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Âme sœur

大雨の中、びしょ濡れになって唇を重ね
AIが人を愛することができるかを一晩中語り合う
過去に生まれ変わってもまた会おうと
その口から出る全ての言葉は優しく私をいだく

詩を読み 歌を歌う
手紙に記された愛おしさを指の腹でなぞる
ああ、ルシファーに嫉妬してしまうようなお人よ
ニケは貴方のようにお美しい方なのか

その青く麗しい瞳のこぼすそれは
いったい何にその心を奪われたのか

その栗色に波打つ毛の触れるは
厳しい闘いに残る魂であろうか

火と藍が混じる瞬間の、思う
指と指の間から覗く
真っ白なお月さまとその先
この青と緑のどこか
同じ空を見上げ、感じる

少しだけ 少しだけ背伸びした匂い
いつか、それに包まれる木の実

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