダブル無色エネルギーを共有できるアタッカーでありトラッシュを肥やす手段でもある「ゾロアークGX」です。
今までの「よるのこうしん」デッキでは場に「よるのこうしん」持ちのポケモンが必要でしたがマーシャドーGXの登場により必要なくなり毎ターン回収する必要がなくなったほか、最大打点が240ダメージまで水増しされました。今までアタッカーがHP30の「バチュル」やHP50の「ミュウ」といった小粒ポケモンでしたが、ルール持ちポケモンであるデメリットはあるもののHP150のアタッカーとして軸をずらす事ができているのは純粋な強化であったと思います。
強力なポケモンGXが数多く登場し、非ルール持ちポケモンを軸に戦うことも可能である等環境に恵まれていたと感じます。

ウルトラネクロズマ

最後に紹介するのは禁断の光の目玉カードである「ウルトラネクロズマGX」をフィーチャーしたデッキです。
ウルトラネクロズマGX自身大量のエネルギーをコストに高打点を出す事ができるポケモンですが、当時に登場したベンチポケモンにエネルギー加速することができる「カラマネロ」の存在により青天井火力を連射することが可能で、以前に紹介した「レックビール」を彷彿させます。
このデッキのために存在しているかのようなグッズである「ミステリートレジャー」の存在によりエネルギーをトラッシュしながら必要なカードにアクセスできるなどデザイナーズデッキとして非常に高い完成度を誇ります。
「ネクロズマあかつきのつばさGX」と「かるいし」の存在もあり、自由にウルトラネクロズマGXをベンチに下げる事ができる等非常に器用に動くことが可能です。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
はじめに書きましたが、XYシリーズの最終盤の環境であり、現エクストラレギュレーションでも基盤となっている強力なトレーナーを背景とした強力なデッキが多い非常にパワフルな環境という印象を受けます。
また是非当時の思い出などあればコメントしていただけたら嬉しいです。
これ以降パックの発売頻度が増え環境の移り変わりが激しいため、今後のどように書いていくかは考え中です。
今回は以上になります。それでは長文になりましたが、もし面白かった、続きがみたい、他にもなんか書いてなどありましたら、♡押してくれたりコメント書いてくれたりRTしてくれたら喜びます。

別の記事へ

バックナンバー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?